
娘が社会見学でホンダの工場に行ってきた。写真はそこでもらってきたパンフレットである。小さな写真で紹介されているのがベトナムで販売しているホンダのバイクのすべてである。最近はスクータータイプの人気が高く、中でも人気があるリードが新型になったので、ますますスクーターの割合が増えると思う。
一方で、マニュアルクラッチ付き6速ミッションのWINNERの人気も高い。所得水準が上がっていくなかで、従来は遠心クラッチ付き4速ロータリーミッションのカブの流れを汲むモデルが主流だったのが、スクーターとスポーティなモデルの二方向に購買行動が変化しているのだ。ベーシックなカブタイプが10万円くらいなのに対し、スクーターは18~40万円程度、WINNERは25万円程度なので、バイクに対して倍以上の金額を支払うようになったわけだ。
今日国道5号線を走っていたら、WINNERに乗った人たちが集団で走っていた。WINNERのツーリングクラブかオフ会のようなものだろうか。今は所得がどんどん下がり、高齢者ばかりが目立つ日本も40年くらい前は今のベトナムのような時代があったのだ。やっぱり国民の所得が上がらないと、と思うのだが、最近の円安で実質所得は下がる一方。ドル建てで考えれば1ドル90円の頃から今の114円まで2割以上下がっているわけで・・・人々の「クルマ離れ」が進むのもやむを得ないところだろう。
Posted at 2017/11/06 00:34:13 | |
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