
丁字路を右折しようとしたら、なぜか真正面からバイクが・・・。交差点を左折するとき(日本では右折)ショートカットする人がとても多いので、油断ならない。
とっさにブレーキをかけたが、旋回中なのでリアを強めに踏んで、後輪がロックした。困ったことに、WINNERで後輪をロックさせてしまうと、ブレーキを放してクラッチを切って後輪を回転させ、またクラッチを繋いでもまたロックしてエンジンが始動しない。これは6速でも同じなので、後輪ロックでエンストするとセルで再始動しなければならない。
これはとても困った特性である。エンジンのトルクが小さくて単気筒なのでクラッチを繋いだままでも後輪ブレーキをちょっとかけるとたちまちロックしてエンストする。エンストしたら最後、クラッチ操作ではエンジン始動できない。バイクはパワーがないとバランスをとることが難しいので、エンストしてしまうと転倒につながりかねない。危険回避の場面でも、急ブレーキ→回避操作(旋回)→加速して離脱 という操作をすることが多いのに、急ブレーキの際にエンストしてしまうとその後の操作がつながらなくなる。
もちろん、ブレーキを踏む前にクラッチを切っていれば問題ないのだが、咄嗟の場合どうしてもブレーキを踏む動作のほうが素早いので、後輪ロック→エンストの状況に陥ることがある。運転者としては、後輪ブレーキを踏んでロックしたら、今度はブレーキを緩めてロックを解除しようとするのだが、ブレーキを緩めてもクラッチを切らないとロックを解除できない。強くブレーキをかけるような場面で余計な操作をしなければならないというのは安全ではないと感じる。
やはりABS付のものに乗り換えたほうがいいだろうか・・・。
Posted at 2018/01/14 01:22:10 | |
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