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2011年07月03日 イイね!

「上がりのクルマ」 その29 上がりのミニバン

「上がりのクルマ」 その29 上がりのミニバン中学時代から今に至る、好みのクルマと、クルマ遍歴をつづった「上がりのクルマ」コラム。

その27 Subaru Legacy B4 (BL) 後編」にて、「上がりのクルマ」の結論を「私の場合、上がりのクルマというものはメーカに用意してもらうものではなく、愛車とともに歩んでいくことでカタチ造るモノ」とし、B4と歩んできたこと・出来る限り長く乗り続けたいと締めくくったが、予想外に早く、その最期が来てしまった。。。




■上がりのミニバン

みんカラにはミニバン・アンチが多いが、子どもが3人もいるウチにとっては、B4保有時期からミニバンのニーズが切実だったため、常に「いずれ買うミニバン」のリサーチを続けていた。

B4を失い、プジョー307SWを購入することで晴れてミニバン・オーナーとなったが、できればこの「上がりのミニバン」は実際にミニバン購入する前にフラットな視点で書きたかった。


●Daihatsu Atray7 (S221G)

ダイハツ・アトレー7

B4の前に所有していたダイハツの1300cc、7人乗りミニバン「アトレー7」。

ジウジアーロのデザインしたアトレーの後ろを伸ばしたようなデザインで、FRだし、脚も硬めだし、コンパクトだし、結構気に入っていた。(※「「上がりのクルマ」 その19 Daihatsu Atray7 (S221G)」に詳述)


で、B4を購入した2006年当時は、家族構成とライフスタイル的に、アトレー7の次も6~7人乗りのミニバンにしよう・・・と、ミニバンを探してた。



●Honda Odyssey (LA-RB1/2系)

オデッセイ(LA-RB1/2系)

3代目オデッセイの登場は、私にとってセンセーショナルだった。
はじめて実車をストリートで見たとき、アヴァンギャルドとレトロを同居させたような独創的なスタイリングに盛り上がった。
シトロエンあたりが打ってきそうな手だなあ・・・と思った。

そもそも私は昔からホンダのファンなので、2006年のクルマ買い替え計画時には、マイナーチェンジしたてのオデッセイの試乗(アブソリュート)に真っ先に出かけた。

試乗してみて、かつてのホンダ車のようなペラペラ感はなく、しっかりとした剛性感はあったものの・・・

・ホンダらしいエンジンで低回転より高回転で生きるのに、ATの制御によりエンジンの良いところが全く使われていない

・ホイールベースが長いから、リアがやたらと遅れてついてくる。

・トルコンのフィーリングがNG。ATのMTモードも不出来。

・・・と乗ってみて、オデッセイ熱は一気に冷めてしまった(オデッセイ乗りの方々、大変申し訳ございません)。

いつの間にか、オデッセイがDQNの定番アイテムとなってしまったのも残念だった。
ちなみに、モデルチェンジしての4代目のデザインも結構好き(デカいケド)。




●Subaru B9 Tribeca



「上がりのクルマ」 その22 Subaru Legacy B4 (BL) 前編」にも書いたが、この時期、私が注目していたミニバンは北米で売られていたスバルのB9トライベッカ。
水平対向6気筒を積んだSUV。



ザパティナスが入ったこの時期のスバルのデザインは意欲的で勢いがあった。
B9トライベッカのこの初期型デザインは、まさにアルファロメオがSUVをリリースしたかのようなデザインだと思う。

スバルのディーラーの営業マンからも日本での発売計画を聞いていたし、「中の人」からも日本向け仕様車の煮詰め作業について聞いていたので、間違いなくリリースされる予定だった。
・・・が、リリースされなかった。

もっとも、私はB9トライベッカに興味をもって、足を運んだスバルのディーラーでBL5Cレガシィの試乗をして、ガツンとやられてしまい、B4を購入することになったのだが・・・・。

ちなみに、「ザパ顔」をやめてマイチェン後のトライベッカ(名称も「B9トライベッカ」ではなく「トライベッカ」になった)にはガッカリした。




●VW Touran



B4購入前に、もちろんトゥーランも乗りに行った。
当時のトゥーランは、写真のような形じゃなく、もちょっとゴルフIV寄りのデザインだった。

コンパクトさとルックスは結構好きだったのだが、残念ながら、運転してみたらモッサリし過ぎていて萎えた。

それから、ビッグマイナーチェンジ?をしたトゥーラン。
デザインも一新され、TSIとDSGを積んだ意欲作。
発売されてすぐに試乗した。※VW Touran試乗記に詳述

