18日の大型二輪教習7日目。コース走行と「見きわめ」を行う。だいたい問題ないが、一本橋が厳しい。落ちずに通るとタイムが短すぎ、タイムを稼ごうとすると落ちる。安定的に12~3秒で通れないと本番で制限時間(10秒)をクリアすることは難しい。それでも「見きわめ」自体には合格し、19日の卒検を予約する。
19日卒検。朝9時に集合し説明を受ける。今日の二輪の受験者は4名。大型は私だけである。当然、受験番号は1番を割り振られる。コース番号は1番。1番手だからあっという間に試験が始まった。そこで私は苦手の一本橋をどうするか考えた。試験では、脱輪、接触、転倒、優先車妨害等があると一発中止である。これに対し、課題で規定時間をクリアできないことは減点されるにすぎない。とすれば、一本橋をサクっと速く通過して減点されても、他で減点されなければ確実に合格できるはずだ。規定時間を意識して脱輪するよりは、恰好なんて気にしないでサクっと通過したほうが合格に結びつく。そうだそうしよう、と決意してスタートする。
スタートからS字、クランク、坂道発進、障害物と進む。安全確認、合図、進路変更、すべて完璧なはずだ。1番手だから他に走行車両もなく、優先車妨害の心配もない。問題の一本橋にさしかかる。躊躇無くかなりの勢いで落ちずに通過する。後で聞いたところでは8秒程度しかかかっていなかったそうだ。中型も真っ青な高速通過である。
一本橋を過ぎ、外周を回っていくと一時停止の丁字路から目の前に中型二輪の受験者が飛び出してきた。「危険予知」していたため急ブレーキで回避。飛び出した受験者は「優先車妨害」で一発中止である。課題も大事だが、こういうミスをしないことが必須である。なにより、教習所で事故を起こしたら洒落にならない。四輪と違って二輪は補助ブレーキも横に乗る教官もないので危険である。
動揺しないように気をつけながらスラローム、波状路、踏切、そして急制動と問題なくこなし、発着点に戻る。試験官の講評で一本橋が速すぎることと波状路でウインカーを戻していなかったことを指摘されたが、これだけなら減点は合格点を上回る程度ですむはずだ。
待合室に戻って発表を待っていると・・・合格!4名のうち2名が合格だった。
大型二輪教習(普通二輪MTより)データ
教習期間:5月17日~6月18日(7日間・12時間)
卒業検定:6月19日(1回)
費 用:112,700円(税込)
受験者が少ないので10時に終了し、家に戻った。飲む人ならパァーッと祝杯を挙げたいところだろうが、私は飲まないのでいつもの温泉に向かう。蔵王エコーラインを抜けると・・・
タイヤのショルダーがボロボロ・・・スタッドレスだから余計である。エコーラインを走っている間タイヤのゴムが焦げる匂いが漂う。
温泉でいつもより多めに寛いで・・・
蔵王に来ているBMWが以前とは違って見える。免許を取ったから乗れるのだ、と思うととても身近に感じられる。やっぱり乗るならBMWがいいなぁ・・・。
締めはやっぱりこれでしょ。
Posted at 2014/06/19 21:08:40 | |
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