
久々の帰省で、時間も少ないこともあって、正直諦めていたのだが、実は、どうしても訪れたい場所があった。
それが
広島県呉市 海上自衛隊呉基地係船堀Fバースこと「アレイからすこじま」 だ。
僕がクルマの免許を取って、事ある毎に、呉まで車を走らせ、音戸の瀬戸に行き、その帰りは必ず
広島県呉市 海上自衛隊呉基地係船堀Fバースこと「アレイからすこじま」 に訪れていたのだ。当時は、今みたいに観光客が多い事もなく、潜水艦が見える道路沿いに路駐をして、飽きることなく潜水艦や自衛隊艦を眺めていたものだ。
記憶は小学生の頃までさかのぼる。ある日、突然我が家に美しいブルメタのセダンがやって来た。それが
ハコスカ GT-X セダン だった。
ツゥドアハードトップの画像しかないが、我が家にやって来たのは GT-X セダンだった。
GT-X がやって来て初めて親父とドライブしたのが、呉と音戸大橋で、三角窓を開けて海のにおいを感じながら、当時としては短めのシフトレヴァーを親父が操りながら、海沿いの狭い道をスムーズに縫って駆け抜けた。
親父のセダンGT-XはOPの 5SPEED だった。当時としては短いシフトとウッドのノブがカッコよかった。
そんな大事な想い出の音戸と呉は僕にとって大事な場所なんだが、予定より早く親戚回りなどが終わって、それなら、日中は観光客が多くてゆっくり見れないだろうけど、逆にこの時間なら、東広島バイパスを駆使して、観光客が少なくなった夕方に港をゆっくり見れるのではと思い立ち C26 を走らせた。
バイパスを走り切り、左手に穏やかな瀬戸内の海を眺めながら、最初の目的地の「音戸大橋」に到着。親父とドライブに来た頃は、音戸大橋は「有料」だったのだが、現代ではそんな有料道路だった様子は微塵も感じることができない。
特徴的なループをスティアリングを固定して、エンブレを効かせながら降りると、左折して、塩の島の「三ツ子島」を眺めながら、今度は「第二音戸大橋」を渡った。
そこからは最終目的地までは直ぐだ。
製鋼所の赤茶けた壁や、巨大な冷却塔等を眺めなら急な左カーブを曲がると一気に視界が開けた。
そこには、自衛艦や潜水艦が手の届くような距離で静かに停泊していた。
まず目に飛び込んで来たのが、
潜水艦救難艦「ちはや」と潜水艦。
潜水艦救難艦「ちはや」と潜水艦。今回は珍しく潜水艦が6隻も停泊していた。
日頃は2~3隻しかいない潜水艦が今日は6隻も停泊中だった。
「アレイからすこじま」と名付けられて、観光客も多くなって、よく聞くのが駐車場が無いという声なんだが、僕が学生時代に通っていたころは、のんびりしていたので路駐でも文句は出なかったのだが、さすがに最近は路駐も難しく、実はちょっと距離があるんだが、無料の駐車場が用意されているのだ。
それが、
セブンイレブン横の道を上がってゆくと「アレイからすこじま駐車場」が用意されている。
「アレイからすこじま駐車場」だ。
少々、距離はあるし、だらだらの登り道がネックなんだが、ここに留めれば路駐の取り締まりのドキドキ感や、コンビニなどにどさくさに紛れて止めた「後ろめたさ感」を感じずに楽々、艦艇や潜水艦を眺めることができるので、お勧めなんだが・・・
夕方近くだったので、ほとんど観光客も少なく、家族でゆっくりと、帰省のバタバタを忘れて海と艦艇や潜水艦を眺めることができた。
夕暮れが迫る頃、公園を後にして東広島へとC26を走らせた。
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見る(観る) | 日記
Posted at
2019/09/09 03:06:05