モデルチェンジしてからのトゥーランは、全体フォルムとマッチしていない鷹目が嫌いだが、後ろ姿のロジカルさ、無駄のなさは好き。

TSIはシャープでフラットトルクで良く走るけど、小粒で線の細い感じ。
DSGも、トルコンのようなフィーリングのネガは皆無だけど、制御過多。

当時はイマイチ感動しきれなかったのだが、それでも、その後いろいろミニバンに乗ってみたり、307SWのオーナーになってみたりすると、やっぱりTSI+DSGの組合せはパワートレイン+ドライブトレインとしては、他のミニバンより頭3つ分ぐらい抜きん出ていると思う。

ウン、足回りも含めて、乗り味だけならトゥーランが欲しいかな。
ただ、トゥーランにはそれ以外の世界(つまり、ミニバンとしての何か)はないと思う。




●Subaru Traviq



オペル・ザフィーラをOEM供給されたスバルのミニバン。

BE・BHレガシィやプレオなんかと同じく、スバルの当時のパトロンだった「GM顔」「GM系デザイン」と言われてしまうと萎えてしまうが、ハッキリ言ってトラヴィックのデザインはカッコイイと思う。見かける度にイイなと思う。

自分で運転したことがないので、走りの評価は全くできないのだが、誰のレビューを見ても、エンジン・ハンドリング・足回りと走りは絶賛されているので、昔から興味があった。

B4亡き後、我が家のミニバンとしてトラヴィックを提案したが、妻にはデザインが不評であったorz.....
また、大阪で中古を2台置いていた店が、試乗不可だったこともあり、結局、見にすら行かず、307SWに決定した。

今後も所有することはなさそうだが、一度運転してみたい。



●CITROEN C4 Picasso (B58RFJ)

CITROEN C4 Picasso (B58RFJ)

シトロエン C4ピカソは私にとって「奇跡のミニバン」だ。

外観よりも、内装デザイン、乗ってみての宇宙船、水族館のようなフィーリングは他を超越していた。(※「【試乗】CITROEN C4 Picasso (B58RFJ)」 に詳述



↑本ブログでは何回も使っているC4ピカソのインテリア画像だけど、何回でも使っちゃうよ。

シングルクラッチの2ペダルMTを含めて、走りもVWトゥーランの次に評価できるのだが、そんなことより、このC4ピカソというクルマからは「ライフスタイルの提案」「クルマの価値感を変える何か」が確実に存在する。
たぶん3列シートの使い勝手とかは悪いと思うし、エンジンはホンダに勝てないと思うんだが、だから何だというのだ!・・・と思える。

だが、C4ピカソは玉数が少なく、中古車もとてもとても高価なのである。




●FIAT Multipla



このクルマをはじめてストリートで見たときは理解不能だった(笑)

以前にとても面白いコラージュ画像を作ったので、こちらのページを是非見て欲しい。

デザインも意味不明な上、MTしか設定がないのも意味不明。
でも、その意味不明さがステキだ。

モデルチェンジして標準的なFIAT顔になってガッカリしたのはB9トライベッカと同じ。




●Peugeot 307SW (GH-3EHRFN)



我が家のミニバン、プジョー307SW。

購入してから2ヶ月が経つが、納車準備・車検と、早速のエンジンオーバーホールで残念ながらまだ1週間弱しか乗れていない。

デザイン、ユーティリティなど気に入っているが、エンジン、AT、足回りは残念ながらイマイチだ(足回りの評価は難しいが)。(※「【オーナーズレビュー】Peugeot 307 SW(GH-3EHRFN)」に詳述)

あんまし乗れてないが、いろいろこのクルマについて調べたり、整備工場とやりとりしている間に、ちょっとずつ愛着が湧いてきているので、長く大事に乗りたいと思っているが、残念ながら、307SWは「上がりのミニバン」じゃなかった。
同じPSAグループで、同じプラットフォームを共有する(ハズの)C4ピカソのような、強烈な提案力がないのだ。

後継の308SWはどうなんだろう?
307SWのスッキリしたデザインも好きだが、308系のエグい、キャラの強いデザインの方が好きかな。

メカとしては正常進化らしいので、「プジョーのオーナーの特権」で(笑)、近いうちに試乗してみよう。




結論。

メカはVW トゥーラン(TSI+DSG)を評価できるが、「上がりのミニバン」、個人的には圧倒的にシトロエン C4ピカソ

307SWを大事に乗りつぶす頃にはC4ピカソも安くで手に入るかな?そのときはまたマグナムさんで購入したいと思う。
(玉数が少ないから入手は難しいかもネ・・・・)



「上がりのクルマ」連載の目次はこちら
Posted at 2011/07/03 19:41:54 | コメント(4) | トラックバック(0) | 車遍歴 | クルマ
2011年01月04日 イイね!

