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徳小寺 無恒のブログ一覧

2021年11月03日 イイね!

真実 タイヤは安いだけじゃない。

真実 タイヤは安いだけじゃない。  ようやくコロナ禍の長い長いトンネルを抜けようとしている。

 高速ではまた、いつかの様に休みになるとクルマの長い列が並ぶようになったのだが、そこで気になるのがタイアのトラブル。

 まともに長く乗っていない間に実はタイアもダメージを受けていたりするのだが、どうもタイアに関する認識が低いのが実情で、トラブルもきっと多発しているのではと他人事なんだが心配なモノだ。

 そこで、タイアに関するブログを過去から摘まんで、タイアの構造や慣らし、ランフラットの秘密などを紐解いてみて是非タイアに興味を持った頂ければと思うのだ。

 さぁ、タイアの世界へようこそ。

ロードインデックスにランフラット、そして慣らしは必要か
 https://minkara.carview.co.jp/summary/13214/






Posted at 2021/11/03 19:43:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | タイア | クルマ
2021年08月02日 イイね!

隠蔽 スペアタイヤはここに隠そう。

隠蔽 スペアタイヤはここに隠そう。 ルノー・ドーフィン の、間違いなく設計者が悩んで悩んで、スペアタイアを収めたであろう、苦労の様子を前回は見て頂いたが、ドーフィン 以外にも実は多くのスペアタイア隠蔽の名車たちが存在する。

 幾つかコメントを頂いたが、そこから、実際の画像を見てご紹介したいと思うのだ。

 まずはスバルだ。

 スバル、富士重工時代から、技術者の考え方が色濃く出た仕様が見え隠れして、それをまた紐解くのも実に楽しいモノだ。

 サイドブレーキは駆動輪に掛かるべきだと、長くフロントにサイドブレーキが装備されて居たり、FF なので少しでも駆動輪に荷重をかけたいと言って、


駆動輪に、荷重を確保したいという思想から、スペアタイアまでエンヂンルームに押し込んだ。

スペアタイアまでエンヂンルームに押し込んでいた。

 次に紹介するのは、初代ホンダZだ。

 初めて、Zのモデルが本田宗一郎に披露された時、宗一郎が

「尿瓶みてーなデザインだなぁ」

と言った話は有名なんだが、どっこい、このZは、考えに考えられてデザインと造り込みがされており、スペアタイアも実にスマートに隠されていた。


スペアタイアと工具が実にスマートにリヤに収められていた。これが現代のN VAN にも生かされている。

 そして、最近のミニヴァンも実はスペアタイアの所存に困っている。

 標準的には「パンク修理キット」でスペアを無くすことが多いが、一部車種にはOPでパッセンジャーサイドに装着できるようになっている車種が多い。


セレナにもオプションだが、スペアータイアをパッセンジャサイド下に装着できる。


 こうして見ると、スペアタイアひとつ取っても、各社各様に色々な思いが取れて面白いのだが、実にもっと拘ったメーカーが英国にあった事をご存知だろうか。

 それがこれからご紹介する Bristol Cars(ブリストル・カーズ)だ。

 この ブリストル・カーズ は、実に小さなメーカーなんだが、最近話題になったのは、Bristol Fighter だろう。


コイツの「Tモデル」は、最高出力1,012PS、最高速度430km/hというとんでもないスーパーカーだ。

なんたって、2007年に売り出された「Tモデル」は、最高出力1,012PS、最高速度430km/hという高性能を誇り、ブガッティ ヴェイロン なんて眼中にないくらいのスーパーカーだ。

 Bristol Cars は、英国に残る、数少ない 純英国資本 のメーカーなんだが、まぁとにかく変わっていて、宣伝なんて一切やらない、知る人ぞ知る、知っている人しか売らない言うというメーカーで、じつは歴史は長いのだが世界的にはほぼ無名だ。

 1950年代に存在した 400 シリーズは、当時としても高性能で、車内に入れば、まさに英国車の薫り高いウッドの世界が広がるのだが、




400 シリーズの中でも傑作の声の高い 410 シリーズ。外装も内装も実に丁寧に作り込まれている。

 この 400 シリーズには、Bristol ならではの拘りが存在するのだ。まずは エンヂンルームを覗いてみよう。


クライスラー製V8エンジンが搭載されているとはいえ、ちょっとエンヂンルームが狭くないか。

V型8気筒 5,211cc、OHV、最高出力:250 bhp/4,400min-1 最大トルク:340 lb/3,800min-1 の強心臓を、なんと 3速 AT で 200 Km/h 以上の世界に誘ってくれるのだが、いくら巨大なクライスラーV8とは言え、エンヂンルームが狭くないだろうか。

