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素浪人☆のブログ一覧

2011年07月28日 イイね!

夕立の中で、スタッドレスはすべる

海水浴帰り悲劇…重体の男性が死亡 福井の衝突、死者4人に

 子供たちが夏休みに入り、家族でドライブする機会も増えてきた。同時に、悲惨な事故のニュースも届くようになった。この記事の事故は、ワゴン車(ハイエース)が雨の中下り坂の左カーブを走行していて、対向車線にはみ出したために起こったという。たぶんスリップが原因だろう。記事には事故車の写真がついていた。見ると、ワゴン車はバン用スタッドレスを履いている。私には、スタッドレスタイヤを履いていたことが事故を誘発したように思える。
 というのも、路面温度が高くて濡れた路面でスタッドレスはおそろしく滑るからだ。タイヤにはコンパウンドの特性によりグリップがよい「適温」が存在する。スタッドレスタイヤは冬季の使用を想定して「適温」は低いところに設定されている。そのタイヤを30℃前後の夏の路面で使うとグリップが大幅に低下する。さらにスタッドレスタイヤの細かい溝が水を誘い込む働きをして、雨の中ではツルツルと雪上のように滑ってしまう。この傾向は乗用車用よりもバン用のスタッドレスで顕著で、夏の雨中の運転は細心の注意を払う必要がある。
 前輪駆動や後輪駆動の車なら、駆動輪が空転することによりタイヤが滑りやすくなっていることを察知できるが、フルタイム4WDの場合はカーブやブレーキでコントロールを失ってはじめて気づくことになりがちだ。安全のためにESCを装備するか夏は夏タイヤに履き替えておくほうがよいと考える。

運転日報(スプラッシュ)

天候:曇り 一時 雨
積算走行距離:10115キロ
走行条件:市街地
乗員1~3名


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Posted at 2011/07/28 20:21:54 | コメント(6) | トラックバック(0) | 交通安全 | クルマ
2011年02月19日 イイね!

衝突実験・後席(特に3列目)搭乗者の安全性についての考察

衝突実験・後席(特に3列目)搭乗者の安全性についての考察 以前、後席(特に3列目)搭乗者の安全性についての考察という記事を4回にわたってアップしたことがある。どう見ても追突時に安全そうには思えないのだけど、実際はどうだろうかということで、米国の記事を元に考察してきた。
 今回、ドイツで追突(玉突き)事故を想定した実験が行われた。トヨタiQにオペルベクトラを50キロで追突させる試験と、ルノーグランセニック(3列シートミニバン)にメルセデスMクラスを64キロで追突させる試験で、iQはメーカーの追突試験に準じた条件で、グランセニックはかなり厳しい条件で試験されたと考えていいだろう。
 結果は、どちらも予想どおりと言うべきか、厳しい現実を示すことになった。どちらの試験車も、後席シートは変形した車体に押されて変形してしまい、乗員は強い衝撃を受ける。そればかりか、シートや車体の変形によりシートベルトが拘束効果を発揮せず、玉突き衝突時に乗員が投げ出されるような動きをする。追突時と玉突き時に2度強い衝撃を受けるから、深刻なダメージを受ける可能性が高い。
 やはり、自動車の後車軸より後ろの部分は追突時に大きく変形してしまうから、そこに乗員(シート)を置いてはいけないということだ。また、リアゲート部分は追突車に押されて侵入してくるから、乗員の頭部と車体後端はある程度(30センチ以上)離れている必要があるということだ。iQの結果を見るかぎり、その条件を満たしていないとエアバッグを装備してもあまり意味がないようである。

運転日報(トゥインゴ)

天候:晴れ
積算走行距離:13383キロ
走行条件:郊外一般道
乗員1名


なかのひと
Posted at 2011/02/19 23:43:35 | コメント(4) | トラックバック(0) | 交通安全 | クルマ
2011年02月17日 イイね!

ひどいタクシー

この動画、ヤラセかスタントか何かだろうか。もし本当の事故なら、タクシー運転手の行為は危険運転、いや、傷害罪にあたるのではないだろうか。


運転日報(スプラッシュ)

天候:曇り
積算走行距離:4545キロ
走行条件:郊外一般道
乗員1~2名


なかのひと
2011年01月29日 イイね!

