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徳小寺 無恒のブログ一覧

2024年04月07日 イイね!

風情 AURA 内装の苦手な日産じゃない

風情 AURA 内装の苦手な日産じゃない 今や日産の国内販売を支えていると言っても過言ではない、NOTE シリーズなんだが、確かに気合が入った出来栄えと言っても良いだろう。

 これまでの日産が苦手としていた、「音振」や「質感」という点で大いに他所と勝負できる内容になっていた。

 かつての日産の内装は、パーテーションが多くて、そこの隙間が大きくて、カードホルダーが無くても、内装の継ぎ目にカード等などを挿せば大丈夫なんて言われたもんだ。

 さらに内装のアチコチから、ミシミシとかガタガタなんていう「低級音」が聞こえていたりした。


見た目も組立精度も高くなって、ようやく他所と勝負できる内装になった。


 それが AURA は、見た目も、そうした組立精度も十二分に合格点を与える事ができると言えるだろう。

 まずはドライヴァーズ・シートに腰を降ろしてみよう。


D型のスティアリングは操作中に違和感が残るが、膝との距離が取れて乗り降りが楽。


 セレナに始まった、日産の D型スティアリングは、僕的には操作中に違和感を覚えるんだが、ユティリティ的には膝との距離が取れて、特に乗り降りの邪魔にならない。

 さらにセンターのコンソールは下側がシースルーとなっており、これもちょっとした物置や、膝周りの広々感の演出に寄与している。しかし、もはやシフトレヴァーもスイッチでしかないというのは、M/T でガチャガチャやっていた世代的には寂しいモンだ。

 メータは、12.3インチカラーディスプレイ。


もはや針だのデヂタルなんて論議は無用で、多くの情報を得るには、こうしたディスプレーが主流になるんだろうかねぇ。


 目視した時の 視深 も上手い具合で目線を移動して、また、メータを見るという動作をしても視点が合わせ易い。

 そうそう、表示については、「クラッシックモード」と、ディスプレーの中央を大きく見せる、


エンハンスモードとクラッシックモードが選べる。


「エンハンスモード」があるんだが、僕的には「クラッシックモード」の方が、速度と車両情報の両方が両立して見やすいと感じた。

 リヤに移動してみよう。


ドアのオープニング形状と、Bピラーの位置が適切で、サイドシルも低い事も相まって乗り降りしやすい。


 Bピラーの位置が後ろ過ぎず、サイドシルも低いので、乗り降りの際に、つま先が引っ掛かることなくスッと乗り降りができる。ただ車高が低いので、ちょっとかがむ姿勢がキツクなるので、ケガをした人とか、お年寄りにはちょっと厳しいかもしれない。

 シートのクッション高が高ければ、姿勢変化が少なくて済むんだが、車高が低い為に、シートクッションの高さが低いので、その点はデザインとの兼ね合いもあって痛し痒しの所だろう。

 一番気になるのが、フロントシート下の バッテリーの出っ張りだ。




フロントシート下のバッテリーの部分は、フットレストみたいに斜めになっている。

 さぞかし邪魔になるんじゃないかと思ったんだが、バッテリーの部分が、フットレストみたいに斜めになっており、さらに、シートとの間がほんの少しだが間隔が空いているので意外なほど足先を、フロントシート下に突っ込める。
 感覚的には、もう少し、足先が前に出さればと思うけど、現状でも、コレだけ脚を伸ばすことができれば長距離時でも疲れが少ないだろう。

 感心なのは、ドア開口部の形と、ドアそのものが大きく開くことだ。


ドア開口部が、ほぼ真四角で、ドアも大きく開くので、乗り降りがやりやすい。


サイドシルも低いので、足をクルマに入れるときに邪魔にならないし、ほぼ四角な開口部の形状は、身体をクルマに入れるときに、姿勢の変化が少なくラクに車内に移動できる。

 この手のクルマのハイライトともいえるリヤ・ユティリティスペースはと言うと、


大型のバッグとか、四人分のゴルフバッグっていうとキツイが、普段使いには十分の収納スペースが確保されている。


よく言う、サムソナイトが何個とかゴルフバッグを四個なんては厳しいが、家族3~4人で、ちょっとした旅行程度なら十分なスペースは確保されている。
 
 スペースはまぁまぁなんだが、気になったのは、ハッチの開閉音。

 ドアの開閉音に注目して、チューニングを言い始めたのは、かの 櫻井 眞一郎 が最初で、C210 のカタログにも、そのことが書かれているが、オーラの場合、フロントとリヤのドアの開閉音はソコソコなんだが、リヤハッチの閉まる音は、ちょっと 高音質で、サイドのドアに比べて、全然、音質が異なる。

 まぁ、音がどうなんだっていうハナシもあるんだが、せっかくサイドのドアに気を使ったのなら、リヤもねぇと思うのは僕だけなんだろうかねぇ。

 最後に、最近のクルマと言うより、もうココ十数年のクルマたちに言えるんだが、グローブボックスは、


やっぱりね・・最近の国産車のグローブボックはものがホント入らないよね。


必要最小限の容量しか無く、ホント容量が小さいモノだ。

 そのうち、ペルソナの様に無くなってしまうのかもしれないよね。


あぁ懐かしい。マツダのペルソナは 、デザイン重視の為にグローブボックスを廃止していた。

 という事で、駆け足で内装を見て来たが、次は、なるほどと感心した点を2~3点あげて見たいと考えている次第だ。

Posted at 2024/04/07 15:16:18 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ

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「後視 いやぁこんなに簡単なバックカメラがあったなんて!! http://cvw.jp/b/124785/23876370/
何シテル?   01/04 14:54
無類のクルマ好きで、日産車を愛してやみません。 徳小寺 無恒のHNを引っさげ、かつての愛車、ワインレッド・パール・ツゥートンのU14ブルーバードの話題を軸...

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