
昨日から鈴木自動車工業(現・スズキ)のスズライトにご来社いただいております! お持込みくださいましたお客さま、遠方よりご足労くださり、誠にありがとうございます。
現在のスズキである鈴木自動車工業が、1955年に発売した軽自動車
スズライト、その2代目の最終型になります。
恐らく、弊社作業場にお持込みいただいたお車の歴代で、もっともクラシックカーになるものと思われます。
仲林工業では、フルモデルチェンジした国産の新型車(トラック・バス・バイク・福祉車両等以外)や、
メルセデス・ベンツ / AMG / BMW / BMWアルピナ / アウディ / フォルクスワーゲン / ポルシェ / ジャガー / MINI / ローバー / フェラーリ / アルファロメオ / ルノー / プジョー / ボルボ / シボレー / フォード / クライスラー
上記海外メーカーのフルモデルチェンジした新型車を常に求めております。
まだ仲林工業に型が無い場合、採寸にご協力いただけましたら、第1号ボディカバーを無料でプレゼントさせていただくキャンペーンを実施中です(詳しくは
コチラ)。
しかしその対象外のお車に関しましても、仲林工業に型がない場合、採寸代は発生してしまいますが、実車をお持込いただけましたら型出しを行いお作りさせていただきます(詳しくは
コチラ)。
第1回サンプルカバーで全体的にフィット。
フロント部分を重点的に詰め、フェンダーミラー袋を付けた第2回サンプルカバーで完成です。
装着シルエットを掲載します。
ルーフの両端、ドアバイザーの装着位置に、カバーのゆとりが見受けられるのがおわかりいただけますでしょうか。
こちら、削って、もっとフィット感を出すことは当然のことながら可能です。
しかし、ちょうど縫い目がかかるこのライン、ルーフの端がけっこう鋭くレールのようにめくれ上がっておりました。
これによりすぐにダメージを受けることはないと思われますが、縫い目の糸や生地と常に擦れてしまっては、ボディにもよくありませんし、早めにカバーが裂けていってしまう可能性もあります。
その原因を避けた形になります。
前後、マチ「なし」の型になっています。
マチとは?
横生地と天井を走る生地の間、コーナー四隅に入っている細長い三角の生地のことです(車種形状により、四隅に入っていないものもありますが、だいたい、四隅にこのマチがあります)。
もっとわかりやすく知りたい方は、
コチラの記事をご覧ください。
ページ後半から、灰色の生地にて縫いつけてある部分(パーツ)のことを「マチ」と呼びます。
出来るなら、このマチは無い方がボディカバーとしては良いです。
ミシンの縫い目が減ることで、その分、老朽化が遅れるからです(縫い目があると、糸が解けたり、切れたりして、どうしても老朽化の原因になってしまいます)。
また、雨水などの浸透も少なくなります。
ただ、お車の形状により、マチを無くすことでフィッティングが崩れる場合もあります。
フィッティングが劣ってしまってもいけないので、その場合はどちらがベストかよく検討したうえ、マチを入れたりしています。
お客さま、この度はご来社くださり、誠にありがとうございました!
明日、TT-9000(裏起毛)生地による第1号ボディカバーの完成品の仕様について、ご相談させていただきます。
お帰りをお待ちしております。どうぞ、引き続きよろしくお願い致します!
ご注文はサイトからお受けしております。
ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業
https://www.nh-cover.jp/
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新作完成シルエット | 日記
Posted at
2019/02/19 19:25:23