
ベトナム北部山岳地帯ツーリング、今日が最終日である。宿泊していたハザンからハノイまで300キロほど帰るだけである。帰り道にどこか面白そうな道を試そうかと考えていたが、朝の空を見ると雨が降りそうなので、国道2号線を最短距離で帰ることにした。
ホテルからスタートして20分ほど走ったところでさっそく雨が降り始めた。ベトナムの道路は雨の日とても滑りやすい。特にタイヤの質が悪い商用車のスリップ、横転事故が多発する。
また、低地が多いので道路冠水も激しい。深い水たまりに突っ込むと跳ね上げた水の水圧で脚がグイっと持っていかれる。
対向車のトラックが滑って飛び込んできたりとか・・・。
結局道中ほとんど大雨で、道草も食わず午後2時にはハノイに到着した。
山岳道路を満喫して、VERSYSとの一体感を大きく高めることができた。VERSYS-X300、こういう使い方をするには実にいい。悪路走行だけを考えるならオフ車のほうがいいが、長距離ライドの快適性も考えるとVERSYSのほうが優れる。ハノイに住んでいると普通の国道を長距離走る機会が多いから、VERSYSでやっぱり正解だと思う。で、その悪路走行だが、さすがに本格的なラフロードでは地上高が足らず底(センタースタンドの取り付け部あたり)をガツンとぶつけたし、ギャップでフォークが底突きすることもある。ガレガレの急こう配の九十九折では1速しか使えるギアが無かったり、泥の上ではタイヤが全然グリップしなかったりとほとんどロードスポーツと変りがない。それでも軽いので、いざとなったら足で支えればよく、気楽に走ることができる。
Posted at 2018/05/02 22:12:03 | |
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