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2011年11月26日 イイね!

【PP1】フルバケ換装 Sparco REV

【PP1】フルバケ換装 Sparco REV栃木からの長期出張から帰宅した。
ハードだったケド、とても充実した出張だった。


出張中に、頼んでいたパーツが何点か届いた。
寝不足・疲労MAXだったんだケド、我慢できずに終業後、会社の工場を借りて作業した。


フルバケはB4ではSparco Corsaを愛用していたのだが、ビートには収まらない(合うシートレールも皆無)なので、某オクに放出した。
で、代わりに、ビートでは定番のSparco REVを中古で購入した。

実は、スパルコREVは、UP GARAGEの通販サイトでだいぶ前に購入済で、梱包も解かずに長いこと放置していたのだが、昨夜、梱包を解いてみたところ・・・
WEBで掲載されていた写真よりは程度が悪かった(笑)

REVは長いことヤフオクを観察していたが・・・

・青が欲しい
・モデルチェンジ後の今の型よりも、以前のデザインの方が好み
・モデルチェンジしちゃったためか、以前のREVに程度の良い中古がちっとも見つからないこと(だいたい色あせや穴あきが酷い)

・・・などにより、ちっとも良い出物がなく、ヤフオクは諦めた。



REVは購入済だったものの、シートレール費用まで捻出できず、しばらく放置していたのだ。






出張中にラ・ストラーダさんから届いたスーパーダウン・フルバケシートレール

シート交換なんて30分程度の軽作業のつもりだったが、私がトロ臭いのもあって、1時間半ぐらいかかってしまった。




写真のA穴とB穴にシートベルトを通したが・・・・
シートとセンタートンネルの距離が近すぎて、シートベルトバックルへのアクセスが凄まじく悪い。

シートベルトをバックルに挿すのはかなり大変な作業。
センタートンネルカバーを外せばもう少し隙間ができるので、そうすべきなのか、何かほかに対策を考えるべきか・・・?



純正シート+シートレールと、スパルコREV+シートレールの重量差を較べたかったが、会社の秤が8kgまでなので、量るのをやめておいた(今にして思うと、クレーンで吊って量るのもあるんだった)。

個人的には持ち較べても、純正もスパルコもあんまし変わらないなあ・・・・という印象だったが、その場に居合わせた同僚と協力業者さんは、

「いや、ロコツにこっち(フルバケ)の方が軽いですよ」

と言っていた。
きっと協力業者さん(職人さん)の言うことが正しいんだろう。






オープンカーだけに、助手席も換装しないとバランス悪い(笑)


以前よりもそんなにシートポジションが下がったようにも感じなかったのだが、助手席と見較べると明らかにヒップポジションは低いし、以前はステアリングホイールにタコメータの上部が少し隠れて見難かったのが、完全に見えるようになったので、何cmかは下がっているんだろう。



CorsaよりもREVの方がかなりタイトなので(しかも、この半年間で太ったのもあり)、ホールド感はバツグン。ワインディングの高速コーナーもOKだった。

ただ、ビートの純正シートのアンコはレカロのように上質だったので、スパルコのイタリアンクオリティのアンコは残念な感じ(わかった上で「ブランド買い」したのだが)。


あとは、B4時代に使っていたサベルトのハーネスがうまく流用できるか・・・・だなあ。



ビート(PP1)関連目次はこちら
Posted at 2011/11/26 03:53:11 | コメント(6) | トラックバック(2) | ビート | クルマ
2011年11月19日 イイね!

【試乗】Honda Accord Euro R (CL7)

【試乗】Honda Accord Euro R (CL7)今日は現場が残業禁止だったので、夜遊びしてみた。
栃木の友人にお願いして、以前からスゴく乗ってみたかった先代アコードのユーロRを運転させて頂いた。

日中~仕事終わりまでは酷い土砂降りで、「試乗日和じゃないよなあ・・・・」と残念に思っていたが、ちょうど夜、迎えに来て頂いたタイミングで雨が止んだ!!!!