ブレーキ性能って、けっこう違うかも


 緊急時に事故を回避できるか否かを分けるのは、なんと言ってもブレーキ性能である。JNCAPでは100キロからの制動距離を試験していて、車種ごとの差はあまり無いように見える。
 もっとも、実際に運転してみると、ブレーキ性能の差はしっかり存在すると感じる。特に、FF車に定員いっぱい乗車しているとき、後輪ブレーキがしっかりと制動力を発揮する車と、そうでない車があることに気づく。JNCAPのテストでは前席に2名しか乗車していないから、後輪ブレーキの性能差が結果に表れにくいだけなのだ。
 最近の車にはEBDが装備されているから、以前のようにプロポーショニングバルブが効き過ぎて後輪ブレーキがほとんど効かないということは無くなった。しかし、ブレーキの大きさ(熱容量、放熱性、パッドやシューの摺動面の大きさ)によって絶対的な制動力は変わってくる。スプラッシュの後輪ブレーキのドラムはクラスのわりに大きい(トゥインゴはもっと大きい)。そして、フル乗車で高速からブレーキを掛けたとき、後輪ブレーキがしっかりと働いていることが伝わってきて、とても頼もしい。こういうところの性能差がはっきり出るように、JNCAPのブレーキ試験は定員乗車を想定(ダミーを積むなど)した状態で行ったほうがいいと考える。

運転日報(トゥインゴ)

天候:曇り のち 雪
積算走行距離:12920キロ
走行条件:郊外一般道
乗員1名


なかのひと
2011年01月14日 イイね!

慣れない雪道を安全に走るには

慣れない雪道を安全に走るには 今日も寒い。午後6時に自宅周辺の気温はマイナス3度を下回っている。明日からはもっと強い寒波が来るそうだ。雪道走行の機会が増えそうである。

 ESCの動作を雪道でチェックしているときに気づいたことがある。それまで後ろにピタリと付けていた後続車が、ESCを作動させてやろうとオーバースピードでカーブに向かった瞬間、極端に離れていく。後続車のドライバーは「こいつ速すぎる。事故るに違いない」と思って離れているのだろう。雪道に慣れたドライバーは自車の限界速度を自覚しているのである。

 雪道に慣れていないドライバーの場合、「先行車についていく」という行動をしがちである。コーナリングの限界がわからないから、「前の車がいけるなら自分もいけるだろう」という判断になるのだろう。もし、先行車がタイヤや車の性質(ESC)その他の要因でコーナリング限界が高く、後続車が低かったとしたらどうなるだろう。カーブに入った瞬間、先行車は平気で曲がっていくのに、後続車はコントロール不能、ということになる。

 では、雪道に慣れていないドライバーはどうすればいいか。「練習して慣れておく」のが一番だと思うが、なかなかそうもいかない。私は、「スタッドレスの上にチェーンを巻く」のがいいと思う。チェーンを巻くと速度を上げられないから、先行車についていくことができなくなり、諦めがつく。それに、チェーンを巻いていると「止まることに余裕」を持つことができる。ここでいう「余裕」には、すぐ止まれるということと、止まってしまっても発進が容易ということの両方が含まれる。地元のドライバーに煽られたり追い越されたりして気分が凹むかもしれないが、車が凹むよりはいいと思う。

運転日報(スプラッシュ)

天候:晴れ
積算走行距離:1688キロ
走行条件:郊外一般道・市街地
乗員1~2名

給油:25.2リットル
単価:132円
満タン法燃費:14.9キロ/リットル


なかのひと

プロフィール

「@のうてんき。 不思議だけどよくあることですね…。」
何シテル?   08/27 05:07
日本、米国、そしてベトナムで運転してきました。国が変わっても運転好きは変わりません。 ふとした思いつきからトラックボディ制作、始めました。

ハイタッチ!drive

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交通安全環境研究所 
カテゴリ:自動車
2008/11/12 23:05:56
 
NASVA(独立行政法人自動車事故対策機構) 
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