「上がりのクルマ」 その28 B4の次に乗りたいクルマ

前回の「その27 Subaru Legacy B4 (BL) 後編」にて、「上がりのクルマ」の結論を「私の場合、上がりのクルマというものはメーカに用意してもらうものではなく、愛車とともに歩んでいくことでカタチ造るモノ」とし、B4と歩んできたこと・出来る限り長く乗り続けたいと語った。

しかし、いつの日か、B4が事故などで復旧不能な状態に陥ったとき、B4のパーツを別のBL5に移植して、次のB4(BL5)に乗り継ぐのは違うと思っている。
なので、縁起でもないが、B4とお別れせざるを得なくなったとき、次に乗りたいクルマについて書いてみる。




■B4の次に乗りたいクルマ

●Honda Beat (PP1)



ビートのルックスが大好きだ。
発売から20年が経過したが、いつストリートで見かけても、ハートを射ぬかれる。



フロントもリアもサイコーだが、特に、サイドビューの見た目が秀逸だと思う。本当に美しいと思う。

見た目がとにかく好きなクルマとしては、Alfa Romeo SZ/RZ (ES30) なんかもあるんだケド、私にとってSZ・RZは、希少車だし高価なクルマだしパーツの入手性などから、やっぱり「飾っておいて鑑賞するクルマ」「たまにひっぱり出して、ドライブするクルマ」であり、ガシガシ走るクルマじゃない。
結論として、私はガシガシ走るクルマじゃなければ、ミニチュアカーでOKなのかな・・・と(そういう意味では、SZ・RZのモデルカーは心底欲しい)。

で、ビート。

前職場の同僚が銀のビート(フルノーマル)に乗っていたので、箕面の峠を運転させて頂いたことがある。
そのとき心底感動したことは「「上がりのクルマ」 その20 Honda Beat (PP1) 」で熱く語っているので、ここでの再インプレはやめておこう。

・・・そんなこんなで、見た目が大好きで、走りも良かったビートは、今でも最も欲しいクルマのひとつ。
B4が潰れた場合、家族車はミニバンに移行し、もう一台はなるべく自分の小遣いでの購入・維持になるだろうから、そういう側面からもビートは現実的だ。

ビートはルックスがステキ過ぎるので、所有しても外観はあんまし変えたくないなあ。
色は、以前運転させてもらったシルバーにも思い入れがあるが、黄色も捨てがたい(昔から黄色のスポーツカーには憧れが強い)。

ビート所有の懸念材料としては・・・
B4のパワー、トルク、スピードに慣れてしまった現在、ビートのスピードレンジは物足りなくなるんじゃないか?・・・ということ。
タイトなワインディングは楽しそうだけど、サーキットに持ち込んだ場合、どうなのかなあ?とも思う。




●Honda NSX (NA1、NA2)



登場時は、大好きなホンダからの国産初のスーパーカーみたいな感じで、さすがにちょっとワクワクしたものの、R32 GT-Rほどのインパクトは感じなかった。

特に、リトラクタブルヘッドライトにちょっとガッカリした。
フェラーリ(328とか348とか)、ポルシェ924・944、セリカXX・70スープラ、フェアレディZ30・Z31、180SX、RX-7(FC・FD3S)・・・・。まだまだほかにもたくさんあるが、当時はスポーツカーと言えばリトラで、中坊だった私にはそこにオリジナリティや工夫を感じることができなかったのである。

大人になるにつれ、リトラなんていうディテールではなく、NSX自体のデザインのステキさが強く心を捉えるようになり、稀にストリートで見かけると、やはりハートを射ぬかれるようになった。

それどころか、NSXは初期のリトラのデザインの方がずっと好きだ。



↑カッコ良いではないか!!
そう、結局私の心を捉えるのはホンダのデザインなのである。

そもそもセダンのデザインとしても歴代アコードとか大好きなんだケド、FFが苦手な私にはホンダ車の選択肢が極めて少ない。
後輪駆動のホンダ車としては、ビート、NSX以外に、なんといってもS2000がある。
S2000も昔試乗して(AP2)、非常に感動した。大好きなクルマなので、ストリートで遭遇するとガン見してしまう。

・・・が、私は昔から「せっかく2座のクルマを所有するなら、ミッドシップに乗ってみたい」という思いが強くあり、S2000は今回のセレクションから外している。
「前後重量配分が」とか「マスがセンターで」とか、そういうんじゃなく、背中にエンジンがあって、背中からメカ音が聞こえることに、個人的にはたまらない高揚感があるのだ。

NSXには残念ながら乗ったことがない。
運転したことがないクルマを語るのはポリシーに反するが、なかなか乗れないクルマなので仕方ない。。(大阪のNSXオーナーの方、乗せてください)
そんなこんなで、NSXのグレード・仕様違いについては正直良くわかんない。(速いに越したことはないケド)