友人は女子なのだが、6MTのユーロRに乗っている。しかも黒。
車歴、バイク歴が男前過ぎて、話を聞いていて悶絶した。

イニDで有名な日光・いろは坂まで案内して頂き、3時間ぐらい?に渡って存分にドライブさせて頂いた。
本当にありがとうございましたm(u_u)m


■Honda Accord Euro R (CL7)

Honda Accord Euro R (CL7)

私の乗っていたBL5レガシィと同時期・同世代のライバル車にあたるユーロR。


●エクステリア

以前から幾度も書いてきたことだが、私は昔からホンダのデザインが好きで、このCL7も例外ではない。
BL5には思い入れが強いので、今となっては比較が難しいのだが、B4購入当初はデザインだけで言えばCL7の方が好みだった。(FFが苦手なので遠巻きに見ていたが)



特に好きなのがリアビュー。

全体に「潔い」デザインだと思う。
流線型なデザインとか、面の美しいデザインも好きだが、こういう直線とド平面で構成されたデザインも昔から大好きなのだ(だからこそのデルタ・コンプレックスだったりする)。

「腰高」なレイアウトが好みの分かれるトコロだと思うが、私は好きだ。

アコードは歴代、カッコイイと思う。現行のCUも(デカいケド)ライバル車たちよりもカッコイイと思う。


そうそう、CL7は2008年の岡山国際でのWTCC観戦時に出走していたのもあって、思い入れがあるんよね。。





●インテリア




過去のいろんなホンダ車のレビュー
で書いてきたように、ホンダのインパネまわりはかなりオリジナリティがあってアヴァンギャルドなのだが、残念ながらその先鋭性がシトロエンのような洗練されたテクノ感ではなく、子どもっぽい戦隊物っぽい感じなのだが、CL7のインテリアは、ホンダ車では例外的に、オーソドックスで硬派で高品質な感じだった。
ちなみに現行アコードのCU2も子どもっぽくはない

シンプルでスポーツセダンらしいセンスの良い内装で、質感はBL5A~Cのプラスチッキーな感じよりもずっと上質に感じたが、単に暗くて良くわからなかったのかもしれない。明るいところでまた見る機会が欲しいトコロ。

写真は取り忘れたが、レカロのセミバケ?が純正装備。
見た目もカッコイイし、適度な硬さとホールド感が素晴らしく、長時間乗っても疲れないのは流石のレカロなのだが、着座位置が妙に高いのが残念だった。
・・・・って、毎回、どのクルマのレビューでも書いてる気がする。着座位置が低いクルマって少ないんだよな。

ステアリングのレザーグリップもとても良い感じ。

ペダルレイアウトが私には残念な仕様。
ブレーキペダルがアクセルペダル寄りにオフセットされていて、左足ブレーキには向かない。



●エンジン~ドライブトレイン



昔から興味がありながら、なかなかFD2やCL7の試乗車を置いているディーラーがなく、今まで自分で運転する機会のなかった、「日本の名エンジン」のひとつ、K20A!

排気量: 1998[cc]
圧縮比: 11.5
最高出力: 162[kW](220[ps])/8000[rpm]
最大トルク: 206[N・m](21.0[kg・m])/6000[rpm]

ボア×ストロークは86.0×86.0の完全なスクエア。
K20Aって高回転型なので、オーバースクエアかと思っていたので、少し意外。
でもビートのE07Aもオーバースクエアとは言え66.0×64.0と、ホンダのエンジンってEJ20なんかほど極端なオーバースクエアではないんだよな。


トランスミッションは6MT。
S2000しかり、MTしか設定のないホンダの男気、商売っ気のなさが大好きだ。
スバルのディーラーさんの話では、現行インプレッサSTIも売れるのはAT仕様のA-Lineばかりだと言うのに・・・・。

ファイナルは4.764とローギヤード。


クラッチペダルは「ノーマル車」としては重めの設定(すぐに慣れたケド)。
最近はチューンドでもクラッチ軽いからちょっと意外。そして好み。
シフトは本当にスコスコ決まって気持ち良い。



昔、S2000(AP2)を試乗したとき、F22Cが「悪い意味での雑味のある直4」ではなく、「ガツンとくるパンチのある直4」だと思った。
今、私が乗ってるビートのE07Aも同様に「パンチのある直3」だ。

ホンダのディーラーメカの知人からは、F22CよりもK20Aの方が「血沸き肉踊るド根性系」だと聞いていたので、そういう先入観があったのだが、意外にも「躾の良いエンジン」という印象だった。
K20Aにもいろいろチューニング違いでの方言があるのかもしれないが。



