
昨日から本日にかけて、
マツダ ロードスター(NCEC)にご来社いただきました! お持込みくださいましたお客さま、誠にありがとうございます。
ご覧の通り、バンパー形状がおおきく換装され、GTウィングも装備されています。
お持込がなくとも、外観形状のわかるお写真等を頂戴しまして、部分的にサイズアップしてお作りすることは可能です。
しかし、あくまで実車からの採寸ではないサイズアップになりますので、お車に装着した際、それがきっちりときれいにフィットするかというと、その保証はありません。採寸も、私・仲川が行わない限り(お客さまのほうで行っていただいても)、全体のバランス等もあり、うまくいくことはありません。
そこで、社外品が付いているお車や改造車に対しましては、
コチラのように定めさせていただいております。
フィットしたカバーをお求めの場合は、その車両のお持込がどうしても必要となってきます。
ただ、社外品が付いているお車、改造車の場合、そのお車1台だけのカバーになりうることが多いため、カバーの本体代金のほかに、採寸代を頂戴しております(詳しくは
コチラ>)。
あらかじめ、お車の外観についてお写真で確認させていただいており、ロードスター(NCEC)の型を基に、部分的なサイズアップを行った第1サンプルカバーを既に用意しておりました。
装着してみると、全体的にフィット。
リアウィング部分を重点的に詰めていきます。
第2回サンプルカバーでもまだ甘さが目立ったため、さらに削った第3回サンプルカバーで完成です。
装着シルエットを掲載します。
うしろマチ「あり」の型になりました。
マチとは?
車の横面に対する生地と天井を走る生地の間、コーナー四隅に入っている細長い三角の生地のことです(車種形状により、四隅に入っていないものもありますが、だいたい、四隅にこのマチがあります)。
もっとわかりやすく知りたい方は、
コチラの記事をご覧ください。
ページ後半から、灰色の生地にて縫いつけてある部分(パーツ)のことを「マチ」と呼びます。
出来るなら、このマチは無い方がボディカバーとしては良いです。
ミシンの縫い目が減ることで、その分、老朽化が遅れるからです(縫い目があると、糸が解けたり、切れたりして、どうしても老朽化の原因になってしまいます)。
また、雨水などの浸透も少なくなります。
ただ、お車の形状により、マチを無くすことでフィッティングが崩れる場合もあります。
フィッティングが劣ってしまってもいけないので、その場合はどちらがベストかよく検討したうえ、マチを入れたりしています。
うしろマチは「なし」となる車種が多いのですが、今回は、フィット感の崩れによりマチ必須となりました。
細かな部分も見ていきます。
GTウィングがおおきく、また両端が突出しておりますので、あまり突っ張り過ぎないよう余裕を持たせています。
お客さま、この度はお持込みくださり、誠にありがとうございました。TT-9000(裏起毛)生地による完成品発送の際には、改めてご連絡させていただきますので、
どうぞ、引き続きよろしくお願い致します!
ご注文はサイトからお受けしております。
ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業
https://www.nh-cover.jp/
Posted at 2019/08/28 18:19:43 | |
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