
先日、フォルクスワーゲン アップ!にご来社いただきましたので、その時のようすをレポート致します。お持込みくださいましたお客さま、いつも弊社製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
日本では2012年秋頃から発売されておりますフォルクスワーゲン アップ! なかでも
2017年4月にマイナーチェンジされたアップ!になります。
仲林工業では、フルモデルチェンジした国産の新型車(トラック・バス・バイク・福祉車両等以外)や、
メルセデス・ベンツ / AMG / BMW / BMWアルピナ / アウディ / フォルクスワーゲン / ポルシェ / ジャガー / MINI / ローバー / フェラーリ / アルファロメオ / ルノー / プジョー / ボルボ / シボレー / フォード / クライスラー
上記海外メーカーのフルモデルチェンジした新型車を常に求めております。
まだ仲林工業に型が無い場合、採寸にご協力いただけましたら、第1号ボディカバーを無料でプレゼントさせていただくキャンペーンを実施中です(詳しくは
コチラ)。
マイナーチェンジされる前のアップ! のサンプルカバーが残っていましたので(当時の製作日誌は
コチラ)、試着してみました。
結果、きれいにフィット。
装着シルエットを掲載します。
うしろマチ「なし」の型になっています。
マチとは?
横生地と天井を走る生地の間、コーナー四隅に入っている細長い三角の生地のことです(車種形状により、四隅に入っていないものもありますが、だいたい、四隅にこのマチがあります)。
もっとわかりやすく知りたい方は、
コチラの記事をご覧ください。
ページ後半から、灰色の生地にて縫いつけてある部分(パーツ)のことを「マチ」と呼びます。
出来るなら、このマチは無い方がボディカバーとしては良いです。
ミシンの縫い目が減ることで、その分、老朽化が遅れるからです(縫い目があると、糸が解けたり、切れたりして、どうしても老朽化の原因になってしまいます)。
また、雨水などの浸透も少なくなります。
ただ、お車の形状により、マチを無くすことでフィッティングが崩れる場合もあります。
フィッティングが劣ってしまってもいけないので、その場合はどちらがベストかよく検討したうえ、マチを入れたりしています。
また、マイナーチェンジによってフロントバンパーやリアコンビネーションランプのデザインが変更されていて、全長が65mm長くなっているせいか、カバーの丈が短めになってしまいました。ボディそのものはしっかりとフォローできているので、このままでも問題ないのですが、
全体的に すそを3cm延長
上記1点、修正して型にしています。
実際の製品は、この写真よりももう少ししっかりと被るものになっていますので、ご留意くださいませ。
またアンテナは可倒式のうえ、蛇腹の上部分がネジ式で外せるようになっています。
ただ、アンテナを外しても蛇腹付きの台座が立ってしまい、突っ張りが目立ちます。
この張りに対しましては、アンテナと同様に見なし、アンテナ袋を装備することで解消することができます。
アンテナ袋を付けた場合、下記のようなイメージとなります(
マツダ CX-3にアンテナ袋を装備した際の写真です)。
仲林工業では、アンテナに対しては最初、加工せず(アンテナ袋を付けず)にお作りし、お客さまへお渡ししています。
アンテナ袋の装備をご希望の場合は、お客さまのお手元へ到着してから、印を付けていただき、弊社まで返していただくことが必要となります(詳しくは
コチラ)。
ただ、今回のようにアンテナ位置を計測している車種に限りましては、お持込みいただいた外観形状と同じ場合、弊社で装備してからお渡しすることが可能です(別途料金がかかります)。
しかし、アンテナ袋の装備にはデメリットがあります。
装備の申告方法含め、
コチラをよくご確認のうえ、ご検討くださいませ。
もっとも、アンテナ袋を付けなくてもカバー装着は可能です。その際のポイントをひとつ。
このようにアンテナを倒し、蛇腹部分を曲げた状態で外すことです。
蛇腹がまっすぐ天に向かって付き上がる形ではなく、かすかにカーブした状態になりますので、カバーにかかる負荷が軽減されます。
お客さま、今回も実車をお持込みくださいまして誠にありがとうございました。
TT-9000(裏起毛)生地による第1号ボディカバー、仕上げさせていただきますので、少しお時間頂戴致します。
発送の際には、改めて弊社からご連絡させていただきますので、どうぞ引き続きよろしくお願い致します。
ご注文はサイトからお受けしております。
ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業
https://www.nh-cover.jp/
Posted at 2017/10/23 18:37:24 | |
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