
毎年のことであるが、桜が咲く頃に雪が降る。今年降る雪はこれが最後だろう。気温は0度。道路にもシャーベット状に一時積もるほどの降りだった。
ところで、スプラッシュの燃費が悪いことは再三指摘してきたところであるが、その理由がだんだんとわかってきた。理由の1つはCVTのフリクションロスが大きいことであるが、もうひとつ、アクセル制御(アクセルバイワイヤ)の仕方が良くないことが理由である。CVTはアクセルを離した瞬間にベルトにかかる力の向きが反転して「カクン」と大きなショックを起こす。だから、市街地等で頻繁にアクセルのON・OFFを繰り返すとガクガクとショックの連続になる。これを避けるためにスプラッシュではアクセルを離してもスロットルをわずかに開いた状態を維持している。燃費運転のためにはスロットルを完全に閉じた状態で燃料カットを働かせたいのだが、車のほうで勝手に燃料を噴射してしまうのだ。この状態はアクセルを離してから3~5秒程度続く。そのため、信号等で停止しようとする場合、燃料が噴射されている状態のままブレーキを踏むことになる。これはアクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなもので、燃費を低下させてしまう。
CVTのギクシャクは運転操作で回避することにして、スロットルの動作はアクセル操作にシンクロする設定のほうが燃費運転には向いている。
運転日報(スプラッシュ)
天候:くもり 後 雪
積算走行距離:6675キロ
走行条件:市街地
乗員1~2名
Posted at 2011/04/19 21:41:00 | |
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雑感 | クルマ