
昨日はロータス エキシージにご来社いただきました! お持込みくださいましたお客さま、以前より弊社製品をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
2004年~2011年にかけて発売されました
ロータス エキシージはシリーズ2になります。
エアロにスポイラー、リアトランクにはGTウィングがガッチリ装備されております。
お持込がなくとも、外観形状のわかるお写真等を頂戴しまして、部分的にサイズアップしてお作りすることは可能です。
しかし、あくまで実車からの採寸ではないサイズアップになりますので、お車に装着した際、それがきっちりときれいにフィットするかというと、その保証はありません。採寸も、私・仲川が行わない限り(お客さまのほうで行っていただいても)、全体のバランス等もあり、うまくいくことはありません。
そこで、社外品が付いているお車や改造車に対しましては、
コチラのように定めさせていただいております。
フィットしたカバーをお求めの場合は、その車両のお持込がどうしても必要となってきます。
ただ、社外品が付いているお車、改造車の場合、そのお車1台だけのカバーになりうることが多いため、カバーの本体代金のほかに、採寸代を頂戴しております(詳しくは
コチラ>)。
第1回サンプルカバーで全体的にフィット。
意外にも、GTウィング部分はきれいにフィットしてくれました。フロント部分のゆとりを削った第2回サンプルカバーで完成です。
装着シルエットを掲載します。
★お客さまのご要望により、カバー丈はかなり深めにお作りしています。
うしろマチ「あり」の型になりました。
マチとは?
車の横面に対する生地と天井を走る生地の間、コーナー四隅に入っている細長い三角の生地のことです(車種形状により、四隅に入っていないものもありますが、だいたい、四隅にこのマチがあります)。
もっとわかりやすく知りたい方は、
コチラの記事をご覧ください。
ページ後半から、灰色の生地にて縫いつけてある部分(パーツ)のことを「マチ」と呼びます。
出来るなら、このマチは無い方がボディカバーとしては良いです。
ミシンの縫い目が減ることで、その分、老朽化が遅れるからです(縫い目があると、糸が解けたり、切れたりして、どうしても老朽化の原因になってしまいます)。
また、雨水などの浸透も少なくなります。
ただ、お車の形状により、マチを無くすことでフィッティングが崩れる場合もあります。
フィッティングが劣ってしまってもいけないので、その場合はどちらがベストかよく検討したうえ、マチを入れたりしています。
うしろマチは「なし」となる車種が多いのですが、今回は、フィット感の崩れによりマチ必須となりました。
もっとも負荷のかかるウィング両端の角は、縫い目がかからないよう設計しました。同時にできるだけ張りを避けるために、微妙にふんわりと浮くように周辺の縫製ラインを考慮しました。
ウイングの両端、しっかりと覆いながらも負荷がかかり過ぎない、安心できる印象になりました。
ルーフからウィング両端にかけてのサイドの縫い目ライン、この部分を凹ませることで、ルーフ後方とウィングの間に雨水等が溜まりにくいよう設計しています。こちらも成功です。
お客さま、この度はご足労くださり誠にありがとうございました! TT-9000(裏起毛)生地による第1号ボディカバー発送の際には、改めてご連絡させていただきます。
いつもご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
どうぞ、引き続きよろしくお願い致します!
ご注文はサイトからお受けしております。
ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業
https://www.nh-cover.jp/
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特注製作やってます | 日記
Posted at
2018/07/20 17:14:44