NSXなら、ビートの懸念材料としてのパワー不足に苛まれることもなく、サーキットユースも良いだろう。

懸念材料としては、

・アルミボディのため事故時の修理が大変。
・ある程度希少車だけど、ランニングコストどうかな?
・車幅1730のB4でも結構厳しい我が家のカーポートにNSXのW1810が少しツラい。

というところ。




●Porsche(911かケイマン)



「上がりのクルマ」 その25 Porsche」でいろいろ語っているので、改めて語ることもないんだケド。
スポーツカーとしての出来がすばらしく、ある程度実戦的なのがポルシェかな。
吊るしで乗るなら無条件でポルシェを選びたいなあ。

GT3やGT2には憧れるけど、高価過ぎて腫れ物に触るような扱いをしないといけないので私はNG。
素カレラやケイマンをベースに、コツコツ弄って行くのが自分らしいと思うんだけど、ちょっとしたパーツもイチイチ高いんよね。

3人も子どもがいる私としては、セカンドカーとしての所有でも、できれば後部座席があった方が良く、そういう意味では911はとてもステキなんだけど・・・

「今のウチしか乗れない」という意味でも、今はビートかNSXかな。

NSXもビートもとっくに絶版車。
それに対し、911やケイマンは10年後も、モデルチェンジを繰り返して存続しているのだろう。
10年後にNSXやビートを中古購入するのは、なかなか難しいと思うんだけど、10年後にそのときの「10~15年落ち中古のポルシェ」を購入するのは現実的な選択だと思う。
10年後に私にそれなりにお金があれば、そして、世の中的にガソリンのスポーツカーに乗れる法制度であれば・・・だが。




●Subaru Impreza (GC)



「上がりのクルマ」 その17 Subaru Impreza (GC・GF) 」で語ったように、GC・GFインプレッサのデザインもとても好き。

もちろんGCは基本4ドア・5人乗りだけど、B4の次の家族車はミニバンにしないと大ブーイング必至なので、結局インプもセカンドカーとしてしか検討できない。
で、どうせセカンドカーにするなら、2ドアが欲しい。
22B(WRC記念のワイドボディの限定車)がステキだけど、希少車で大事に乗らないといけないので、普通の2ドアをベースに、サードパーティーのキットでワイド化がベターなのかなあ?

酸いも甘いもわかってるスバルのEJ20とAWDなので、チューンドのベースにしてサーキットに持ち込むには私としては一番実戦的だけど・・・・
う~ん・・・・。B4とお別れして次に乗るなら、せっかくなのでやっぱりホンダかポルシェに乗りたい気もする。



ターボ+4WDのジャンルでは、長年、憧れ続けたデルタがある。
もちろん、デルタも、NSXやビートに負けず劣らず、ストリートで見かける度に心を鷲掴みにされるんだけど・・・・
デルタも「憧れのまま」が良いのかなあ・・・とも思う今日この頃。チューン代よりも修理代・維持費に費用がかかって、インプレッサなんかほど実戦的じゃないのも気になる。

そういや、デルタは毎年、正月に阪神高速の中島PAでオフ会が開催されている。今年は1/10らしいが、休みが取れたらのぞいてみようかな?
コンプレックスが増長されて再びデルタが「上がり」の筆頭になるかもしれないし、自分のデルタコンプレックスにお葬式が上げられるかもしれない。




「上がり」連載の次回は、「上がりのミニバン」について書こうかな。
Posted at 2011/01/04 11:59:10 | コメント(4) | トラックバック(1) | 車遍歴 | 日記
2010年12月11日 イイね!

「上がりのクルマ」 その27 Subaru Legacy B4 (BL) 後編

私の中学時代から現在に至る、クルマ好きとしての変遷と、クルマ歴を語った「上がりのクルマ」連載。

「上がりのクルマ」 その26 Audi S4 の続き。
(また3ヶ月もあいてしまった・・・)




■Subaru Legacy B4 2.0GT Spec.B(BL5A)

2006.05.26にレガシィB4(BL5C) GT Spec.Cに試乗してガツンとヤラれてから、かなりいろんなクルマに試乗したが、結論としてレガシィが一番記憶に残る一台だった。

当時はBL・BPはビッグマイナーチェンジをしたばかり。D型へと以降していた。

個人的にはBL・BP後期型のヘッドライトやリアのメッキなどのディテール、全体になんとなくエッジがなくなった感じは、E60型BMW5コンプレックスも強く感じ、BL・BP前期型と較べて好きになれなかった(後期型オーナーの方、スミマセン。好みの問題です・・・・)
・・・が、ビッグマイナーチェンジによってクルマ自体はブラッシュアップされているという話だったので、D型を購入するつもりでディーラーに行った(6MTやし)。



