
危険な煽り運転、割り込み運転などの記事が目立つ今日このごろ。京都の方でドライブレコーダーの記録を基に危険運転ひき逃げ犯が即日逮捕されたというニュースを見て、「やっぱりドライブレコーダーはいいやつを付けとかないといかん」との思いを改にしている。2004年ごろからVHSのVTRと防犯カメラを組み合わせた自作ドライブレコーダーの運用を開始していた私としては、最近のドライブレコーダーの普及ぶりは大変嬉しく思っている。
ドライブレコーダーはフロントガラスに取り付けて前方を撮影するものが一般的だが、このニュースのドライブレコーダーの映像は後方を撮影していたものだという。煽り運転は通常後方からやられるから、前のドライブレコーダーのみでは記録が残らない。やはり、後方にもドライブレコーダーを取り付けたほうがいいと思う。後方のドライブレコーダーには後続車のドライバーの顔が至近距離から写る。また、カメラの存在が煽りドライバーから見えるので、牽制する効果も期待できる。
なお、ワイパーの作動範囲を考えるとリアウインドウの上部中央にカメラを付けたくなるのだが、そうするとバックミラーの視界を大きく遮る。かといって端に寄せるとワイパーの作動範囲から外れる。後ろのカメラはなるべく小さいものを中央からちょっと右に寄せたあたりに付けるのがベストだと思う。セダンならリアウインドウがあまり汚れないから右端でもいいだろう。
ドライブレコーダーの性能的には、今はFull HDのものがおすすめだ。Full HDのものを一度見てしまうと普通のHDのモデルの画像ははっきり見劣りがする。ドライブレコーダーのレンズは広角のものが多いから、対象物が小さく映る。解像度が低いと他車のウインカーの点滅やドライバーの顔の向きなどがわからないので、情報量が格段に落ちる。SDカードの容量あたりの記録時間が短くなってしまうのが難点だが、今は64GバイトのマイクロSDもけっこう安く買えるので問題ない。
ドライブレコーダーは前後に二つが普通になれば、煽り運転の抑止効果がある程度期待できるのではと思っている。
Posted at 2017/10/18 02:17:16 | |
トラックバック(0) |
ドライブレコーダー | クルマ