
3月11日の東北地方太平洋沖地震で日常生活の連続性がぷっつりと断ち切られたようになってしまったが、地震直前の時期にはPCのメンテナンスをしていた。うちには2台のサーバー(ウェブサーバーとカメラサーバー)が常時稼動しており、そのほかに普段使いのデスクトップが2台、ノートPC1台の計5台のPCがある。サーバーにしているPCのハードディスクに故障の兆候が出てきたのでそれらを交換し、ついでにOSをFedora2からFedora14にアップデートした。今度調達したハードディスクの1つはSATAの1テラバイトのもので、これでメインPCのハードディスク容量は大幅にアップした。また、サーバー用には5400回転のものでRAID1を構成した。「キーン」という耳障りな作動音が軽減されて随分と快適になった。故障したハードディスクは10年前と7年前の製造で、よくもったものだと思う。
ところで、我が家にはUPS(無停電電源装置)がある。サーバーはUPSに接続されており、停電時にも3~10分程度動作し続ける。地震発生時にうちのライブカメラを見ている人がいたなら、水槽の照明が消え水が激しく波打つ様子や亀の陸場が崩れる様子を目撃したに違いない。光ファイバーやパケット通信網が維持されていたらの話ではあるが。
今回の震災と計画停電の影響でUPSや発電機が飛ぶように売れているらしい。停電してもインターネットを維持しようということのようだが、一般的なUPSは10分程度しかもたないのであまり意味がない。それに、震災では電話局がダウンしてしまうので自分のPCとモデムだけ生きていても役に立たない。震災時までネットに依存し続けることはかなり難しそうである。
運転日報(トゥインゴ)
天候:雨 のち 晴れ
積算走行距離:14823キロ
走行条件:市街地・郊外一般道
乗員1~2名

Posted at 2011/03/31 20:56:47 | |
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