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2007年11月30日 イイね!

【ECU】失敗:ブースト周りセッティング

【ECU】失敗:ブースト周りセッティング先日のTurbo Dynamicsに配慮してのブースト周りセッティング以降、あれこれ試してみたが、Initial Wastegate Dutyを十分に上げても、Turbo Dynamics Integral Cumulativeが低いと、かなり遅く、フィーリングが悪かった。

で、Turbo Dynamics Integral Cumulativeを元の値まで戻し、Initial Wastegate Dutyのマップは、全般にかなりUPさせたものをテストした。


これが、・・・・・
・・・・・・・・・・・フィーリング悪い。


画像は実走ログによる

・RPM - Primary Wastegate Duty Cycle
・RPM - Manifold Relative Pressure(ブースト)

の分布図。
青は1週間ほど前のECUセッティング。
桃はInitial Wastegate Dutyをかなり攻めた数値とした現在のセッティング。

ログを見ると、現在(桃色)のセッティングの方が圧倒的にWastegate Duty値が高く、結果1500~2500[rpm]のブーストのかかりも良いのだが・・・・・とにかくフィーリングが悪い。

ある意味大排気量エンジンのようなフィーリングだとも言えるし、音には迫力があるのだが・・・・なんか「開けっぴろげ」な感じで、締まりがない。
特に低回転・低スロットル域。

なんかレスポンスも悪い気が・・・・。


分布図の青に相当するInitial Wastegate DutyマップをAモードに書き込み、A・Bの比較をすると、控えめなAの方が明らかにフィーリングが良い。

どうも、低回転・低スロットル領域は特に、控えめなWastegate Duty値とし、NAライクなセッティングとした方がフィーリングが良い(好み)ようだ。

そして、どうもフィーリングだけでなく、実際そっちの方が速い気がする。
低回転・低スロットル域ではタービンが過給の役割を果たすに至らず、ただただ抵抗となっている、ということなのだろうか????
「ちょっと踏めばブーストがしっかりかかるよう、低回転・低スロットル領域から準備OK」とするつもりで進めてきたセッティングだが、どうも方向性を誤っていたらしい。

うーん、難しい・・・・・・


■後日談(2008.01.10)

AモードではTurbo DynamicsによるWastegate Duty補正が行われないことが判明
低回転・低負荷域のチェックには大きな支障を与えないと思われるが、本テストでのA・B比較にはあまりイミがなくなった。




●レガシィB4(BL5A)のECUチューン関連目次はこちら
●レガシィB4(BL5A) 関連目次はこちら
Posted at 2007/12/01 00:25:20 | コメント(1) | トラックバック(3) | レガシィB4 OpenECU | 日記
2007年11月29日 イイね!

アトレー7とジウジアーロ

アトレー7とジウジアーロB4の前に乗っていたのはダイハツのアトレー7(S221G)
1.3Lのコンパクトなミニバンである。

・7人乗りだけどかなり小さい(2585×1310×1265)
なんてったってFR!!ある意味フロントミッドシップ
・デザインが割と好き(フロントのオーバーハングの少なさなんて最高です)

という理由で選んだ。


妻も運転するというのでATにしたのだが、コラムシフトが凄まじく使いづらかった。
結局、妻はほとんど運転しなかったので、B4に買い換えるときはMTで押し切った。

1090[kg]という軽さとは対照的に、剛性感はしっかりあった。
重心の高さが怖いけど、動きはFRらしく、自分にとっては自然なコーナリングをした。
上には伸びないけど、トルク感もあった。

ネガティブだったのはコラムシフトの使いづらさ、トルコンのフィーリング、内装のダサさ。

それでも気に入って乗っていて、B4購入前にいろんなクルマを試乗した後で、「ああ、アトレー7、イケてるな」と思ったもんだった。


アトレー7および、トヨタへのOEMであるスパーキーは不人気だったのか、一世代で消えてしまった。
コンパクトなミニバン(しかもFR)っていいのにな・・・。


つい最近になって、S221アトレー7と同世代の軽のハイゼットとアトレー(S200、S210)が、ジウジアーロのデザインだと知った。

アトレー7は、直接ジウジアーロがデザインしたわけじゃないんだろうけど、基本的にS200アトレーのデザインを踏襲しているので、実はかなりジウジなデザインだったようだ。


他人から「カッコイイね」と言ってもらったことはないアトレー7だが、個人的には好きなデザインだった。
ジウジアーロが絡んでたと知って、少し誇らしい。
Posted at 2007/11/29 23:07:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車遍歴 | 日記
2007年11月28日 イイね!

