最近はまっているアニメがあって、日曜日の深夜と言うか、月曜日の深夜と言うか 日付が変わった 0時10分から放映されている 「ピアノの森」 だ。
もう10年以上前に漫画として始まったモノなんだが、NHK でアニメ化されることを知らなかったのだが、偶然にも第一話の時、他に観るTVが無く NHK を観ていて えっ!! と思った次第なのだ。
ストーリーは、なんの変化球も無いストレートなモノなんだが、僕の筆力よりNHKの 「ピアノの森」の ストーリー説明から、
森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った主人公の 一ノ瀬海 がかつて天才ピアニストと呼ばれた阿字野壮介や 偉大なピアニストを父に持つ 雨宮修平などとの出会いの中でピアノの才能を開花させていき やがてショパン・コンクール で世界に挑む姿を全24話で描く、感動のストーリー。
大きく分けて、小学生の時代、高校生の時代、そしてショパン・コンクール へ挑む時代へとストーリーは分かれるのですが、ピアノを感性で弾くのか、楽譜に寸分たがわず弾くのか、コンクールとは何かという現実にぶつかりながら、ストーリーが進んでゆく。
原作を読んでいるので、ある程度先が読めるのですが、やはり動画で見るのでは、また違った雰囲気があって、ついつい、チャンネルを合わせてしまうのです。
まぁ、原作にある程度忠実に展開しているのですが、途中、小学生編から高校生編に突然ストーリーが進んだりして アッと思う事もあるのですが、画面に描き出される、言葉や、景色を見ればなるほどと物語に入って行ける演出となっています。
最近は、そんな急激な前触れもない展開をすると、時系列の描き方が「雑」だとか、「見損ねたか!?」なんていう珍妙なコメントをネットに UP するのを良く見ますが、子供の頃は、そんな欠如したストーリーの断片を、会話の中や、画の中から読み取ろうと必死になったモノですし、大人になってからは、作り手の大人の事情も加味しながら、欠けたストーリーや時系列のピースを「今」のストーリーの中に見出そうと頭を使ったものです。
どうも、今の日本人は、一から十まで手取り足取り、物語が進まないと読み取れない・・・・頭を使えない「人」が増殖している様で、実に嘆かわしい・・と思うのですが。
さてさて、ストーリーは、小学生編から高校生編に突入して、よいよ、かつて「型にはまっていないと優勝できない」 コンクール への再挑戦が始まります。
登場する人物の心模様や、しがらみを丁寧に、シンプルな画で見せ(魅せ)ながら、高校生になった 海 がどんな姿を見せてくれるのか。
また今週末もTVのスイッチを付けてしまいそうです。
ぜひ、原作もアニメも、肩ひじを張らず素直に物語を皆さんにも楽しんで欲しい、僕はそう思って止みません。
NHK ピアノの森
→ https://www.nhk.or.jp/anime/piano/
Posted at 2018/05/26 11:15:42 | |
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