
今週になってからシボレー エクスプレス スタークラフトにご来社いただいています。お持込くださいましたお客さま、誠にありがとうございます!
GMが製造するフルサイズバン、その
ハイルーフになります。広大な室内に加え、外装からもアメリカンな雰囲気が漂います。
仲林工業では、フルモデルチェンジした国産の新型車(トラック・バス・バイク・福祉車両等以外)や、
メルセデス・ベンツ / AMG / BMW / BMWアルピナ / アウディ / フォルクスワーゲン / ポルシェ / ジャガー / MINI / ローバー / フェラーリ / アルファロメオ / ルノー / プジョー / ボルボ / シボレー / フォード / クライスラー
上記海外メーカーのフルモデルチェンジした新型車を常に求めております。
まだ仲林工業に型が無い場合、採寸にご協力いただけましたら、第1号ボディカバーを無料でプレゼントさせていただくキャンペーンを実施中です(詳しくは
コチラ)。
しかしその対象外のお車に関しましても、仲林工業に型がない場合、採寸代は発生してしまいますが、実車をお持込いただけましたら型出しを行い、お作りさせていただきます(詳しくは
コチラ)。
今回のシボレー エクスプレスにつきましては、特注でのカバー製作となります。
※乗用車以外の車両カバーにつきましては、2021年5月をもちまして製作終了となりました。
お持込いただいたものの、その車両サイズに弊社作業場に入庫いただくことができませんでした。
あらかじめ了承いただき、屋外での作業となります。
採寸は通常通り。ただサイズがおおきいため、車両周囲に脚立を用意しての作業です。
第1回サンプルで全体的にフィット。ゆとりを詰めていきます。
雨が降り、作業は定期的に中断となりました。ボディが雨に濡れていては、カバーが張り付いて正確につめることができません。
晴れ、ボディが乾いているのを確認してから第2回サンプルを装着。リアに突っ張りが。こんどは生地を付け足し、第3回サンプルで完成です。
装着シルエットを掲載します。
うしろマチ「なし」の型になっています。
マチとは?
横生地と天井を走る生地の間、コーナー四隅に入っている細長い三角の生地のことです(車種形状により、四隅に入っていないものもありますが、だいたい、四隅にこのマチがあります)。
もっとわかりやすく知りたい方は、
コチラの記事をご覧ください。
ページ後半から、灰色の生地にて縫いつけてある部分(パーツ)のことを「マチ」と呼びます。
出来るなら、このマチは無い方がボディカバーとしては良いです。
ミシンの縫い目が減ることで、その分、老朽化が遅れるからです(縫い目があると、糸が解けたり、切れたりして、どうしても老朽化の原因になってしまいます)。
また、雨水などの浸透も少なくなります。
ただ、お車の形状により、マチを無くすことでフィッティングが崩れる場合もあります。
フィッティングが劣ってしまってもいけないので、その場合はどちらがベストかよく検討したうえ、マチを入れたりしています。
カバーがおおきいため、サイドを抑える「
腹下通しの2.8メートル留め具」を装備してみました。
良い具合に留まりました。
ただ2対目がやや前寄りですので、30cm程後方へずらします。
(完成品は、1対目と2対目のバックルの間隔がもっと開きます)
お客さま、この度は実車をお持込くださいまして誠にありがとうございました。
TT-9000(裏起毛)生地による完成品が仕上がりましたら改めてご連絡させていただきます!
どうぞ引き続きよろしくお願い致します。
ご注文はサイトからお受けしております。
ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業
https://www.nh-cover.jp/
Posted at 2014/10/22 18:21:25 | |
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新作完成シルエット | 日記