乗り始めは「低回転域から意外とトルクがあって乗りやすい」という印象。K20Aの特性だけでなく、6MTのファイナルも寄与していると思うが。
で、VTECの可変回転数(5700[rpm]?)まではスゴくフラットトルクな印象。

ただ、良かれ悪しかれNAらしいエンジンで、「VTEC可変域までの」フラットなトルクにはすぐ慣れて、線が細く感じてくる。
2LNAを2Lターボと較べるのはハンデが大きいと思うが、低中回転域に限定すると、夏に友人に試乗させて頂いたAudi A4 2.0TFSI quattro (B8) なんかと較べるとやはり遅い。
最近のあの手のターボはドッカンターボのカタルシスを捨てて、低中回転域に狙いを絞ってきてるので尚更、差が出るのだろう。
EJ20ターボと較べるのは最早難しいなあ。ノーマルのEJ20のフィーリングをすっかり忘れてしまった。


直4NAとしては現在はホンダが世界最強だと思うが、過去にいろいろ乗ってみた直4の「ド根性系フィーリング」「レスポンス」ではBMW M3のS14エンジンがやっぱり最強かなあ。
もっとも、あまりに古いクルマなので、どこまでノーマルなのか・・・は良くわからないが。



さて、中低速域はともかくとして、K20AのVTEC可変域(5700?)から上の急加速はものスゴいカタルシスがある。泣ける。
ここからがK20Aの本領発揮!
ああ、コレは昔ながらの「回してナンボ」なホンダエンジンなんだ!!!!と感動できる。

最近のホンダエンジンが低中回転重視なのを非常に寂しく感じているので、久々にかつてのホンダらしいエンジンに出会った気持ち。

結局、K20Aは高回転を維持しながら、シフトチェンジして繋いでいくのが、きっと正しい楽しみ方なんだろう・・・と強く思ったが、

ローギヤードなのもあり、VTECが効いてしまうとあまりに速すぎて・・・
友人のクルマで遠慮気味だったのと・・・
路面ウエットだったのと・・・

・・・で、今回の試乗、私のスキルでは高回転を維持して繋ぐ・・・というK20Aをきちんと堪能する操作ができなかった。

サーキットで回したらさぞ楽しかろう。




●ボディ、足回り、ステアリングなど

なんかホンダ車のレビューのたびに書いてるような気がするが、昔のホンダ車からは想像できないぐらいドッシリとした剛性感がある。

走行距離5万kmぐらいの個体だが、ヤレてない。
ショックも抜けてない。

ステアリングはタイトでやや重め。
足もタイトで硬めだが、ハーシュネスはきちんと往なしている。
ドッシリ感はあるが、鈍重な感じはしない。かと言って軽薄な感じもしない。

この「スポーツセダン」としての絶妙な味付けは500万円以下のDセグのスポーツセダンの中ではズバ抜けていると思う。

たぶん、世代的なもんもあるのだろう。
CL7は車重が1390[kg]しかない。
この手の「イマドキのDセグセダン」としてはかなり軽い方なのだ。
バランスが良い。
最近の、衝突安全の絡みでどんどん重くなっているクルマにはないバランス感覚だ。



・・・でも、残念ながら「いろは坂」では、クルマの出来の良さとは裏腹に、自分がやはりFFの挙動が苦手だなあ・・・・と思った。
特に上り坂でのタイトコーナーの連続・・・・は、後輪の駆動での姿勢制御ができないのがなんとももどかしかった。
下りはそんなに気にならなかったが。


私のクルマのサイズ的・・・と、自分のFF下手的に、「いろは坂」でもタイトコーナーの連続するところはちょっと苦しい感じだったが、前後の直線とRの大きいコーナーでは本当に気持ちの良い走りをするなあ・・・と。



タイヤは例によってBSのRE-050だった。

レガシィと言い、こないだのAudi A4(B8)といい、997カレラといい、RE-050のOEMのシェアって本当にデカいんだな・・・・。

今回の試乗ではウェット路面のワインディングと言っても、無茶はしていないので、良くわからなかったが、B4時代にRE-050にはあまり良い印象をもっていない(グリップ→スライド、スライド→グリップの移行が唐突過ぎて危ない)ので、ユーロRもAD08なんかに換えたらまただいぶと印象が変わるのかな。




