マレーシアの歴史ある島。ペナン島。
16世紀に英国の東インド会社に目をつけられ、18世紀に英国に占領された西洋の東方進出基地でした。
20世紀の初めには、サマセット・モームやヘルマン・ヘッセなどの文豪、政治家、軍人、植物学者などが欧州から訪問し、滞在しました。
第二次大戦中は無戦闘で日本の占領下になり、日本の敗戦後、英国領を経て1957年に独立し、1963年にマレーシア連邦に加わりました。
20年程前にこのエリアにある顧客を開拓し、数年に1回の割合で訪問することになりました。
私にとってマレーシアは英国滞在時に帰国する際に1度だけトランジットで立ち寄っただけの国、このエリアの顧客を訪問するのも、滞在ホテルやエリアを決めるのも初めてでした。
顧客は、ペナン島ではなくて、橋を渡ったマレーシア本土側で、高速道路も使ってホテルから1時間30分から2時間の距離。
この近くのマレーシア本土側には、英語が通じる外国人向けのビジネスホテルがほぼ皆無なので、この島から通います。
ホテルの部屋から見ると、パラセーリングをしている人が見えます。
海岸ではこういうアトラクションをしているようですが、マレーシアの海はマングローブの林と土は茶色の泥で見た目があまりきれいではありません。
海岸の砂はどこかから持ってきたと聞いています。
寒い英国の人たちにとっては、熱帯のペナン島は南国のリゾートなんでしょうね。
仕事で訪問している私にとって、こういう風景はなごみます。
部屋で仕事をしていても、窓の外に楽しそうな光景が見えるのは殺風景な都会の景色の中で仕事をしているよりストレスが少なく感じます(^^)
パラセーリングは20年以上前に訪れたGUAM島で経験したことがあります。
その時は、グライダーに身体を止めているハーネスがほつれかけていて、その恐怖で景色を楽しむどころではありませんでした(^^;;
こんな景色を眺めながら、11時ごろまで部屋で仕事をしてから出かけます。
顧客との約束は13:00から。大事を取って、2時間前に出かけます。
顧客には、陸路、橋と高速道路で、1時間半ほどかかるのですが、当初はホテルで呼んでもらったタクシーで通っていましたが、タクシー代を現地相場の10倍以上でぼられていたこと、顧客の場所がジャングルを切り開いた工業地帯で、人気もなく、治安上の不安があること、などから、私がレンタカーで自分で運転して訪問することになりました。
顧客での数時間の打ち合わせを終え、高速道路、橋を渡ってホテルに帰還しました。
今回は部下帯同で、私が運転です。この部下は車の運転が苦手、かつ海外での運転が慣れている私が安全のために運転します。
ホテルに帰ってもまだ5pm前です。
部屋に帰る前にプールサイドによります。
プールサイドのカフェに座って。
コーラを飲みます(^^)
海の方に目をやると、芝生の上のビーチチェアーにくつろぐイギリス人風観光客。
ホリデーシーズンでもない平日なのでプールサイドに人は少ないです。
夕方でもパラセーリングしている人がいます。
イギリス人の尾根遺産たちが何か飲み物を注文しています。
平日の夕方の静かなプールサイド。
スーツを着て革靴でコーラを飲んでいる私は浮きまくっています(^^;;
ホテルの部屋に帰って、夕食までまた仕事をします。
窓から見えるのは、パラセーリングで遊ぶ人と、、マラッカ海峡を渡るフェリー。
こんな景色を見ながら部屋のデスクで仕事をする時間が、癒されて好きです。
この仕事に就いて、25年。ここ2年は全く出張に出ていませんが、コロナ明けたらそろそろ引退の引継ぎを開始しようと考えています。
現場を後進に譲って、数年、管理と組織作りだけを全うして引退しようと思っていましたが、コロナや諸事情でそれもかなわず。
引退まで現場で引継ぎになりそうです。
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ホテルの窓辺から | 日記
Posted at
2022/02/04 01:55:28