
ヘッドライトの切り替え方は自動車運転に必要な知識の中でも初歩的なところだ。自動車の装置の取り扱い方だから、エンジンの始動の仕方、シフト操作の仕方などと並んで誰もが理解すべきところだろう。私は、タイヤ交換の方法やバッテリーの場所などを知らなくても免許を与えてもよいと思うが、ヘッドライトの操作の仕方を知らないような人には免許を与えるべきではないと思う。
ヘッドライトは通常上向き(ハイビーム)で使い、対向車や先行車があるときには下向き(ロービーム)に切り替えるのが正しい使い方だ。下向きのままでは照射距離が短く障害物を発見できないし、対向車や先行車がいるときにはその車の運転者を幻惑しないように下向きにする必要がある。そもそも、ハイビームは「走行用前照灯」といい、ロービームは「すれ違い用前照灯」と呼ぶ。その名称が使い方をそのまま表しているのだ。
そんなことは当然のこと、と思っていたら、どうも見当違いだったようだ。
ネットの記事でヘッドライトの使い方を知らない運転者が多数いるようなことが書いてあった。どうしてそんな人が免許を取れたのだろう、とかなり疑問に思った。運転免許試験の難易度を大幅に引き上げ、熱心に勉強しないと通らないようにすべきではないだろうか。自動車の運転は人の身体や生命に重大な危険を及ぼす行為である。また、日本では自動車の運転が日常生活に必要不可欠というわけでもない。今のように簡単に誰でも免許が取れるのは、ちょっと不自然な気がするのだ。
運転日報(サンバー)
天候:晴れ 時々 曇り
積算走行距離:4305キロ
走行条件:郊外一般道
積載:100㎏未満
Posted at 2007/11/12 22:03:30 | |
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