C26セレナは、静粛性が高い方だと言われているが、その実、一定速で走行する場合、市街地で急激な加速を要しない場合がそうで、エンジンの回転数が高くなる領域だと、途端にうるさくなる。
これはCVTが、とにかくエンヂンを低い回転に持って行こうという制御の賜物で、基本的に防音材が少ない構造なので、エンヂンの回転数が上がったりすると、途端に車内が賑やかになるのだ。
C26 セレナの場合、よく言われているのが、インパネ上面のパネルの裏側に吸音材なり、防音材を貼るとかなり効果が出る、
インパネ上面のパネルは一枚モノの大きなものだ。
と言われている。
ここなら取り外しも簡単だし、パネル面積も大きいの確かに効果も・・・と言う事で、早速、取り外してみた。
最近のクルマは、こうした部分にも念入りに防音処理がされているのだが、C26の場合には意外にも、それらしい処理がなされていなかった。
最近のクルマは、こうした部分にも念入りに防音対策がされているのが常なんだが、ウチのC26の場合は、意外にもアッサリしているもので、中央部分に長細く吸音材が貼られているだけだった。
これがグレードが安いモノなのかは分からないが、エンヂンを仕切るパネルとインパネの空間を考えると、正直役不足の感が拭えないのが実情だ。
そこで、手持ちのニードルフェルトを、この裏側に貼ってみる事にした。
できれば一面に貼りたいのだが、できるだけ・・・と言う感じで貼り付けてみた。
余り綺麗な出来栄えではないが、できるだけ全面近くに貼ってみた。
貼り終えて、そろそろオイル交換をしようと思っていたので、フェルトを貼ったインパネを元に戻して、色々な路面の道路を走りながらイエローハットまで走ってみた。
以前は週末のショップと言えば人が溢れていたが・・・最近は。駐車場のクルマも少ない。
噂には聞いていたが、エンジンからの透過音が劇的に少なくなり、ワザと「sport」モードにして急激なエンジン回転の上げ下げをしたが、エンジン音が鈍く聞こえるようになった!!
ただ、さすがにロードノイズの方には効果はさほど出なかったが、エンジン音が減っただけでもずいぶんと雰囲気が変わった。
さてさて、オイル交換なんだが、純正は0W-20という、僕の世代には信じられないようなレンジのオイルが入っているが、ここは僕がこれまで使って洗浄性が高く、オイル落ちの少ないMobil-1 5W-30 をチョイスした。
5W-30でも「ESP Formula 」を選ばなかったのが奥ゆかしい(笑)
以前、スラッヂだらけのエンヂンで、数回、Mobil-1 を使ったらエラク綺麗になったモンで、これは他のオイルとは顕著に違って優れていた。
洗浄性が高いと、シールなどへのアタックが心配なんだが、これが不思議で Mobil-1 はそうした副作用も少なかった。それ以来、カストロから Mobil-1 の信者になった次第なのだ。
以前の週末のカーショップと言えば、たくさんの人で賑わっていたが、ここ数年は本当に来客数が減った気がする。
この日も、飛び込みで行って待ち時間なしで直ぐに作業に入れた。
店内も人が少ないし、ピットも人がまばら・・・イエロハットはジェームスに比べて商用車も多く入っているような気がする。
もちろんオイルは下抜きで、フィルターも同時に交換。
交換後は、アイドリング時の振動や音が減って、回転の上りもスムーズ。これから本格的な夏に向かってオイルがいい仕事をしてくれるだろう。
オイル交換は下抜きに拘り、フィルターも交換。
オイル交換の帰り道も、セカンドシートの住人から停車中のエンヂン音が少なくなったと好評だった。
オイル交換と清音化の相乗効果だろう。音圧というのは意外に疲労度との関係が深い。そういった観点から、こうした重量増を抑えた「静音化」はやってみて正解だったと感じた次第だ。
Posted at 2017/06/25 16:18:52 | |
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