左足ブレーキしにくいことは上述済みだが、ブレーキペダルはリニアでコントローラブルなんだケド、タッチがやわらかすぎてダイレクト感に欠けると思った。
ステアリングやクラッチペダルなど、他がタイトで重めなので、ブレーキペダルだけがソフトなのが余計に目立った。
たぶん、パッドを換えるとか、マスターシリンダーストッパーを付加する・・・とか簡単なことでフィーリングは変わるんだろうが。



●いろは坂

マンガではおなじみだが、スゴいテクニカルコースだった。

上り(「第二いろは坂」?)のタイトコーナーの連続もリズムが掴みにくくて難しいし・・・

下り(「第一いろは坂」?)は、延々と続く、かなりキツい下りとヘアピンの連続。
裏六甲の一部の難所が、いろは坂ではずっと繰り返される・・・という印象。

特に下りは、ストレートが十分にない状態でヘアピンが現れるので、ターボよりNAが有利に思えるし、何より車重が軽いこと、タイトに良く曲がることが重要なコースだと思えた。
マンガのせいで、ランエボなイメージが強かったが、実際に走ってみたらシビックだとかの方がイメージしやすかった。

そんなこんなで、ビートで走ったら、どんだけ面白いことだろう・・・・と。
特に下り(「第一いろは坂」?)。
エンジンパワーのハンデはないし、フロント荷重かけられるし、軽いのでブレーキには優しいし・・・・。



ちなみに、日光ドライブでは何匹もの鹿(←かなりかわいかった)に遭遇したり、テン?イタチ?にも遭遇した。



●おしまい

楽しすぎるドライブだった。
食事までごちそうになり、本当にありがとうございましたm(u_u)m






試乗記関連目次はこちら
Posted at 2011/11/20 01:45:07 | コメント(8) | トラックバック(2) | 試乗記 | クルマ
2011年11月17日 イイね!

無限 2012 卓上カレンダー

無限 2012 卓上カレンダー宇都宮にて宿泊中。比較的長期の出張となる。
出張前に取り付けたかったビートのパーツが残念ながら出張前に間に合わず、出張中に届く予定なので、後ろ髪をひかれつつ、帰阪を楽しみにしつつ。

ビートの生まれ故郷とも言える地なので、今日も何台もの程度の良いビートを目撃した。
S2000やDC2Rなんかもやたらと見かける。

出張先の客先で、10数年ぶりに大学の友人に会ったり・・・と、なかなか充実の出張。

(ただ、出張期間中に他の仕事を放置するワケにもいかず、ホテルで仕事してたら結局0時を回ってシマッタ・・・)



先日、同僚がM-TECさん(無限ネ)を訪問した。
一緒に行けなくてとても悔しい思いをしているのだが、M-TEC土産として、2012年の卓上カレンダーをもらってきてくれた。ナイス。
HSV-010 GT、カッコイイな。
Posted at 2011/11/18 00:30:16 | コメント(2) | トラックバック(0) | グッズ | クルマ
2011年11月14日 イイね!

【307SW】H&RスポーツスプリングHR29304投入後307SW写真

【307SW】H&RスポーツスプリングHR29304投入後307SW写真←フロントスプリング。








リアスプリング。







サイドビューはフロントが下がり、グッと良くなった。





フロントの地上高が下がって良い感じ♪





フロントのツラウチ具合。少し目立つ。
車高はもう10mm下げたいが、まあ、家族車・ミニバンやし、こんなもんだろ。





リアのツラウチ具合。
目立ち過ぎる。
かなり厚めのスペーサをかます必要があるので、ボルトも検討しないといけない。(どこで買うんだろ??)

ちなみにプジョーは、ハブ側からハブボルトが出ておらず、ハブ側はタップ穴となっており、ホイール側からロングボルトをねじ込む必要がある。





プジョー307SW関連目次はこちら
Posted at 2011/11/14 01:03:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 307SW | クルマ
2011年11月12日 イイね!

