
スカイラインの WEBカタログ のコンテンツで、「 SKYLINE meets EIZIN SUZUKI 」と言うのがあって、歴代のスカイラインをイラストで蘇らせているのだが、今回、「C210」こと、スカイライン・ジャパンの登場と相成った。
SKYLINE WALLPAPER & SCREEN SAVER 2012
http://www.nissan.co.jp/SKYLINE/WALLPAPER/2012/
今回のイラストを見て僕は非常に感動したのが、GTではなく、なんと!
後期の TI のセダン
がモチーフになっているのだ。
どうしてもスカイラインと言えば、ストレイト・シックスを積んだ GT ばかりが注目されるが、特にこのC210に関しては、マイナー しても頑なに、丸目のヘッドライトに拘り、更にだ、GT系にしか許されなかったリアのセミトレーリングアーム式 IRS を採用した 2.0 TI-E と TI-ES を登場させた、その了見には尊敬に値すると思っていた思い出のクルマなんだが。
スカイラインTI(C210)編 (本当のGTは…)
http://u14sss22ltd.fc2web.com/c210ti.html
なんたって、当時の L20E ときたら、元々回らない、スムーズでないエンヂンが、公害対策で更に重々しくパワー感も、スムーズさの片鱗も無いとんでもない状況で・・・・
その中で、四気筒で鼻先が軽く、ショートホイールベースの TI シリーズは、意外なダークホースだった。
まぁ、Z18E の1.8L シリーズは、パワーも少なく速さでは見るべき点が無かったが、後期になって追加された Z20E は、パワーも L20E より10馬力ダウンでしかなく、前記した様に、軽快な四気筒と、エンヂンの重量の軽さで、街中やワインティングでは、あの重々しい L20E を積んだ GT シリーズを楽々追い回したモンだ。
その後期 TI をモチーフにしたイラストなんだが・・・・
さぁ!ここからは、日産スペシャリストの異名をとる
みやこし さん や、一癖ある日産車なら全て知っていると噂されている
カレスト署の小林 さん に、この不肖 徳小寺 無恒 が挑戦したいと思う。(笑)
まずヒントは、フロント・グリルの「S」バッヂだろう。
このイラストで、フロントグリルの「S」バッヂは、完全な「S」マーク。これは、2.0モデルのみのバッヂで、1.6 や 1.8 のモデルは、ベースが四角で、その中に「S」マークが描かれているからだ。
さらに、黒塗りバンパーにヘッドランプウォッシャーも 2.0 モデル専用装備だ。
次に 2.0 モデルには、2 グレード存在する。「TI-E」 と 「TI-E・S」 なんだが、さてさて、ここで注目は、やはりフロントグリルの 「S」 バッヂで、櫻井氏は、実に細かい演出と拘りで有名で、GTバッヂと同等に、TI も差別化が図られていたのだ!
「TI-E」 は 「ブルー」 で、 「TI-E・S」 は、「レッド」。
おお、なるほど、じゃぁこのイラストのジャパンは 「TI-E」 ・・・・・と思ったのだが、ここでフロントスクリーン越しにシルエットで見えるフロントシートのヘッドレストの形は・・・・「E・S」 専用のモンでは?
と言う事で、僕の見立てでは、外観は 「TI-E」 で、内装は 「TI-E・S」 と結論付けたのだが・・・
まさかね、あの
歴史と伝統を重んじる日産
が、こんなニコイチのイラストを掲載するなんてあり得ないよねぇ・・・と思っているのだが。
さてさて、その真実は!?
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Posted at
2012/04/27 03:12:25