 実は、ここからが Bristol Cars の拘りで、レフトサイドに回って、フロントフェンダーを開けると、


左のフェンダー内には、出荷段階では 205VR15 PIRELLI CINTURATO が隠されている。

なんと、そこには出荷段階では 205VR15 PIRELLI CINTURATO のタイアが隠されていた。

 そうなると反対側も・・・という事で、


反対側には、バッテリーと、マスターバッグ などなどが収められていた。

目立つのは、バッテリーとブレーキ・マスターバッグなどなどが隠されている。

 フェンダーと言えば、トヨタ2000GT のバッテリーとエアクリーナーが有名なんだが、上には上と言う訳で、Bristol 400 シリーズ は、スペアタイアまでも押し込んでしまったという次第なのだ。

 こうして駆け足で、一風変わったスペアタイア事情をご紹介したのだが、こうした変わり種には、それぞれの設計思想が脈々と流れており、それを読み解く事も実にクルマの世界を知るには面白いという事を、ぜひ皆さんに知って欲しかったと思う次第なのだ。












Posted at 2021/08/02 03:59:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | タイア | クルマ
2021年08月01日 イイね!

置場 スペアタイヤの置き場の設計には悩むもので。

置場 スペアタイヤの置き場の設計には悩むもので。 もう何十年も道路事情が良くなり、パンクの心配が少なくなり、スペアタイアの存在も多くのドライヴァーの記憶から遠のいてしまっているが、僕が子供の頃は、まだまだ未舗装路が多く、保安基準でも装着タイアのサイズのスペアタイアを載せておくことなんて言うお決まりがあったので、どのクルマもデカイ、標準サイズのタイアをスペアとして車載していた。

 そんな影響で、二代目のフェアレディZ、S130は主な輸出先の北米では、ラッゲージルームのドライヴァーサイドに、SST、スペースセイヴァータイアが載っていたが、石頭の日本の運輸省は、前例がないというお得意の論理でSSTを認めなかったから、


SSTが認められなかったS130Z前期は、デンっと標準サイズのタイアが載っていて邪魔だった。

ラゲッジルームの面積のほとんどを占める形で、デンっと載っかって貴重なスペースを犠牲にしていた。

 そうしているうちに、外国からの圧力と、櫻井眞一郎を中心とした業界の陳情が功を奏し、S130Zも後期からはSSTが認められ、R30スカイラインからは「テンパータイア」も認可されるようになった。

 そうなると、薄い軽いスペアタイアは、置く場所の自由度が増して、トランク内に立てて側面に貼りつく様にとか、前後のスペースに立て掛けられる様になった。

 そんな中、いやぁ初めて見た時にビックラこいたのが、初代アルシオーネで、


走る三角定規とか、スバルのCADには曲面と曲線の指示がないなどと散々陰口を叩かれたモンだ。(笑)。

鋭角 初代アルシオーネって何だったんだろう?
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/755953/


トランクのどこかにスペアがあるだろうと捜すも見つからず、取説を見て初めて気づいた置き場所が、


トランクの左右、前後、底面ではなく「上」にスペアがあった。テンパーとは言え重かった。

ウエッヂシェイプとは言え、どだい薄い上下幅に燃料タンクという事で、スペアタイアはトランクの「上」に吊られていた。

 まぁテンパーなんで、薄くて普通より軽いとはいえ、実際に出し入れしてみると大変だったモンだ。

 しかし、上には上がシッカリいるモンで、なんと標準タイアで、まさかこんなところにという柔軟な発想でスペアタイアを隠した「偉人」が存在した。

 1950年台中盤から、1960年台、欧州はおろか世界中でノックダウンされ、実は壊れるのはフランス車なんで仕方ないが(笑)、名車と言われた、「ルノー ドーフィン」がそうだ。