【307SW】H&RスポーツスプリングHR29304 交換・レビュー

【307SW】H&RスポーツスプリングHR29304 交換・レビュー昨日はマグナムさんからH&Rのスポーツスプリングへの交換作業風景の写真を送って頂いた。

いつもきめ細やかなご対応、誠にありがとうございます。


で、今日、仕事終わってから夕方、マグナムさんに307SWを引取りに訪問した。

走行距離: 55700[km]にて交換。



↓交換前



↓交換後



うん、ノーマル時の不自然な前上がりがだいぶ解消された。
F: 指3本(まだ高い)
R: 指2.5本

あとは、リアのツラウチっぷりがとにかく気になる!



マグナムさんの計測値によると、フェンダー下端で

F: 703mm→670mm、33mmダウン
R: 670mm→660mm、10mmダウン

元々がかなりフロント上がり(リアより33mm高い)で不細工だったのが、10mm差まで近づいたワケだ。


バネレート
F: 24.7[N/mm] = 2.52[kg/mm]
R: 37.8[N/mm] = 3.85[kg/mm]

純正バネのレートがいくら調べても出てこないので、数字での比較ができないが、

リアのバネレート>フロントのバネレート

としたかったのと、

フロントのダウン量>>リアのダウン量

としたかったので、H&Rを選んだ。



一応、H&Rの売り文句をまるっと引用すると、




TUV認証
ドイツでは乗用車に装着するパーツは全て世界でもっとも厳しいといわれるTUVテストをパスしなければいけないという規則がありますが、1970年代後半にローダウンスプリングはおろかチューニングパーツでTUVをパスしたメーカーは1つもありませんでした。
しかし、H&R社は1980年代初頭にはローダウンスプリングでは初のTUVテストをパス。H&Rスプリング高性能を世界に知らしめる事に成功しました。
これ以来、ドイツのチューナーやレーシングチームから絶大の支持を受ける事となりました。
勿論TUVをパスしたという事のみで、競合がひしめくトップの座を維持しつづけるのは難しく、現在の地位を確保するには、スプリングの設計と平行して、長期間使用してもへたりやたわみといった経年劣化のない高品質の実現への取り組みや、独自の製造工程が大きな影響を与えております。

German standard
現在はH&Rのハイパフォーマンス、ISO9001認証を取得した厳格な最高品質等が支持され、ポルシェ カレラGT、911GT2、911GT3、メルセデスCLK DTM AMGなどのウルトラハイパフォーマンスカーにH&Rスプリングが純正装着されています。
驚くべきことに、皆様のお手元に届くH&Rスプリングは、ウルトラハイパフォーマンスカーに純正装備されているスプリングと同じ材質、品質管理を経て製造されたのです。

冷間成形製法から誕生するヘタリを知らぬ耐久性
車両を支え、激しい動きに耐えるスポーツスプリングには経年劣化によるヘタりを生じさせない高い耐久性が求められます。
H&Rは高耐久性鋼材メーカーとして知られているムアー アンド ベンダー社の鋼材を独占使用。その引っ張り強度はなんと2,136N/mmと、スポーツスプリング業界では群を抜いた最強のスペックを誇ります。さらに、巻き工程で鋼材の内部に生じる熱とストレスを取り除くため、焼き戻しとショット加工による表面加工を施すことで、冷間成形されるスプリングの金属疲労を徹底的に除去しています。
弾力性維持の障害となる鋼材内部のストレスを取り除いた後、スプリングを完全密着させるプレセッティング処理が4回にわたって施されます。





ということらしい。



●インプレ



全体に硬くなり、モロ、ドイツ足なフィーリングとなった。
踏ん張る感じ。


昔はドイツ足がとにかく好きなテイストだったんだケド、最近は特にそうでもない。
いや、好きなテイストのひとつであることは間違いないんだケド、ほかにも、しなやかな足とかシャープな足とかをいろいろ知ってしまったから。


もっとも「ドイツ足」って言っても、年々、ドイツ車の足回りのテイストも変わっていってる。
実家の初代TTクーペは典型的なドッシリ感のあるドイツ足だが、二代目ではもっと軽快な感じになってるし。
ゴルフも3→4→5・・・と、どんどん、軽快でシャープな方向に変わったし。
E92 M3もシャープだ。
BMWのセダン系、ポルシェあたりはいわゆるドイツ足の文脈の中で良いもの・悪いものがあるイメージ(主観です)。
逆に、近年は日本車がドイツ足っぽくなっていってるという印象。



