コンパクトミニバンの3列目シートがあまりに車のリアガラスに近いことに不安を覚えたことをきっかけに、後席の安全性について興味をもって見ている。いろいろ調べているうちに、
現時点での私の見解に完全に一致する記事を発見した。記事が長いので内容を少しずつ分けてアップしようと思う。
今回は、前面衝突においては3列目に乗っている人も2列目と同じ程度の衝撃を受けること、および追突の場合にはシートの強度が安全性に大きく影響することを取りあげる。
前面衝突の場合、衝撃を吸収する部分は運転席よりも前、ボンネット部分に設けられている。だから、車室部分はほとんど衝撃を吸収せず、2列目でも3列目でも受ける加速度、衝撃は同じ程度となる。「前面衝突の場合は後席のほうが安全」とよく言われるが、それはイメージ的にそう思うだけである。3列目シートは2列目のシートバックに接近して設置されている場合が多いから、2列目シートに衝突して受傷することも考えられる。
追突された場合、シートの構造や強度が乗員の安全性に大きく影響する。まず、シートバックが硬すぎてヘッドレストのほうが後方にあるようなシートだと、ムチウチ症になる危険性が高くなる。それ以上に問題なのは、強度の低いシートである。追突と同時に崩壊してしまうようなシートだと、リヤガラスやテールゲート、さらには侵入してくる追突車の車体に頭を直接ぶつけることになってしまう。国産車の3列目シートは座るよりも畳むことを優先するようなものが多く、格納する際に力が要らないように極力軽量に作ってある。このような軽量なシートが十分な強度を有しているかどうかはかなり心許ないところだ。欧州のピープルムーバーでは3列目もシートベルト内蔵型の重くて頑丈なシートになっていることが多い。それと比較すると、いっそう心配になってくる。
Posted at 2010/07/20 00:09:11 | |
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