【ECU】Turbo Dynamicsに配慮してのブースト周りセッティング



以前、「ブースト制御(Boost ErrorとTurbo Dynamics覚書)」というブログを書いたが、本当にただの「覚え書き」となってしまっていて、あまり役立てていなかった。


以下、整備手帳「Turbo Dynamicsに配慮してのブースト周りセッティング」に書いた文章との重複になりますが、最近、Turbo Dynamicsというものの存在に配慮して、ブーストセッティングの方針・手法を変えてみてます。

[(以下、整備手帳と重複)
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ブーストセッティングは、
・Target Boost A または B
でブースト圧を目標設定し、
・Initial Wastegate Duty A または B
で、目標ブースト圧に見合ったWastegate Duty Cycleを設定してやる。

実走ロギングし、Boost Error値(Target Boostに達していないと正値、Target Boostを超過していると負値を示す)を見ながら、Initial Wastegate Dutyを調整するのだが、今まで十分に配慮してこなかったのが、Turbo Dynamics。


Turbo DynamicsはECUの賢さそのもので、Target Boostに対しての実際のブースト圧の違い(すなわちBoost Error値)に応じて、Wastegate Dutyを補正してくれる機能である。

この機能のおかげで、Initial Wastegate Dutyの設定がイケてなくとも、Target Boostさえ設定してしまえば、ある程度ECUでなんとかしてくれるし、機械的な条件の違いもある程度吸収してくれる。

そんなわけで、ノーマルのECUはTarget Boost値に対して、Initial Wastegate Dutyは低めに設定されているようである。

しかし、Turbo Dynamicsはフィードバック制御なので、効きにタイムラグが発生する。

だから、補正が必要な状態が持続した場合、Turbo DynamicsによるWastegate Duty補正値がある程度蓄積されるような機能も存在する。
これが「TD Integral」。

これはこれで素晴らしい機能で、ECUの優秀さであるが、ECUのリセッティングをするにあたり、困った存在でもある(ことに気づいた)。

というのは、ログのBoost Error値は、Target BoostとInitial Wastegate Dutyのマップで設定した値から生じるBoost Errorとは限らないから・・・である。

実際、図のログのように、「* Turbo Dynamics Integral Cumulative」は最大値の15度まであれこれ変化しており、「Primary Wastegate Duty Cycle」はこの値も加算された値となっている。

Turbo Dynamics Integral Cumulativeは、少し前までの状態の蓄積によるものなので、Primary Wastegate Duty Cycleログ値からTurbo Dynamics Integral Cumulativeを差し引いた値をInitial Wastegate Dutyのセッティングに反映する・・・なんて単純なセッティングはできない。
回転数―スロットル開度の2次元的なセッティングが決まらないのである。
オーバーシュート(Boost Errorが負値)がInitial Wastegate Dutyが癌なのか、Turbo Dynamicsが加算された結果なのかを考慮する必要があるし、Turbo Dynamics Integralが増大した過程まで遡ってセッティングを考える必要が出てきてしまう。


セッティングの難しさだけでなく、Tubo Dynamics Integral Cumulativeが15度まで増大してしまうと、スロットル開度の急増時に、オーバーシュートしやすくなり、また、Tubo Dynamics Integral Cumulativeが下がるまでのタイムラグも気になる。


・・・・という事実に長いこと気づかずに、地道にBoost Errorログ値を見ながらInitial Wastegate Dutyをセッティングしてきたマヌケな私であったが、最近コレに気づいたので、方針を変えてセッティングをしてみている。

==============================================================

有識者の方、ツッコミと補正をお願いします。




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■後日談(2007.11.30)

かなりフィーリング悪い。
「Primary Wastegate Duty Cycle」ログは過去最強で、ブーストカーブも素晴らしいのだが、とにかくフィーリングが悪い。
なんか「開けっぴろげ」な感じで、締まりがない。特に低回転・低スロットル域。
加速も悪い気が・・・・

難しいなあ・・・・・・

■後日談(2008.01.10)
AモードではTurbo DynamicsによるWastegate Duty補正が行われないことが判明
低回転・低負荷域のチェックには大きな支障を与えないと思われるが、本テストでのA・B比較にはあまりイミがなくなった。




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Posted at 2007/11/28 23:08:54 | コメント(1) | トラックバック(5) | レガシィB4 OpenECU | 日記
2007年11月24日 イイね!

よろしくメカドック

よろしくメカドック再発版が図書館に全数あったので、今日まで借りてました。

ここ10年で、すっかり「湾岸ミッドナイト」信者となってしまった今読むと、なんとも子ども騙しというか、リアリティがないというか、無茶苦茶なのだが、それはそれで子ども向けのジャンプ漫画として夢があってよいです。

私は未だに週間少年ジャンプを毎週購入してますが、ジャンプにもクルマ漫画を復活させて欲しいもんです。

特に、乗り手よりもチューナー主体なのがよいですな。



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Posted at 2007/11/24 01:19:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 書籍 | 日記

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「【サーキット】【ビート】HAOC走行会 鈴鹿ツインサーキット 1分11秒437 2024.02.25 http://cvw.jp/b/242406/47671199/
何シテル?   04/22 00:11
ビート(PP1)、アコード・ユーロR(CL7)、三菱アイに乗っています。 ビートでのサーキット走行(タイムアタック)とチューニングを続けています。 鈴鹿...
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