BP5D 2.0GT(ターボね) ATの試乗車があったので乗ってみた。

「??なんか足回りに締まりがない??全体にインフォメーションが希薄??マッタリ???」

BL5CのスペBとは全く別のクルマのようなフィーリングで、違和感を覚えながらも、それがSpec.BとGTの違いなのかな?・・・とそのときは解釈した。
(Spec.BとGTはショックが違ったり、ファイナルギアが違ったりする)




で、後日、ディーラーの営業さんに同行頂いて他店舗のSpec.Bを試乗しに行った。

ワインディングっぽい試乗コースをじっくり走りながら・・・

「やっぱり以前に乗ったBL5Cと全く違う。
なんかステアリング・インフォメーションも、足回りも、加速すらもダルに感じる。
この数ヶ月でいろんなクルマを試乗したから、自分の感覚が厳しくなったのかな??」

と。
すると、営業担当さんが、

「mistbahnさんの好みは良くわかりました。
おっしゃっていることは良くわかります。
BL・BPレガシィは年改ごとに、ユーザーさんの意見を聞いて、どんどんソフトな方向に変わっています。
一番スポーツテイストが強かったのはA型。
賛否はありますが、A型こそが、開発者が一番作りたかったレガシィの姿そのままです。
きっとmistbahnさんはC型よりもA型を気に入ると思います。A型を探して一度運転してみてください。
そして、もしA型を買われたら、自慢のレガシィを見せにきてください。」


とアッサリ言われた。
(※後期型オーナーの皆様、申し訳ございません。好みの問題です。製品としての品質・出来は後期型の方が遥かに上だと思ってます)




あんまし営業熱心な営業さんじゃなかったけど、後から他店舗で聞いたところ、大阪スバルでもトップクラスの営業成績を誇るヤリ手で、現在は店長さんとのこと。
結果としてこのディーラーさんでは新車を買わなかったんだけど、中古購入のB4のメンテをお願いしてたし、何より私はこの営業さんとBL5C試乗によって、すっかりスバル車の熱烈ファンになったワケだから・・・・・
・・・・どうなんだろ(笑)



で、A型の中古車両をいろいろググってたら、京都スバルに19000km、紺、スペB、MT・・・という欲しいスペックのタマが見つかった。
京都まで行き、試乗してみた。

「おお、コレだ!!!!コレしかない!」

即決した。
確かにC型よりもラフで武闘派な感じだったが、このあたりは新車と中古車の違い、入れているオイルの違いなんかもあるかも。
いずれにせよ、感銘を受けたBL5Cよりも更に好みだった。





さて、愛車となったB4。



かなり乗り味とか動力性能とか、ツボに入って買ったクルマだけど、やっぱりオーナーとしてしばらく乗っていると、それはそれで不満が出てくる。


貯金してはパーツ交換。
金がないときは徹底してDIYで軽量化。
ECUからのログ採りとROMのリセッティングの日々。

年月の経過とともに、更に好みのクルマに仕上がっていくと同時に、手をかけた分の愛着も深くなる。


で、現在のB4。

Subaru Legacy レガシィ B4 BL5A mistbahn






購入当初はAlfa 159アウディのA4やS4なんかに見た目のコンプレックスは多少あったが、現在は皆無。
現在の自分のB4のルックスは最高だと思っている。


とにかくシャープに吹け上がるようになったEJ20。
車高調や軽量化により、エンジンと同じく切れ味鋭くなったハンドリング。
機械式LSDとネオバAD08によって得たトラクション。
スパルタンになった内装。

かなり好みなクルマに仕上がってきた。
で、それと引き換えに、市販のクルマを試乗しても退屈にしか思えなくなってきた。


もちろん、まだまだ不満もある。

ノーマルの助手席がモッサリしてるとか・・・。
排気音が小さくて物足りないとか、センターパイプがボトルネックになって排気抵抗を感じるとか・・・。
純正ブレーキキャリパーが熱に弱すぎるとか・・・。
もっと幅広のタイヤを履いてみたいとか・・・。
前置きインタークーラを実装して、ECUをやり直したいとか・・・・。
ボンネットをカーボンにして軽くしたいとか、熱抜きダクトが欲しいだとか・・・。


・・・いろいろあるけど、それでも、他の吊るしのクルマを欲しいとは思わなくなった。



この「上がりのクルマ」連載を始めた頃は、特に着地点は決めてなかったんだけど、B4と過ごしたこの数年間で

「私の場合、上がりのクルマというものはメーカに用意してもらうものではなく、愛車とともに歩んでいくことでカタチ造るモノ」

とわかった。
金も労力も尋常じゃなく必要なんだけど(-_-;)


