
本日はアルファロメオ ジュリエッタ スパイダーにご来社いただきました! お持込みくださいましたお客さま、誠にありがとうございます。
1950年代にアルファロメオから発表された(初代)のジュリエッタ、なかでも
ジュリエッタ スパイダーになります。
仲林工業では、フルモデルチェンジした国産の新型車(トラック・バス・バイク・福祉車両等以外)や、
メルセデス・ベンツ / AMG / BMW / BMWアルピナ / アウディ / フォルクスワーゲン / ポルシェ / ジャガー / MINI / ローバー / フェラーリ / アルファロメオ / ルノー / プジョー / ボルボ / シボレー / フォード / クライスラー
上記海外メーカーのフルモデルチェンジした新型車を常に求めております。
まだ仲林工業に型が無い場合、採寸にご協力いただけましたら、第1号ボディカバーを無料でプレゼントさせていただくキャンペーンを実施中です(詳しくは
コチラ)。
しかしその対象外のお車に関しましても、仲林工業に型がない場合、採寸代は発生してしまいますが、実車をお持込いただけましたら型出しを行い、お作りさせていただきます(詳しくは
コチラ)。
採寸から開始です。
今回は、ボディ形状的にマチ必須となりました。
マチとは?
車の横面に対する生地と天井を走る生地の間、コーナー四隅に入っている細長い三角の生地のことです(車種形状により、四隅に入っていないものもありますが、だいたい、四隅にこのマチがあります)。
もっとわかりやすく知りたい方は、
コチラの記事をご覧ください。
ページ後半から、灰色の生地にて縫いつけてある部分(パーツ)のことを「マチ」と呼びます。
出来るなら、このマチは無い方がボディカバーとしては良いです。
ミシンの縫い目が減ることで、その分、老朽化が遅れるからです(縫い目があると、糸が解けたり、切れたりして、どうしても老朽化の原因になってしまいます)。
また、雨水などの浸透も少なくなります。
ただ、お車の形状により、マチを無くすことでフィッティングが崩れる場合もあります。
フィッティングが劣ってしまってもいけないので、その場合はどちらがベストかよく検討したうえ、マチを入れたりしています。
うしろマチは「なし」となる車種が多いのですが、今回は、フィット感の崩れによりマチ必須となりました。
第1回サンプルカバーで全体的にフィット。フロント、リアのゆとりを削った第2回サンプルカバーで完成です。
装着シルエットを掲載します。
リア部分、しっかりと覆われていますが、マフラーを露出してカバーすることも可能です。
今回、お持込いただきました車種に限りませんが、運転直後はマフラーが高熱を帯びていることがあります。冷めないうちにカバーしてしまうと、燃え広がることはまずないのですが、マフラーの当たるカバー生地のその部分だけ溶けがかったり、早く傷んで耐久性にも影響してしまいます。
完全に冷めきるまでは時間がかかりますが、少なくとも手で触れられるくらいの、ほんのり温かい段階まで冷ましてからのカバー装着をお願い致します。
丈がこころもち短くなりましたので、
全体的に すそを2cm延長
上記1点、修正して型にしています。
実際の製品は、この写真よりももう少し深めに被り、ホイールが覆いきれるかどうかという状態になりますので、ご留意ください。
また左側にドアミラーがあるのですが、車体形状的にミラー袋を「なし」にしています。ミラーの突出が少なく、例え小型の浅いミラー袋を装備したとしても浮いてしまうことが予想されたからです。
このようなときは、いっそミラー袋を「なし」にしてしまった方が着脱も引っかかりがなくスムーズに行えますし、生地の揺らぎを抑える役目にもなり、カバーの効果が増す場合があります。
実際に、突っ張るというよりはミラーに軽く押されているといった感じで、ミラー自体に負荷がかかるレベルではありません。
お客さま、この度はお持込みくださり誠にありがとうございました! 年明けにまた別のお車をお持込みいただけるとのこと、お待ちしておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
ご注文はサイトからお受けしております。
ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業
https://www.nh-cover.jp/
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新作完成シルエット | 日記
Posted at
2017/11/16 18:04:40