ウチの BX-Car は、そこそこのボディ剛性もアリ、静粛性にも気を使っているが、それでもロードノイズの侵入については、若干不満がある。
本格的に制振、防音加工を行えば良いのだろうが、最近のクルマの例の洩れず内装を剥がすとなると結構大変・・・・と言う事で、二の足を踏んでいたのだが、フトした事で、アンダーコートのスプレー缶が二本手に入ったので、試しに、フロント周りにアンダーコートを塗布して、あわよくば制振効果が出てという期待を込めて、休みの朝五時起きで涼しいうちに作業をと相成った。
さてさて、作業の手順はウチの場合、まずは
ジャッキサポート FJ-87 で車高を上げて、さらに余裕の
メルテック 2.25t油圧フロアージャッキ F-85 F85 で車体を持ち上げる。
BX-Car には完全にオーヴァースペックなジャッキだが、40センチ以上リフトアップできるので非常に便利!
後はタイアを外して、ホイールハウスのカヴァーを外せば・・・なんだが、スプレーは二缶、全部塗ってしまうと、おそらく厚みが確保できないのではと思い立ち(決してカヴァーを外すのが面倒だからでは無い・・・閑話休題 笑) 、装着したままで、手でカヴァーを叩いて振動や共振が多いと思われる場所のみを塗る事にした。
アンダーコート施工前の図。リヤは厚みのあるカヴァーなんだが、フロントは意外にペコペコだった。
リヤのホイールハウス内のカヴァーは、厚みもあって、材質も違うようで、叩いても振動が少なかったが、フロントのカヴァーは、従来通りの感じで、真ん中あたりになると、結構振動の余韻が残る感じだ。
簡単に雑巾で水拭きをして、次にパーツクリーナーで、脱脂もかねてスプレーをしておいた。そして、小さなカヴァーなんだが、ホイールハウスのカヴァーの下部に小さなカヴァーがあって、それも防振に効きそうなので、それは取り外して、裏側にたっぷりとアンダーコートを塗布しておいた。
小さなカヴァーは取り外しをして、裏側からアンダーコート(白)を塗布。
メインの作業の方は、リヤ側の面積が広い部分と、フロント側の、やはり面積の広い部分の二か所に、アンダーコート(黒)を厚めに重ね塗りして完成させた。
アンダーコート塗布後の画像。
エーモンとかで、スプレーしてという商品があるが、昔からのアンダーコートも、塗膜が厚く、ゴム状になるので制振効果が同様に期待できると踏んだのが、丸一日乾かして、いつもの、路面の荒れたコースを走ってみると、劇的ではないが、確かにロードノイズが丸くなっている。
費用対効果を考えれば、まずまずのデキで、これ以上を望むなら、本格的に TOP 画像のポルシェの様に・・・となるだろう。
二次的な効果として、雨天時の路面からのスプラッシュ・ノイズも軽減されるハズである。
作業的にも手軽だし、足回りの点検もかねてと言う感じで行うには良い作業だと感じた次第である。
Posted at 2014/04/28 18:19:11 | |
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