長い連載だった割に、予定調和というか、ある意味ありきたりなオチとなってしまった。
が、この気持ちに全くのブレはなく、事故等で再起不能に陥らない限りはずっとこのB4に乗り続けたいと思う。




ただ、このB4が再起不能となったとして、このB4に使っているパーツを別のB4に移植して、次のクルマもBL5レガシィとしたいか?というと、それは違うと思っている。

なので、本連載の次回は、「B4がダメになったときに次に乗りたいクルマ」についてを綴ろうと思う。





「ひとつの上がりのカタチ」
・Subaru Legacy B4 2.0GT Spec.B



「上がりのクルマ」連載の目次はこちら
Posted at 2010/12/11 21:15:11 | コメント(8) | トラックバック(0) | 車遍歴 | 日記
2010年09月23日 イイね!

「上がりのクルマ」 その26 Audi S4

私の中学時代から現在に至る、クルマ好きとしての変遷と、クルマ歴を語った「上がりのクルマ」連載

「上がりのクルマ」 その25 Porsche の続き。





2006年、クルマの買い替えを検討して随分多くのクルマに試乗した。

5人乗り以上のクルマで、現実的な予算の中、夢に見るほど欲しかったのはデルタだったけど、一台所有で毎日往復110[km]以上の通勤には難しく、泣く泣く諦めたことは随分前のブログ「上がりのクルマ」 その21 Lancia Delta Integrale 後編で紹介した。

で、一度は魅かれたAlfa 159に冷めてから、たくさん試乗したクルマの中で忘れられなかったのはレガシィB4(BL5C)だった。

B4を買おうかどうか真面目に検討してるときに、デルタに強い良店であるヤマショウさんのWEBサイトを見ていて、一台の在庫車が目に止まった。
Audi S4 (B5型) 黄色、である。


■Audi S4 (B5)



確か走行距離は30000[km]ジャストぐらいで、230万円ぐらいだったんじゃないかなあ・・・。

Audiというブランドが好き。
思想とか、広告デザインとか。
陳腐な表現だけど「洗練された感じ」。


当時は、B5系よりも、その次モデルのB6系のデザインの方が好きだったが、B6系S4は中古でも500万オーバーだったので、とても手が出なかった。

で、当時の自分にとってこのB5系S4はB6系よりも「妥協」ではあったが、

・2671[cc] ツインターボ!
・出力: 265[ps]/5800[rpm](・・・は、カタログスペックではレガシィに劣るけど十分)
・トルク: 40.8[kg・m](400[N・m])/1850[rpm](これはレガシィより上!)
・QUATTRO!
・6MT!
・デザイン自体はレガシィB4(BL5)より好きだった。
・特に内装デザインはレガシィよりもずっと好き。

妻に相談すると「え~、黄色いクルマなんてイヤだ!!」というリアクションだったけど、最後B4と迷ってるときは「アウディにしようよ」と言ってた。
妻的にもレガシィよりB5 S4の方がデザインはイケてたらしい。(というか、BL5レガシィB4はオッサン臭くてイヤだったらしい)



で、いろいろ悩んだんだけど、10.15モード燃費が

 レガシィB4(BL5A Spec.B): 12.0[km/L]
 B5系Audi S4: 8.4[km/L]

というあまりの極悪燃費スペックにS4は試乗すらすることなく諦めた。(当時、毎日往復110[km]通勤だったので、とても維持できそうになかった)
最近のエコカー選定みたいな理由だよなあ・・・・。

今思うと、10.15モード燃費なんて世迷言みたいなもんだし(実際、ウチのB4の燃費は6.8~7.5[km/L]ぐらい)、特にドイツ車は実用燃費が良いと聞く。

せめて乗った上で評価すべきだった・・・・と心残り。



ちなみに、当時はB5よりもB6系の方がデザイン好きだったんだけど、今はB5の方がスマートで好み。



↑B5系S4のリアビュー。

コンパクトで、無駄がなく、ドイツのオモチャっぽくて、キュキュンとなる。
S4はなかなか見ることがないけど、B5系A4は最近も近所のスーパーで遭遇して、ときめいた。

BL系レガシィB4のリアまわりのデザインはB5系A4にかなり影響を受けていると思う。
パクりと言ってもいいんだけど、ちゃんと消化して、B4のオリジナルと言える凛々しいお尻に昇華させている点は評価できる。


黄色という色もアリだったよなあ・・・と。
ノーマルのB5 S4も美しいので、崩してしまうのはもったいないんだけど、黄色のB5 S4にカーボンボンネットと黒いホイールなんてのもイカす。




↑B5系S4の内装。
黒いレザーと全体の雰囲気がいかにも当時のドイツな感じ。
外装のカワイさとは裏腹に男臭くて、これまたツボ。

この内装を、今の私のB4みたいにスパルタンにするのはちょっと抵抗があるケド。




V6ツインターボも体験してみたかったなあ。

「BITURBO」と書いてある。
「BITURBO」=「バイターボ」。すなわち「ツインターボ」。

イタリア読みだと「BITURBO」=「biturbo」=「ビトゥルボ」。
マセラティの車名であるよね。
この「biturbo」という字面と「ビトゥルボ」の響きが好きで、ほんの短期間組んでいたバンド名に使ったこともある。




■Audi S4 (B6)

で、当時はB5系より好きだったB6系S4。



この幾何学的というか、なんともロジック過ぎる感じのサイドビュー!

