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素浪人☆のブログ一覧

2010年08月05日 イイね!

どれを信じていいのやら?

どれを信じていいのやら? 34度近い気温の中、トゥインゴのタイヤ交換をした。数ヶ月間保管していたタイヤを装着したので、空気圧を調整する必要がある。ちなみに、トゥインゴの指定空気圧は前220キロパスカル、後200キロパスカルである。これは、今回装着したタイヤを履いていたデミオの指定空気圧と同じである。
 空気圧の調整はスタンドで行った。スタンドにある球形のポータブルボンベにエアゲージが付いたものを借りて測ってみた。すると、どのタイヤも280キロパスカル入っている。「元々200キロパスカルで使っていたタイヤが280キロパスカルになるなんて、この夏の暑さは相当なものなんだな」などとボケた頭で考えながら、エアを抜いて指定空気圧にして帰ってきた。
 しかし、どうもおかしい。いくら酷暑とはいえ、そんなに空気が膨張するだろうか。家に帰っていつも使っているエアゲージ(写真)で測ると、今度は180キロパスカルしか入っていない。空気入れについているゲージで測っても同じである。3つのエアゲージのうちどれを信じていいものかわからなかったが、多数決で家にあるエアゲージのほうが正しいものとして、空気を補充しておいた。
 もし、あのスタンドのエアゲージが大きく狂っているのだとすると、それを信じて空気圧過小のままで走っている車が多数いるのではないだろうか。高速道路のインターに近いスタンドなので、お盆の長距離移動の前に空気圧をチェックしていく人も多いだろう。かなり心配である。

運転日報(トゥインゴ)

天候:晴れ
積算走行距離:1939キロ
走行条件:市街地・郊外一般道
乗員:1~2名


なかのひと
2010年08月05日 イイね!

クルマ選びの心理学・低価格車では幸せになれない?

クルマ選びの心理学・低価格車では幸せになれない? 人が何らかの選択を行うとき、十分に検討して納得ずくで行ったとしても、選択しなかった方の対象の長所を得られなくなるという点で、必ず不満が生じる。たとえば、大きな自動車を選ぶと小回り性を得られないことになり、小さな自動車を選ぶと大きな室内空間を得られなくなるという具合に、選択の結果として手放さなければならない要素が出てくる。このような不満が生じると人は不快な感情を覚える。そして、不快な感情を解消しようと自分で自分を正当化しようとする。
 正当化には外的正当化と内的正当化がある。外的正当化とは、たとえば、「この車はうんと安かったんだから、不満があってもしょうがない」というような正当化で、その車の個性に対する認知とは別の要因を持ってきて不満をなだめようとするものだ。他方、内的正当化とは、たとえば、「この車は確かに室内が狭いが、これは衝突安全性を重視した設計のせいであって、むしろ他車に対する優位点と見るべきだ」というような正当化で、その車の個性に対する認知そのものを変えてしまおうとするものだ。外的正当化は「諦め」に近いものがあるが、内的正当化はネガティブな評価をポジティブな評価に認知そのものを変えるので、その自動車に対する愛着や満足度を増す効果が生じる。そして、人は外的正当化をまず試み、それが不可能な場合に内的正当化をしようとするという特性がある。認知を変えるのはそれなりにエネルギーを要するので、まず簡単なほうからやってみるということだ。
 このように、外的正当化が容易でないと内的正当化を試みるという人の心理からすると、低価格の車は外的正当化が容易(安物だからしょうがない)なため、内的正当化が行われない可能性が高い。そうすると、低価格な車には愛着がわかず、満足も得られないということになる。高価格な車だとどんなに間抜けな(?)欠点があったとしても、「安物だから」と正当化することができない。それが納期が1年くらいかかるとか限定300台だとか、特別な個性を備えるものであればあるほど、敢えてそれを選んだ自分を外的正当化で納得させることはますます難しくなる。やむを得ず、人は内的正当化を行う。単なる技術的欠陥にしか見えないような事でも「味わい」とか「伝統」などと肯定的評価を与えるのである。
 同じことは、エコカーについても言える。エコカーに不満があってもすべて「環境のためだから」という外的正当化がすみやかに行われる。だから、内的正当化は行われにくい。エコカーは大抵無味乾燥で運転することが苦痛に感じられるのは、内的正当化の動機付けがゼロになるからではないか。
 現在行われている燃費競争と価格競争は、共にユーザーの満足度をどんどん希薄化させているように思われる。

運転日報(トゥインゴ)

天候:曇り 一時 雨
積算走行距離:1899キロ
走行条件:郊外一般道
乗員:1~2名


なかのひと

プロフィール

「やくみつる」
何シテル?   07/21 19:03
日本、米国、そしてベトナムで運転してきました。国が変わっても運転好きは変わりません。 ふとした思いつきからトラックボディ制作、始めました。

ハイタッチ!drive

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交通安全環境研究所 
カテゴリ:自動車
2008/11/12 23:05:56
 
NASVA(独立行政法人自動車事故対策機構) 
カテゴリ:自動車
2007/08/11 21:37:42
 

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スズキ エブリイ 四輪のカブ (スズキ エブリイ)
新・TB2号機(四輪のカブ) 何の変哲もない軽バン。ただしMT。
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