
今日も寒い。午後6時に自宅周辺の気温はマイナス3度を下回っている。明日からはもっと強い寒波が来るそうだ。雪道走行の機会が増えそうである。
ESCの動作を雪道でチェックしているときに気づいたことがある。それまで後ろにピタリと付けていた後続車が、ESCを作動させてやろうとオーバースピードでカーブに向かった瞬間、極端に離れていく。後続車のドライバーは「こいつ速すぎる。事故るに違いない」と思って離れているのだろう。雪道に慣れたドライバーは自車の限界速度を自覚しているのである。
雪道に慣れていないドライバーの場合、「先行車についていく」という行動をしがちである。コーナリングの限界がわからないから、「前の車がいけるなら自分もいけるだろう」という判断になるのだろう。もし、先行車がタイヤや車の性質(ESC)その他の要因でコーナリング限界が高く、後続車が低かったとしたらどうなるだろう。カーブに入った瞬間、先行車は平気で曲がっていくのに、後続車はコントロール不能、ということになる。
では、雪道に慣れていないドライバーはどうすればいいか。「練習して慣れておく」のが一番だと思うが、なかなかそうもいかない。私は、「スタッドレスの上にチェーンを巻く」のがいいと思う。チェーンを巻くと速度を上げられないから、先行車についていくことができなくなり、諦めがつく。それに、チェーンを巻いていると「止まることに余裕」を持つことができる。ここでいう「余裕」には、すぐ止まれるということと、止まってしまっても発進が容易ということの両方が含まれる。地元のドライバーに煽られたり追い越されたりして気分が凹むかもしれないが、車が凹むよりはいいと思う。
運転日報(スプラッシュ)
天候:晴れ
積算走行距離:1688キロ
走行条件:郊外一般道・市街地
乗員1~2名
給油:25.2リットル
単価:132円
満タン法燃費:14.9キロ/リットル

Posted at 2011/01/14 21:24:01 | |
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