さて、H&Rのスプリング付の純正ダンパー。


ステアリング操作時のムダ・遊びがなくなり、シュアなフィーリングとなった。
これは非常に好ましい。

フロントへのトラクションを維持するために、リアのスプリングレートを高めに選んでみたのだが、良い・悪いはともかく、駆動輪でないリアの存在感が持続するようになった。

純正バネで加速時にリア荷重となってフロントにトラクションがかからない症状は、ある程度解消されたと思うが、それでもまだ加速時のフロントのトラクションは足りていないと思う。
スプリングレートの問題というよりは、フロントダンパーの伸び側の減衰率が低すぎると思う。



フロントダンパーの伸び側の減衰率の低さの問題は、ブレーキング時に更に顕著。
ブレーキング時のフロントへの「大きすぎる」荷重移動は純正より多少マシになったのだが、前荷重状態からの戻りが速すぎるのだ。(反動でハネ返ってくる)

純正状態のときからの問題だが、スプリングレートが高くなったことでより顕著になったかも。
古い軽自動車なんかでショックが抜けたクルマにありがちな症状だ。



リアのバネレートUPにより、リアのハーシュネスは多くなった。
そうは言っても、アッパーマウントはブッシュなので、角は丸いが。
運転席の私は特に気にならないが、2列目、3列目に座る家族からの今後のリアクションがどうなるかは・・・ちょっと気になる。
あと、ボディへの影響も少しだけ気になる。



307SWの純正足は、高速コーナーで素晴らしいしなやかさ、キレイな走りをしていたが、残念ながらこれはスポイルされた。
高速コーナーにおける、純正スプリング時の、ベタッと沈み込んで路面をトレースする感覚はなくなったかわりに、各足が踏ん張っている感覚、タイヤに荷がかかって感覚は強くなった(が、やはり高速コーナーのフィーリングは純正時の方が好み)。



●ワインディング・インプレ

307SWを購入したばかりの頃、「裏山」を走ってみて、スゴくがっかり、凹んでから、307SWでは全くワインディングは走っていなかった。

今の私にはビートという戦闘機があるので、307SWはワインディングを走るクルマではないのだが、H&Rのスプリングがどんなもんか知りたかったので、またガッカリすることを覚悟して走ってみた。


・・・・ウレシイ誤算で、ワインディングをある程度走れるクルマになっていた。
不快感がなくなった。
バタつかず、とっちらからず、随分とコントローラブルになった。
ワインディングを運転する気になれるクルマになった。


サスペンションが良くなったのと引き換えに、

・フロントタイヤのサイドウォール剛性不足、ブロック剛性不足、グリップ不足

・ブレーキの効きの悪さ、タッチの悪さ

・強めのブレーキング時に勝手にハザードがONする307SWの電気仕様の煩わしさ

・エンジンの非力さ・・・というか、ドライブトレインと合わせてのトルク不足か。3.476というファイナルギアの減速比の小ささにより、とにかく加速しない。4500rpmぐらいから上が伸び悩む

・・・というネガが良くわかった。



307SWは、通勤車・家族車なので、ワインディング用にセッティングしていくつもりは全くないが、タイヤ交換のタイミング(まだ2年ぐらい先の話だが)では、もっとサイドウォール剛性が高くてグリップするタイヤを選びたい。
そのタイミングでは16インチだとサイドウォール云々というには扁平率が高すぎるので、17インチ化したい気もするが、車軸トルクがプアなので17インチはツラいかもなあ・・・。





プジョー307SW関連目次はこちら
Posted at 2011/11/12 22:00:31 | コメント(2) | トラックバック(1) | 307SW | クルマ

プロフィール

「【サーキット】【ビート】HAOC走行会 鈴鹿ツインサーキット 1分11秒437 2024.02.25 http://cvw.jp/b/242406/47671199/
何シテル?   04/22 00:11
ビート(PP1)、アコード・ユーロR(CL7)、三菱アイに乗っています。 ビートでのサーキット走行(タイムアタック)とチューニングを続けています。 鈴鹿...
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2014/05/25 00:53:19
 

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