
久々のカレスト座間の探訪だが、表面上の神奈川日産のやる気とは裏腹に、まるで敗戦処理の投手の様な悲壮感が漂っている姿に寂しさを覚えたのは僕だけだろうか?
あれ程、新しい時代のカーライフの提案を掲げて、華々しいデヴューを飾った「カレスト座間」の活気と意気込みを、どうひいき目に見ても感じることは出来なかった。正直に言って、神奈川日産は、「カレスト座間」に何を求めて、どう我々に語り掛けるのか?すでに、転売の噂も出ている状態では、この惨状を見るにつけ、こうした切り捨てを行って、日産は「利益」を絞り出しているんだな・・・と思わざる得なかった。
苦言ばかりで、こうして書き込んでいる自分にも嫌気がさしてしまうのだが、愛すべき思い出の場所が変わり果ててしまった様子に書かざる得ない・・・事を是非察して欲しいのだ。
まず、現代のディーラーに必要不可欠な
「おもてなし」 の精神に欠けている。例えば、クルマの購入に大きく関わる家族連れに必要不可欠な、子供向けのアメニティなんだが、
ただ、玩具が置かれているだけ・・・整理されていない、見た目も考えていない。。
日産カレスト座間時代からの、玩具が置かれているのだが、まぁ、正直に言って、神奈川日産の他のディーラーも褒められたもんじゃないが、ここのはさらにひどく、単純に置かれているだけで、整理もされていないし、どう見ても管理がされていない。
見てくれも悪いし、誰かが、子供が遊びやすい様に、怪我などをしないように・・と配慮した形跡が全く感じられない。
他のメーカーのディーラーなら、子供が遊んだ後、ごく当たり前に、散らかっていたら整理するし、さらに汚れが無いか破損は無いか神経質にチェックしている。
それがどうだ、これじゃあ子供だって、引いてしまうのが実情だろう。事実、僕が見ている時、小さな女の子を連れた家族連れが来たが、子供が遊ぼうとしたら、母親が顔をしかめて、子供を制止していた。。。
一事が万事で、トイレに行ってもビックリしたのが、ハンドソープがカラで出てこないのだ!一カ所だけかと思って、隣の洗面台のハンドソープのボタンを押したが、そこも出てこなかった。。。現代のディーラーの必須アイテムの、子供の遊び場、綺麗なトイレというキーワードで既にNGなのだ。
それでは、再度屋外に出てみよう。
ここへ、14時くらいに来たのだが、来客はまばらで15時くらいになっても
広い駐車スペースが「仇」!?もう、この駐車場がクルマでいっぱいに埋まる事は無いのか・・・
メインの駐車場にクルマが集まることは無かった。
以前なら、ミーティングなどで、結構な賑わいを見せたココも、それさえ見当たらないのは、何とも寂しいモノだ。
ミーティングと言えば、「第三駐車場」が有名だったのだが、3月頃の多くの方々のブログで話題になっていた通り、
こんなに客がいないのに、従業員専用となった「第三駐車場」は満車なのか?
無粋な張り紙と、看板が立てられており、確かに「体育館」があるが、その利用者だけではなく、従業員用になったとはいえ、これだけの従業員がいるのか?と思わせるくらいのクルマで埋まっていた。
その横の道路は、かつては洗車場に繋がる道路だったのだが、そこもパイロンが並べたてられており、まるで来るものを拒むかの雰囲気が漂っていた。
奥に見える「旧」洗車場も、機器が撤去されており、物音もせず異様な雰囲気だ。
神奈川日産が言う
「CHANGE!」 という掛け声は空しく、どうしても空虚感が否めない「新しい」カレスト座間。
もうひとつ腹立たしいのが、パソコンで、かつての「カレスト座間」のURLへアクセスすると、
かつてのカレスト座間のURLへアクセスすると長い空白の後に日産本体のHPへ!!
長い空白の後に、驚いたことに日産のHPへとジャンプするのだ!!神奈川日産が営業譲渡した施設であるなら、自分のところのHP、更に言えば、カレスト座間店へと行くべきなのに、何を思っているのか日産本体へ飛ぶとは(2012年5月13日現在)、そのやる気
「CHANGE!」 もうわ言でしかない様に感じてならない。
かつて、行けば何かある、何かを感じられる、ワクワクとしたそんな雰囲気は無く、この先もどうも見えない、悪い噂ばかり聞こえてくる今のカレスト座間を見るにつけ、野球でかつてのエースがメッタ打ちに遭い、これ以上傷口が広がら無い様に立たされた「敗戦処理」のピッチャーの様な悲壮感を感じてならない。
止めるなら、きっぱりと止めて欲しい。中途半端な気持ちのこもっていないカレスト座間なら、僕は正直見たくない・・・・そんな思いでいっぱいだ。
日産にとってみれば、集客力の落ちた施設は、足を引っ張るだけなので早く幕引きしたい、無かった事に・・という、相変わらずの顧客や、かつて、そこで働いていた人たちの事なんてお構いなしのやり方に、怒りを覚えてならない。
そりゃ、事業が上手く行かない事もあるだろう。だったら、もう少し、顧客や、そこで働いていた人たちの心情を汲んだ、幕引きはできなかったのか?かつて、少なくなったとはいえ、子供たちが遊んでいたキッズスペースや、そこを何気なしに片付けたり、そこへ来ている親御さんと、歓談しているカレスト座間のC/Aさんの笑顔を思い出すと胸が締め付けられるようだ。
今と違って、どうにかしよう、顧客との対話を絶やさない様にしよう、という気概は、ハッキリ言って悪いが、今の神奈川日産のカレスト座間店の方々より何百倍もあった。
このままでは、どうひいき目に見ても
「お客様の笑顔が生まれる 地域 No.1 」
ディーラーなんてなれはしないだろう。
あの、僕がこよなく愛したカレストは何処へ・・・
儲けることは上手になった日産だが、顧客への愛情は如何に?売れればいい、ダメだったら止めればいいという切り捨ての姿を見るにつけ残念で仕方ない。
どこへ行くのだろうか 「カレスト座間」。。。その思いばかりが募るのだった。
ブログ一覧 |
見る(観る) | 日記
Posted at
2012/05/14 02:06:40