
さてさて、ニッポンレンタカーでレンタルした 「N-BOX」 似て乗って、渋滞気味の市街地や、狭い道の多い住宅地を走ってみて思った事は視界の良さだ。
シートポジションは、この手のクルマに共通する、そうJRの在来線によくある4人掛けのボックスシートの背もたれが、程よく斜めになった感じで、ちょこんと座らせられているイメージだ。
目線が高く、見降ろす感じで、さらに天井が高いので上下左右に実に外界が良く見える。
Aピラーと、そこにはめられたトライアングルウインドゥのピラーも、大事な視界を蹴る事無く交差点の右左折は実にラクだ。
この点はライヴァルの ワゴンR より良くできている。
ライヴァル ワゴンR は、フロントスクリーンが寝ており、ドライヴァーからの位置関係で、斜め前方の視界が蹴られる事があった。。。
バックミラーは、途中から曲率を変えた、ホンダ流儀で言えば「広角ドアミラー」、まぁ俗にいう「複合曲面ミラー」とか「アスフェリックミラー」と言うモンなんだが、「N-BOX」の場合、下面が広角になっており、像のゆがみが少なく下方の視界が確保できており運転しやすい。
下側の曲率が大きくなっており、下方の視界確保に役立っている。視界のゆがみも気にならない程度だ。
BMW の E90 などは、縦方向に曲率が変わっているのだが、確かに左右方向の視野は広がるのだが、像がゆがんで見えて実は非常に見え難かったりしたが、
途中から視界が変わって、しかも像がゆがん見えて運転しし辛いE90のアスフェリックミラー
蒼広 ワイドビュードアミラーに交換
⇒ https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/32824829/
N-BOXの場合は、上下方向と言う事と、曲率が適切で、視界確保に大いに良い影響を与えていた。
何よりも、感心したのがパッセンジャーサイドに設けられた サイドヴューサポートミラー だ。
鏡の組み合わせで、こうしたクルマで死角になり易い下部、フロント左方向の視界を確保している!
単純に鏡を組み合わせて、パッセンジャーサイドの下部や、左前方の死角部を見えるようにしたモノなんだが、最近のカメラを駆使した「アラウンドヴュー」よりも、実際に目線が行く、パッセンジャーサイドのピラー部にあるのが良いと感じたし、運転中でもいつでもサッと目線を落とせば見えるのが実情に即していると感じた部分だ。
鏡の組み合わせだけで、ここまでできる!アイディアの勝利だ。
そして真後ろの視界は、この手のクルマによくある 不粋な 出っ張ったミラーでは無く、室内側に広角ミラーを設けることによって実に、後方の視界が良く見えるようになっている。
バックモニターを見なくとも、こんなに良く後ろが見える!!
まぁ大きさの問題はあるけど、電気仕掛けを使わなくても、「鏡」を使っただけで、これだけ視界の問題がクリアー出来るんだと N-BOX に乗ってみて感心した次第なのだ。
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Posted at
2014/10/25 18:19:31