NV が我が家にやって来て2度目の車検と相成った。
距離は伸びていなんだが、年数が経過しているので、今回は ATF や デフオイル の交換をして、デフオイルには IMPUL ADD 1201 を入れてやろうなんて考えていたんだが、直前になってフロントグラスにヒビを発見。
最初はゴミか汚れだと思っていたんだが・・・ワイパーを上げると。(大泣)
ワイパーの下が 起点 で、気付くのが遅かったみたいで、50mm くらいのヒビになっていた為に、リペアは諦めて、車検までに交換する事にした。
本当は高いヤツにしようと思っていたんだが、車検と同時となると費用がねぇということになり、泣く泣く海外製を選んだ。
なんとか車検には間に合って、NV をディーラーに置いて、代車を渡されたんだが、それが、
車検の代車は、E13 オーラ のボディカラー「ミッドナイトパープル」だ。
まだ走行距離が 2,000Km 弱で、ボディカラーが禁断の「ミッドナイトパープル」という、絶対にぶつけたり、擦ってはいけない仕様がやって来た訳だ。
これまで、「うるさくて」、「振動が大きくて」、「ガソリンくさい」クルマばかり乗って来た身としては、最新の セミ・電気自動車 が手元に来た訳だ。
もうこうなったら、面白いの一言で、プロパイロット やら、ドライブモード をガチャガチャ、SPORT、ECO、NORMALと変えたりして、オモチャ感覚で、楽しんでしまう事に。(笑)
最初の頃の、e-Power と何が進化したのかも興味津々。
パワーユニットは、3ボアの 1200CC の HR12DE型 で発電して、フロントアクスルを 出力136PS、最大トルク300N・m のモートルで駆動する、まぁ、セミ電気自動車、シリーズ・ハイブリットとなっている。
日産党にはお馴染みの HR12DE エンヂン。60kW(82PS)/6000rpm で発電用だ。
以前はバッテリーが空にならない様に、盛んにエンヂンを回していたんだが、この型になってからは、できるだけエンヂンは回さない様にと制御が変わっているみたいで、かなりのパートでエンヂンが回らなくなった。
我が家にやって来た オーラ のコーションプレート。カラーコード DAP G を見た瞬間に緊張感が高まった。(一部、遊びで修正しています 笑 )
実際に乗ってみると、まず、e-ペダル の制御が変わっており、これまで、ペダルを離すと、ブレーキを掛けたがよろしくギュギュギュと減速Gが発生していたが、クリープ・モードが介入して、不自然なまでの減速感が無くなった。
まぁ相変わらず、右足の力加減で、面白い様にクルマの速度を制御できるのだが、これまで 段付き になってギクシャクしていたモンが、間が取られるようになって、ガスペダルの反応が、ずいぶんとスムーズになった。
これでも、クルマ好きとか、職業ドライヴァーの多くの人から、「クルマらしくない」と非難を浴びているんだが、いえいえ、こいつは 半電気自動車 で、子供のころ乗ったデパート屋上の電動カーと同じなんだと思えば、何の不思議もないフィーリングだ。
それが モード を ECO にしても、エラク元気よく加速するし、なんら我慢している感じが全くない。
SPORT モードは、さらに加速感が高まり、今度は減速感もシッカリ出て、メリハリのあるフィーリングが楽しめる。
そんな違いを感じながら、これまでのガソリン車とは絶対的に感覚が違うんだが、それをクルマらしくないと嫌悪するより、むしろ
「習うより慣れろ」で、この感覚が嫌いであれば、e-Power を選ばなければ良いだけなのだ。
そんな訳で、走行中にバッテリーに充電する為にエンヂンが始動する場面も、以前よりエンヂン音の透過が激減しているが、それでも耳にはかすかにエンヂン音が、足元にはゴクゴク軽い振動が伝わってくるんだが、それも、走行速度や加減速のGと合っていないと言われるのだが、これも、電車に乗って、走行中に床下からコンプレッサーが時々動く見たいなモンだと思えば、僕的には違和感ではなく、どんな制御になっているんだろうってワクワクしてしまうモノなんだが。
走行の様子に関係なく、始動する HR12DE は電車の走行中のコンプレッサーみたいで面白い。絶対的な音量や振動が少ないので気付かない人もいるかも。
感心したのは、久々の日産車らしい操縦性だ。
履いているタイヤは、僕の嫌いな BS なんだが、
BS の TURANZA T005A で、サイズは 205/50R17 。国産車もデカいタイヤを履くようになったモンだ。
TURANZA T005A で、サイズは 205/50R17を履いている。
TURANZA とは
TOURING-POTENZA から来ている造語なんだが、POTENZAよろしくドライグリップが高く、昔の省燃費スペシャルのタイヤの面影なんて微塵もなく、スティアリングを切った時、意外なほど中立からスッとゲインが立ち上がり面白い様にクルマの鼻先が向きを変えてくれる。
さらにロードノイズも少ないし、ウエットグリップもそこそこで、悔しいかなBSなんだけど良いタイヤであった。
素早い切り返しでも、オーラはスッとスッとロールが少なく、カート感覚で揺り返しも少なく向きを変えてくれる。
ただ、日産車の常で、フロアーにブルブル振動がまだ来るのは頂けないが、ロードノイズの少ないタイヤと、エンヂンの存在感の少ない走行フィーリングは、久々楽しものであった。
じゃあ、室内はと言うと、それは、また後程ブログをUPしたいと思う次第なのだ。
Posted at 2024/04/06 15:27:00 | |
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