最近のクルマは、デザインの自由度とか軽量化の大名目で、ヘッドライトのレンズは「樹脂」、「ポリカーボネート」でできているのがほとんどだ。
なんたって、強度はガラスの 200倍 もあるし、やはり軽量というのが一番の採用理由だろう。
面白いのは、リヤやサイドのウインカーやテールランプは 「アクリル」 が使われている。
この使い分けの理由は・・・・多分だが、ヘッドライトは光源が発する熱が過大で、後は「ポリカーボネート」は「アクリル」に比べて割れにくいし、割れても破片になり難いからかもしれない。
ただ問題は、みなさんご存じの通り、「ポリカーボネート」は「割れ」には強いが、紫外線や「傷」にはめっぽう弱い。
で、その対策に表面に新車時からコーティングされているんだが、擦り傷に強いように「硬い」被膜なモンだから、ガラスが熱による収縮がほとんど無いのに比べて、数十倍 も、熱で膨張したり、収縮したりを繰り返すと、コーティングに割れが出来て、さらに排気ガス等による「酸性化」された水分で恐らく「加水分解」が起きて、そこに紫外線がトドメを挿すっていう感じなんだろう。
まぁ、メーカーによるヘッドライトの黄ばみ対策が進まない状況で、ささやかなんだが、黄ばみや曇り対策のコーティングが色々なメーカーから出ているので、それらを使って何とか ヘッドライト の透明度を保とうとしているんだが、なかなか良いモノが見つからない。
今のところ、価格と施工後の透明度、耐久性で使い続けているのが
CARMATE ヘッドライト復活 プレミアムコート カーメイト C137 だ。
星の数ほど存在する ヘッドライト・レンズ 磨き の中から見つけた一品がコレ
まぁ今までメジャーなメーカーの品から、そうでない洗車専門の業者のモノまで試したが、今のところこれが一番調子がいい感じだ。
クリーナーとコーティングの 2液タイプだ。
CARMATE ヘッドライト復活 プレミアムコート カーメイト C137 は、クリーナーとコーティングの 2液 タイプで、使ってみた感じでは、クリーナーは、そんなに強力なタイプではないが、黄ばみや曇りが顕著に進んでいない場合は、かなり透明度が増すし、意外なほど施工中に乾き気味になっても拭き取りに力が要らないのは有難いもんだ。
コーティング剤もスッと伸びて、ちょっと塗ったところとそうでない所が分かり難いのだが、何より 3か月 経過して、透明度の低下が少ないのは、これまでのコーティングより優れている点だ。
ヘッドライトが上手くいったので、気をよくして、材質の異なるテールランプにも施工してみたが、
アクリル製とはいえ、社外品で耐久性が不安なので、こっちにも施工してみた。
テールランプは、おそらく「アクリル製」なので黄ばみにくいのだが、なんたって社外品という事で、少しでも透明度をキープしたいので、施工してみたが、こっちも透明度が増して、その持久力もヘッドライトと同じように3か月 継続している。
まぁ、施工前の状態や、保管の状況によって、効果や持続性が異なるが、ひとつの目安として、こんな製品もあるんだと頭の隅に置いてもらえば OK かと思う次第なのだ。
Posted at 2022/11/01 00:28:21 | |
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