初代TTクーペを含め、当時のAudiのデザインは良く「バウハウス的」と言われる。
その表現が正しいかどうかわからんけど、伝えたいイメージはわかる。



↑特にこのB6系のお尻・テールランプがたまらんかった。
お尻のたまらん具合で言うと、当時のA6もヤバかった。

結構長いこと、このB6系デザインにかなり魅かれてたんだけど、ここ最近は、なんか「重そう」に見えるので、ちょっと冷めてきた。
無駄のなさそうなデザインなのに、肉厚が分厚すぎて見えるというか・・・・。

で、最近はB5系の方がキュキュンとくるのだ。
試乗もせずに買い逃したエピソードがそうさせる部分もあると思うんだけど。



↑B6の内装もいいよなあ。初代TTの内装の素敵さには劣るけど、同じ方向性。




今となっては、特にB5系S4を所有したいという気持ちはない。見かけるとウレシクなるケド。

スポーツセダンというジャンルでは、今乗ってるB4を極めていきたいと思うし、どうしてもB4と離別せざるを得ないときはもうセダンは選ばないと思う。

ただ、B5系S4は、ちゃんと試乗した上で、惚れるなる冷めるなる、きちんとお葬式をあげてやれば良かったなあ・・・と思う。

B5系S4に乗っていたら、E30 BMW M3なお友だちとはさぞ話が合ったんだろう。
同年代のドイツ車だし。



ちなみに、外装デザイン、内装デザインについては、B4購入前~購入後しばらくは、Alfa 159に対するコンプレックスと同様に、B5・B6 Audi A4・S4・RS4にもコンプレックスがあったんだけど、今は全くない。
159には159の素敵さ、B5・B6 AudiにはB5・B6 Audiの素敵さがあると思うけど。



・・・続く。



ここまでの「上がりのクルマ候補」
・Porsche Cayman S
Lancia Delta Integrale
Ferrari F40
VW Golf ?
Honda CR-X(EF系)(所有したので候補から除外)

「上がりかどうかペンディング。でも所有したい」
・Subaru Legacy B4 2.0GT Spec.B

「上がりというワケじゃないけど所有したい」
Honda Beat

「永遠の憧れ」
Alfa Romeo SZ・RZ(ES30)

「死ぬまでに一度は運転してみたいクルマ」
Nissan Skyline GT-R (R32)

「上がりというワケじゃないけど好きだなあ」
Subaru Impreza(GC・GF)
Audi S4(B5)



「上がりのクルマ」連載の目次はこちら
Posted at 2010/09/23 22:31:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | 車遍歴 | 日記
2010年09月02日 イイね!

「上がりのクルマ」 その25 Porsche

私の中学時代から現在に至る、クルマ好きとしての変遷と、クルマ歴を語った「上がりのクルマ」連載

「上がりのクルマ」 その24 Alfa Romeo 159 後編の続き。





■Porsche Cayman S (987)



先日ブログに書いたAlfa 159の試乗と同時期(2006年)に、ケイマンSも試乗した。
親がスポーツカーへの乗り換えをするにあたり、選定の手伝い・・・・・という名目であれこれスポーツカーの試乗をしてたのだ。


実は私はそんなにポルシェが好きなワケではなかった(嫌いでもなかったけど)。

ランチアだとかフェラーリだとかの分かり易い派手さに目を奪われたり・・・・

繰り返し見る「ポルシェは生活の足としても優秀」みたいなレビューに、スポーツカーとしてのロマンを感じることができなかったり・・・・・


ところが、ケイマンS(ティプトロ)に乗ってみて、クルマ観を変えられた。

試乗の最中は

「意外とゴツゴツした足回りなんだな。ロードノイズも大きいし、エンジン音も大きいし、ちょっとウチの親には無理だなあ」

「やっぱりミッドシップっていいなあ。重心位置がどうだとか、そういうことじゃなく、背中のすぐ後ろにエンジンがあって、音と駆動で『背中を押される』感じってゾクゾクする」

「ポルシェのティプトロってこんなにフィーリングがいいんだ!ドイツ車のティプトロ(トルコンATのマニュアル操作)は全般的に日本車よりも遥かにフィーリングが良いけど、ポルシェのそれは更に別格だな」