曲面とまろやかな曲線でデザインされたドーフィンは見た目お洒落なクルマだった。

 曲面とまろやかな曲線でデザインされた「ドーフィン」は、実におしゃれな雰囲気が漂う、まさにフレンチ・コケティシュなクルマで、


当時のルノーお得意の RR 方式でエンヂンが後方にあり、室内は静かだし広くて使い勝手も良かった。

この頃のルノーの方程式通りの「RR」方式で、室内は静粛性が高く、広かったので、デザインヨシ、使い勝手もヨシとくれば売れるのも当然で、ある意味ルノーの良い時代の代表する一台であった。

 しかし、いざスペアタイアを取り出すとなると、カエルか魚類なのかと思わせる姿形に結構人々は驚いたモンだ。


ドーフィン のタイア交換で魚類を思い出した人は結構多かった様で、欧州でも今でもネットネタになっている。

 RR方式で、コロンと丸い小さなヒップを実現するために、リヤにはスペースは無く、広い車内は犠牲にしたくないし、フロントトランクも狭くしたくない・・・という事で、ルノーの技術者はこんなところにスペアを仕込んでしまったという訳だ。それが、


より目のヘッドライトに凸型のバンパーデザインも相まって「べぇ~」と言う感じでスペアが出てくる・・・

健康診断のベロを「べぇ~」と出したように見える、フロント部分にスペアを隠してしまったという次第だ。

 通常はカヴァーに隠れて見えないが、カヴァーを開けると、これは同時代の「ドーフィン」のクウペ版「カラベル」なんだが構造は「ドーフィン」と同じで、


ルノーのスペアタイアの保管の様子はこんな感じ。上唇に下唇で口の中はと言う感じ(笑)

正に上唇と下唇があって、口の中は・・・というデザインだった。

 「ドーフィン」は見た目のインパクトで、今でも欧州ではネットネタでたびたび出てくるが、これが英国になると、生真面目な性格が構造にも表れるというスペアタイアの隠しモードが存在した。













Posted at 2021/08/01 09:13:20 | コメント(3) | トラックバック(0) | タイア | クルマ
2020年10月18日 イイね!

危険 あなたのインチアップ間違ってます。

危険 あなたのインチアップ間違ってます。 最近はすっかり「インチアップ」なんて、特別な事ではなく、クルマを買ったら、普通にインチアップしよう!という声をよく聞くが、その内容を見ると、空恐ろしいモノがたくさん見られる。

 正しく空気圧が管理されていなく、ノーマルより耐荷重がドカン!と落ちているのに分からないドライヴァーが非常に多い。

 そんな、耐荷重不足の空気圧ドライヴァー撲滅と、さらに、実はタイアの慣らしをするのとしないとでは、その寿命が大幅に違う事を、過去のブログからちょっとまとめてみた。

 インチアップ!その時の空気圧とロードインデックスにタイヤの慣らし
https://minkara.carview.co.jp/summary/13016/















Posted at 2020/10/18 09:35:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | タイア | クルマ
2020年09月18日 イイね!

みんカラ:【MICHELIN X-ICE SNOW/X-ICE SNOW SUV 5名様】

みんカラ:【MICHELIN X-ICE SNOW/X-ICE SNOW SUV 5名様】Q1. 本企画への意気込みをお願い致します!

大雪とアイスバーンが入り乱れる新潟時代からミシュランのスタットレスは気になっていましたが、仕事つながりや色々な事情があって、いつも違うメーカーのスタットレスを履いていました。
そんな、ちょっとしたすれ違いで、これまでミシュランのスタットレスは一度も履いたことがありません。
今は降雪や凍結の事態に巡り合うのは年に数度の神奈川に住んでいますが、仕事やレジャー、帰省で冬のハイウェイや降雪地域を走る機会に、噂に聞く、凍結路でのグリップ性能や降雪路での駆動力性能、そしてハイウエイでの剛性のある走りを是非、自分の身で体験してみたいと思っています。
Posted at 2020/09/18 22:04:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | タイア | タイアップ企画用

プロフィール

「後視 いやぁこんなに簡単なバックカメラがあったなんて!! http://cvw.jp/b/124785/23876370/
何シテル?   01/04 14:54
無類のクルマ好きで、日産車を愛してやみません。 徳小寺 無恒のHNを引っさげ、かつての愛車、ワインレッド・パール・ツゥートンのU14ブルーバードの話題を軸...

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