
本日はフェラーリ 512TRにご来社いただきました! お持込くださいましたお客さま、いつもご愛顧くださり誠にありがとうございます。
1991年-1994年に発売されました
フェラーリ 512TRになります。
仲林工業では、フルモデルチェンジした国産の新型車(トラック・バス・バイク・福祉車両等以外)や、
メルセデス・ベンツ / AMG / BMW / BMWアルピナ / アウディ / フォルクスワーゲン / ポルシェ / ジャガー / MINI / ローバー / フェラーリ / アルファロメオ / ルノー / プジョー / ボルボ / シボレー / フォード / クライスラー
上記海外メーカーのフルモデルチェンジした新型車を常に求めております。
まだ仲林工業に型が無い場合、採寸にご協力いただけましたら、第1号ボディカバーを無料でプレゼントさせていただくキャンペーンを実施中です(詳しくは
コチラ)。
しかしその対象外のお車に関しましても、仲林工業に型がない場合、採寸代は発生してしまいますが、実車をお持込いただけましたら型出しを行い、お作りさせていただきます(詳しくは
コチラ)。
採寸から開始しまして、第1回サンプルカバーで全体的にフィット。
フロント部分のゆとりを詰めた第2回サンプルカバーで完成です。
装着シルエットを掲載します。
うしろマチ「あり」の型になりました。
マチとは?
車の横面に対する生地と天井を走る生地の間、コーナー四隅に入っている細長い三角の生地のことです(車種形状により、四隅に入っていないものもありますが、だいたい、四隅にこのマチがあります)。
もっとわかりやすく知りたい方は、
コチラの記事をご覧ください。
ページ後半から、灰色の生地にて縫いつけてある部分(パーツ)のことを「マチ」と呼びます。
出来るなら、このマチは無い方がボディカバーとしては良いです。
ミシンの縫い目が減ることで、その分、老朽化が遅れるからです(縫い目があると、糸が解けたり、切れたりして、どうしても老朽化の原因になってしまいます)。
また、雨水などの浸透も少なくなります。
ただ、お車の形状により、マチを無くすことでフィッティングが崩れる場合もあります。
フィッティングが劣ってしまってもいけないので、その場合はどちらがベストかよく検討したうえ、マチを入れたりしています。
うしろマチは「なし」となる車種が多いのですが、今回は、フィット感の崩れによりマチ必須となりました。
こころもち丈が短めとなりましたので、
カバーのすそを全体的に 3cm延長
上記1点、修正して型にしています。実際の製品はこの写真よりももう少ししっかりと被るものになっておりますので、ご留意くださいませ。
なお、フェラーリのようなタイヤハウスがドア部分よりもボリュームがあるお車の場合、「
腹下通しの2.8メートル留め具」でフィット感を向上させることが可能です。
ポルシェ911(991)911後期型ですが、比較した写真がありますので掲載致します。
(皺のより方やたわみ具合は、車種形状によって異なります)
「腹下通しの2.8メートル留め具」装着には、まずメス型部品を付けなければならないのですが(カバーのサイドに付いている、黒い点のような部品です)、付けたうえで腹下通しを実際に装着すると、このようなシルエットになります。
盛り上がったタイヤハウスによって、ちょうどドア部分のカバーのすそがたるみ浮きがちになってしまうのですが、「腹下通しの2.8メートル留め具」で絞っていただけましたら、このようにサイド部分を抑え、よりボディにフィットした状態になります。
フェラーリ 512TRは、リア部分のボリュームによりフロントのタイヤハウスにかけて「浮き」があるのが写真から見てもわかります。この「浮き」を抑えたい場合は、「腹下通しの2.8メートル留め具」を是非ともご検討ください。
強めの風であってもはためきが少なくなり、ボディへの擦り傷も軽減されためカバーとしての効果もあがります。
屋外でありましたら、見た目としてもまた効果としても「
腹下通しの2.8メートル留め具×すそ紐絞り加工」がオススメです。
お客さま、毎度 実車をお持込くださいまして誠にありがとうございます。
TT-9000(裏起毛)生地による完成品の方、仕上げさせていただきますので、どうぞ引き続きよろしくお願い致します!
ご注文はサイトからお受けしております。
ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業
https://www.nh-cover.jp/
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新作完成シルエット | 日記
Posted at
2016/06/29 18:30:14