「ティプトロと言ってもきちんとひとつひとつ確かな操作をドライバーに要求される感じ」

「剛性感アリだけど、剛性感=重量感じゃないのが素敵だなあ」

「『乗せられてる感』はなく、きちんとクルマとの対話が成立している感じが素敵」

「内装もイケてる。写真で見たり、クルマの外から見るのと違って、実際に座って触ってみると、HMIとして独特の完成度。隙がない。とにかく硬派!」

といった感想。



普通はそれで終わるんだけど・・・・
・・・・他のクルマの試乗と違って、ケイマンSの試乗に限っては、その後、日数が経っても余韻が続いた。

むしろ時間が経つほどに、

「やっぱりアレは良かったよな」

とシミジミと思えた。
映画なんかでもあるよね。観てるときは最高に面白いけど、観終わったらすぐに内容忘れちゃう映画と、観終わってからもずっと後を引いて、後から「くる」映画。



それ以来、ポルシェは私にとって特別なブランドになった。



私がノーマルなポルシェのフィーリングを一言で表すなら 「凝縮感」 以外にあり得ない。

エンジンもボディも足も、それはそれで素晴らしいんだけど、「その奥深いところ」に高い限界が存在することが伝わってくる。
で、それが「雰囲気のあるエンジン」「雰囲気のあるクルマ」となり、ドカンと走らなくても、回転数を上げなくても、ゾクゾクするのだ!


なんか、良く鍛え上げた筋肉みたいだよね。
マッチョなワケじゃなくて。
細くてもギュッと締まりがあって、十分に強い・・・みたいな。
一番好きな感じ。



以降、「スポーツカーはイタリア!」という想いは完全になくなった。

私は運転してみて良かったクルマはルックスもだんだんカッコ良く見えてきて、運転してみてダメだったクルマはルックスもダサく見えてしまう人間だ。
ポルシェが俄然カッコ良く見えてきた。


■Porsche 911 Carrera S (997)

Porsche 911 Carrera S (Type 997)

997カレラSの試乗はまだ最近なので、レビューを読まれた方も多いかも。

「911こそがポルシェ」「RRこそがポルシェ」と多くの方が語られているけど、個人的にはケイマンSの方が好みだった。
911はケイマンSよりも更に非のつけどころのないクルマだったけど。

サーキットに持ち込んだらRRの911の方が評判どうり面白いのかもしれない。
多くのコンポーネントはケイマンよりも良いものを使ってるし。

だけど、少なくとも街乗りでは、私個人的にはケイマンSの方が面白かった。

ドライバーの背中に密着するエンジンとか。
エンジンも足まわりも、丁寧な造りながらも911より全体にラフな感じとか。
コンパクトがゆえ、コックピットが狭いがゆえの一体感とか。


ただ、世界が絶賛する理由は良くわかった。本当に完成されたクルマだと思う。
自分には出来すぎなのかな?911は。
でも、これをベースにイジっていった先を想像するとゾクゾクするね。


■Porsche 911 GT3 RS (997)

Porsche 911 GT3 RS (Type 997)

↑モーターショーだったかオートサロンだったかで撮った写真。

GT3とかになるとケイマンよりも911なんかもしらんけど、まず運転する機会はないだろうなあ・・・・。
何回か湾岸(阪神高速)で遭遇したけど、いちいちキャーキャー盛り上がっちゃったよ。

ターボのGT2系とどっちが面白いんかは不明だけど、見た目はGT3系がカッコ良いなあ・・・・。スパルタンだし。





ちなみに、「スバルとポルシェが好きです」と言うと、「やはり水平対向エンジンにコダワリが?」と訊かれることが多いけど、水平対向にコダワリないです。
個人的にはボクサーエンジンはスバルよりもポルシェの方がだいぶイケてると思う。


・・・続く。



ここまでの「上がりのクルマ候補」
・Porsche Cayman S
Lancia Delta Integrale
Ferrari F40
VW Golf ?
Honda CR-X(EF系)(所有したので候補から除外)

「上がりかどうかペンディング。でも所有したい」
・Subaru Legacy B4 2.0GT Spec.B

「上がりというワケじゃないけど所有したい」
Honda Beat

「永遠の憧れ」
Alfa Romeo SZ・RZ(ES30)

「死ぬまでに一度は運転してみたいクルマ」
Nissan Skyline GT-R (R32)

「上がりというワケじゃないけど好きだなあ」
Subaru Impreza(GC・GF)




「上がりのクルマ」連載の目次はこちら
Posted at 2010/09/02 19:38:04 | コメント(5) | トラックバック(0) | 車遍歴 | 日記

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2014/05/25 00:53:19
 

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