意外に無かったよねぇ。。。というのが、三菱
重工が発売した、「アンテナ
車外設置タイプ」のETC、「MOBE-401」。
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左の画像は「MOBE-201」。
実は4年も前に「MOBE-201」として、車外アンテナモデルを出ていたのだが、これが余り知られていなく普及が進まなかった。あまり売れていない状況を考えて、これで無くなるのか?と思いきりゃモデルチェンジしてまたまた頑張るそうな。。。
アンテナ車外設置タイプのETC車載器「MOBE-401」を発売
http://www.mhi-ir.jp/news/sec1/200708224621.html
しかし・・・
「業界唯一、熱線反射ガラス搭載車両へ対応」って言ったって、単純にアンテナを車外へ放り投げただけ・・・最初この謳い文句を見た時は、「車外アンテナ」という事を知らないで、これはきっと三菱重工の技術力で、車内アンテナでも熱反射ガラス大丈夫なんだ!って一瞬思った事は内緒だ。。。
まあ兎にも角にも、これまでも、熱反射ガラスだからねぇ・・とかで、ETCの設置をためらっていた方々や、力ずくで「いやいや、アンテナを窓近くに置けば大丈夫」と、そういったガラスの仕様でも、ETCを設置しているドライヴァーがたくさん居たのは事実だ。
さらにETCのアンテナを、グローブBOX内に設置しても意外に上手く行く事実は広く知られていて、それを考えれば「車外アンテナ」までは・・・と思う方々もいらっしゃるだろうが、やっぱり何かの拍子でバーが開かなかったら、後悔先に立たずだと思うのだ。
そういった精神衛生上からも、この車外設置アンテナのETCは、在りそうでなかった一品だと言えるだろう。。。
ただ・・・車外アンテナがやっぱり心配ですよね。
最近の風潮としては、脱着が簡単なモンはなんでも盗られちゃうからねぇ。。
そうそう、そう言えばETCのメーカーとしては、確かにETCのシステムそのものの開発から関わっているとはいえ、「三菱
重工」のETCだというと、なんだか違和感を感じるのは私だけだろうか?
なんたって、「三菱
電機」も華々しくETCを売ってますからねぇ・・
なんだか、数十年前のエアコン騒動を思い出しますね。
「霧が峰 VS ビーバー」の仁義無き闘いですよ。
現在は、電機の「霧が峰」が、家庭用では一歩リードした感がありますが、かつては重工の「ビーバー」もガチンコの状態で。。。
ETCも密かにそんな状況だったりして。
そうして製品のデザインとか性能が切磋琢磨してくれたら、ユーザーとしては嬉しいのですが、さてさて、この二社のETCの未来はどうなんでしょうか?
そこも、なかなか見逃せませんな。
Posted at 2007/08/28 02:01:15 | |
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