
先週はトヨタ ランドクルーザー70にご来社いただきましたので、その時のようすをレポート致します。お持込みくださいましたお客さま、以前より弊社製品をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます!
1951年から発売されていますトヨタ ランドクルーザーは、1984年からの70系、なかでも2023年夏、約8年ぶりに日本へ再導入された
再々販のランクル70になります。
仲林工業では、フルモデルチェンジした国産の新型車(トラック・バス・バイク・福祉車両等以外)や、
メルセデス・ベンツ / AMG / BMW / BMWアルピナ / アウディ / フォルクスワーゲン / ポルシェ / ジャガー / MINI / ローバー / フェラーリ / アルファロメオ / ルノー / プジョー / ボルボ / シボレー / フォード / クライスラー
上記海外メーカーのフルモデルチェンジした新型車を常に求めております。
まだ仲林工業に型が無い場合、採寸にご協力いただけましたら、第1号ボディカバーを無料でプレゼントさせていただくキャンペーンを実施中です(詳しくは
コチラ)。
第1回サンプルで全体的にフィット。
フロントとリアを詰めた第2回サンプルで完成です。
装着シルエットを掲載します。
(フォグランプによってその箇所が張っていますが、ここはわずかにゆとりを持たせて商品化しています)
今回は特に、カバー構造に規定外の要素を取り入れることとなりました。
と言うのも、フェンダーからつながったマッドガードとも呼ぶべきこの箇所。
【復刻版】と異なり、地面に向かって下がっているうえ、サイドステップは地面から高いという落差がございます。
しかし、カバー丈はこのフェンダーもきちんとフォローできるよう確保しなければなりません。
仲林工業カバーは、カバーのサイドのすそは一直線であることが鉄則。サイドステップからすれば、カバーの丈がかなり長くなりますが、今回はこのような構造に致しました。
留め具につきましても、サイドステップとの干渉を避けるため、あえてサイドステップの下でコネクトできるよう計算しています。フェンダー下部をしっかりとフォローしつつ、サイドステップの下でベルトを締めるイメージです。
結果的に、ボディボリュームよりもカバーの丈が深めになっています。留め具「すそ紐絞り加工」の際は、他車種よりも、よりしっかりと絞り上げていただく必要があるかもしれません。
補助ミラーには補助ミラー袋。
前後マチ「なし」の型になっています。
マチとは?
横生地と天井を走る生地の間、コーナー四隅に入っている細長い三角の生地のことです(車種形状により、四隅に入っていないものもありますが、だいたい、四隅にこのマチがあります)。
もっとわかりやすく知りたい方は、
コチラの記事をご覧ください。
ページ後半から、灰色の生地にて縫いつけてある部分(パーツ)のことを「マチ」と呼びます。
出来るなら、このマチは無い方がボディカバーとしては良いです。
ミシンの縫い目が減ることで、その分、老朽化が遅れるからです(縫い目があると、糸が解けたり、切れたりして、どうしても老朽化の原因になってしまいます)。
また、雨水などの浸透も少なくなります。
ただ、お車の形状により、マチを無くすことでフィッティングが崩れる場合もあります。
フィッティングが劣ってしまってもいけないので、その場合はどちらがベストかよく検討したうえ、マチを入れたりしています。
お客さま、この度もご足労くださり誠にありがとうございました! TT-9000(裏起毛)生地による第1号ボディカバー、発送させていただきましたので、ご活用いただけましたら幸いです。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します!
ご注文はサイトからお受けしております。
ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業
https://www.nh-cover.jp/
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新作完成シルエット | 日記
Posted at
2024/04/12 18:05:36