
どうも日産の下回りの剛性感は今一つのような気がする。走行中のフロアーの微振動も他社に比べて大きいような気がする。
そんなことは、当の日産も承知の様で、かつてはスポーティ車などを中心に、補強のためのメンバーを良く追加していた。
僕の乗っていた U14 にも limited のみ
トンネルステー と呼ばれるボディ左右を締結するブレスが追加されていた。
P11プリメーラ「Te」と、U14ブル「Limited」のみに採用されていた。
Z32 に至っては、5型と呼ばれる最終型になって、それまでコンバーチブルに採用されていたトンネルステーに加えて、フロアーの鋼板の厚さを「0.75」から「0.9」に上げられていた。
最近では、各車に「NISMO」ヴァージョンが加えられているが、C27セレナにも「NISMO」があるが、そのフロアーの補強具合は尋常ではなく、
念入りに補強されていると取るか、ここまで補強が必要なのと取るか・・
前後左右に縦横無尽に補強がされているのが分かる。僕自身も、過去乗ったクルマたち、日産車に限っていえば、上より下に補強を入れると劇的にクルマの動きが変わったモノだ。
まぁ、ここまではできないので、今、手元に揃えられるモノで、下回りを補強してゆこうと思った矢先に
ULTRA RACING ミドルメンバーブレース の当選だった。
さてさて、実際の取り付けなんだが、取り付けは元々あるボルト3カ所と、袋状になったフレームの穴を利用した特殊なネジ4カ所で固定するようになっていた。
もともとフレームに装着されてたブレスやら、謎のネジ(笑)を使って固定。
これらのネジは M12 なんだが、ボルト頭の二面幅は「19」ではなく JIS2014 の「18」だ。
借り物ではなく新品の工具はやっぱりイイねぇ
新しく買った
H&H 9.5mm角伸縮式ラチェットハンドル HRH-30J を使ってサクサクと作業は進み、だいたい15分くらいで取付が完了した。
パッセンジャーサイドから、ミドルメンバーブレース が取り付けられた様子。
フロントから見ると、絶妙に既存の臓物を避けているように見えたが
恐らくこれは僕の C26 独特の現象だろうが、
フロント・ストラット取付のブラケットに微妙に干渉している・・
パッセンジャーサイドの、フロント・ストラットを固定するブラケットの一部に、微妙に干渉してしまっていた。
まぁ干渉の具合的言えば、本当に「ソフトタッチ」(笑)で、何かの機会に修正することにした。
それでは、装着後のインプレなんだが、走り始めからクルマの挙動に差が出てしまった。
まず、表面に無数の修正がある路面では、突き上げが相変わらずあるモノの、その角が取れた感じとなる。足、サスが良く動くと言った方がいいだろうか。
そして、低速でもスティアリングを切ってから鼻先が動くと言った一連の動作が遅れなくスムーズになった。
驚いたのは、ロードノイズが減った事だ。これは、取り付けを教えていない家族でさえ、なんだか静かだねぇと言うのだからフラシーボじゃないだろう。
製品のクオリティや、若干の取り付ける個体差かもしれないが干渉と言った問題があるが、二万円ちょっとで快適性が上がるのであれば装着しても「損」は無いアイテムだと僕は感じている次第なのだ。
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LCV E STAR | クルマ
Posted at
2019/06/09 23:47:00