日本自動車工業会が17日面白い発表をした。
今年は東京モーターショウの狭間の年であるが、その代わり・・・ではないのだろうが、
「Tokyo Motor Week」 なんていう企画を行うそうだ。
2008年秋、“Tokyo Motor Week”開催決定
http://release.jama.or.jp/sys/news/detail.pl?item_id=1330
本家のモーターショウとは違って、「横浜」、「お台場」、「六本木」と会場を分け、それぞれの会場に即した展示を行うと言う。
自工会のプレスリリースには・・・
「若年層などクルマに関心が低い方を主なターゲットに、各社の最新のクルマに実際に触れられる機会や、その情報を提供することにより、クルマの夢や楽しさを身近に感じていただき、クルマファンを一人でも増やしていくことを目的としている。」
とあり、若年層のクルマ離れへの危機感がヒシヒシと伝わって来ている。
まぁ、こうしたイヴェントで需要の喚起やクルマへの興味を持ってもらおう・・という趣旨は十二分に理解できるが、元々、なんでクルマへの若年層の興味が薄れてしまったか?という論議が若干お座なりになっている気がしてしょうがないのだ。
もちろんゲームを始めとした、新しい価値観が増え、何もクルマだけに興味を持たなくていい・・という外部環境の変化もあろうが、そもそもクルマ自体が詰まらなくなった事も若年層のクルマ離れに加速をつけているのではないだろうか。
それは、何も速さばかりを強調したクルマを造るのではなく、
(クルマが面白くないというと、スポーツカーを作らないから・・という単細胞的思考が多すぎると感じるのだが・・・閑話休題)
感性に響くクルマが少ない事が大きいのでは・・と僕は思うのだ。
もちろん環境、エコロジーの追求も大事だろうが、もう一度原点に戻ってクルマが置かれた状況を考えなくてはいけないのでは・・・思うのだが。。。
まぁ・・小難しいハナシは置いといて、この「Tokyo Motor Week」だが、各会場別に国内メーカー各社のクルマの展示と合わせて、色々なイヴェントも行われる。
著名人などの、ありがたいオハナシはさて置いて、横浜会場などはトミカ絡みの面白そうな企画が予定されている。
まずはクルマに触れてみるのも一考・・と言う事で、家族や気心の知れた友人などと足を運んでみては如何だろうか?
単純に展示して、その脇にカワイイ女性が突っ立っている・・・なんていう安易な展示会でない事を切に願って、ぜひ僕も足を運んでみたいと思っている。。
2008年秋“Tokyo Motor Week”開催決定~国内乗用車メーカー8社が参加~
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Posted at
2008/07/23 06:27:54