
今日は土曜日だし、残業でいつもより1時間半出発が遅いから、渋滞はそんなにひどくないだろうと思い、遠回りの高速ルートを通らず混雑するチュンズオン橋のルートを選んだ。しかし、甘かった。ギタン通りの入り口の交差点で大渋滞で、帰宅に1時間10分もかかってしまった。
こんな渋滞の中をジリジリ動くのに車体の重いバイクはあまり向かない。微速で動いているときに急停車させられることもあり、重いバイクだとそのまま立ちごけすることが懸念される。バランスを崩して足を出そうとしても、隣のバイクが近すぎて出せないこともあり得る。そして立ちごけすれば、周囲を巻き込むことは避けられない。
今うちにあるFUTUREは105キログラム、WINNERは120キログラムと軽量な車体で、取り回しは楽々である。いざとなれば抱えて引っ張りまわせば方向転換できるし、立ちごけはまず考えられない。これが200キロを超えるような大型バイクなら、かなり気を遣うことになるはずだ。毎日の通勤の中で、バランスを崩す心配をしなければならないのは辛い。
もっとも、今のWINNERは明らかにパワー不足である。片道35キロ(高速ルートを通ると45キロ)の幹線道路を走るのに、最高速が130キロのバイクで90キロ~100キロを維持するのは大変である。意地悪な車に煽られても、車よりも遅いバイクでは振り切ることも難しい。せめて150キロは出る性能がないと、楽に幹線道路を走ることができない。250ccや300ccではちょっと不安である。
そんなことを考えていると、ちょうどいいモデルを見つけた。KAWASAKI Ninja 400である。
このモデルのいいところは、何より軽いことである。168キログラムといえば、250ccクラスの重量である。サイズも小さい。全長は2メートルを切っている。これなら、今のバイク置き場になんとか収まるはずだ。LEDヘッドライトも標準装備で、真っ暗なベトナムの道でも安心である。もちろん、ABSも付いている。ジャンル的にはスーパースポーツなのかもしれないが、ハンドル位置が高く、リアキャリアを付ければツーリングにも向くはずだ。ホイールベースが短いから乗り心地面では不利そうだが、その分回頭性はいいだろう。
日本からキャッシュを持ってこないと購入できないので、次の帰国(来年2月)以降になると思うが、たぶんこのモデルを購入することになるだろう。ただ、3か月先にはどう気が変わっているかは定かでない(苦笑)。
Posted at 2017/12/03 02:27:55 | |
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