自由化・・という名の下に、色々なモノが変化を遂げている。。
保険の世界も、その荒波の洗礼を受けている事にお気づきだろうか?
次々に参入が相次ぎ、ユーザーとして選択肢が増えたのも良いが、増えすぎてどれを選んだら良いのか皆目検討がつかない・・というのが実情ではないだろうか・・・。
お陰でネットの世界では、保険の一括比較・・なんていうサイトが繁盛している。
無論、それだけではユーザーの吸収は難しいので、勢いCMで印象付けよう・・・と、メーカーも知恵を絞ってくるのだが例えば、音声では、ちょっと音程外れ気味のヴァイオリンを使ったり、会社名をコーラスで連呼したりがそうだ。
さて本命のヴィジュアルではと言うと・・・
まぁ、俗に言う広告業界の保険に関しては
「キャンギャル VS かぶりもの VS キャラクター」
による仁義無き戦いと言われているのだ。
キャンギャルとは、例のSONY損保の「中里綾子」のことで、
(僕は彼女はモデルだと思っていたんだけど、本当のところは、やはりジャンル的にキャンギャルなんだろうか?と思い悩み中・・・閑話休題)
一般的には無名に近い女の子を登場させて、気を引かせて商品も・・というアコム 小野真弓 的攻撃がSONY損保。
一方「損保ジャパンだ!」というフレーズが決まっていたにも関わらず、語呂がいいので「ジャパンだ⇒ジャパンダ」・・とパンダにかこつけてやろう!と意気込んだが、このダジャレが理解されなかったらどうしよう・・
それじゃあ、この際だから、ホントにパンダにセリフ言わせたらどうだろう!?
でもぬいぐるみのパンダじゃねぇ・・
じゃあアイドルに被りモノだったらインパクトが・・・
で生まれたのが 上戸 綾 IN パンダで、下世話になりそうなダジャレを 上戸 綾 が!?というインパクトで見事に打ち消している・・という損保ジャパン方式。
そして生身の人間は金が掛かるし、スキャンダルでも起こされたら一巻の終わりだ ! という事で、キャラクターを作ってアニメでCMに打って出たのが損保24。
まさに広告の王道ともいえる手法で、三社がCMを展開しているのですが、なかなか広告的な面白さで言うと判定が難しいところですねぇ。
僕的には、もちろん広告も頑張って欲しいと思っているのだが、肝心の保険の内容も、
「簡便で分かりやすくて、ユーザーを真に守ってくれるモノ」
の開発にも力をいれて欲しい・・と注視しているのだ。
Posted at 2005/02/26 02:07:12 | |
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