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2014年06月18日

「稼ぐサニトラ」…サニートラックカタログ

サニートラックは頼れる存在として意外にも密かな人気があり、日産の中でもロングセラーのモデルでした。

初代サニートラックがデビューしたのは、昭和42年のこと。B10サニーをベースにB20型として販売開始しました。その後、昭和46年までの4年間に亘って生産され続けました。

2代目となるB120型は、昭和46年に販売が開始され、途中大きく二度に亘ってマイナーチェンジを受けながら、平成6年まで生産されたモデルです。

2代目は23年にも亘るロングライフでした。便宜的に前期・中期・後期とわけるとすれば、
 ○前期は、昭和46年から昭和52年までの6年間
 ○中期は、昭和52年から平成1年までの12年間
 ○後期は、平成1年から平成6年までの5年間
となります。

今回、ご紹介するのは、2代目B120型の中期と後期のカタログです。

  ≪左:中期カタログ  右:後期カタログ≫
私が保有する中期のカタログは、昭和61年2月現在のカタログ。中期としては晩年にあたるモデルですね。中を見開いてみると、

「稼ぐ“サニトラ ”」。キャッチコピーが目を惹きますね(^_^;)  ボディは標準ボディとロングボディの2タイプ。それがそのままグレードになっているというシンプルな体系。

続いて、

「快適キャビン」?  それほどゆったりはしていないはずですが、「快適」なのでしょうか(笑  インパネもたいへんシンプルです。

続いて、

先ほどご説明したとおり、ボディサイズが2パターン。290mmの差でロングボディが長いです。どちらに需要があったのでしょうかね。

続いて、4ページに亘って、「8つの魅力」を紹介しています。


装備を眺めていると、ステアリングロックやチューブレスタイヤ、パッシングライト、間けつ式ワイパーなどなど、現代のクルマでは当たり前といえるものを積極的にアピールしています。

さて、続いてご紹介するのは、2代目B210の後期モデルとなるカタログ。

こちらは、平成4年2月現在のカタログ。

中期までと大きく変わるのは、角型2灯式のヘッドランプの採用。これだけで印象がかなり変わるものです。ボディカラーにグレーを採用するのは異質な印象を受けます。これはロングボディ。

一方、ノーマル(標準)ボディ。

やはり、ホワイトはサニートラックらしいボディカラーと言えそうで、こちらの方がしっくりきます^^;

基本的な仕様や装備はほとんど変更がなされていないようです。

ロングセラーモデルなだけに大きくは変えられないのでしょうね。

サニートラックは、軽トラでもなく普通トラックでもないニッチなモデルです。サニートラックのようなモデルが末永く愛され続けた理由はそんなところにあったのかもしれませんね♪

初代B10型は4年間、2代目B210型は実に23年に亘ってつくり続けられました。およそ30年近く日本の経済を支えてきたサニートラックは偉大なクルマと言えるでしょうね(^^ゞ
ブログ一覧 | 日本車カタログ | 日記
Posted at 2014/06/18 19:09:37

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この記事へのコメント

2014年6月18日 22:03
 こんばんは。いつもいつも素敵な話題をありがとうございます。
 サニートラックは,排ガス規制に対応したり,前輪ブレーキがディスクになったり,シートベルトがELRになったりと,時代に合わせた改良はなされていましたが,基本は2代目サニーのまま(ツルンとしたいかにもモノコックっぽいボディの作りがステキ)! というのが何とも魅力的でした。地元のガソリンスタンドでは,ロングボディにタンクを積み,灯油の配送に使っていたのを思い出しました。また,当時は,7代目ダットサンのカスタム(=キャビンを座席の後ろに物が置ける程度に拡大し,乗用車的内装を施したグレード,8代目だともっと高級化してキングキャブ)と同じような仕様が出ないかな〜と思っていたのですが,商用車の礼節を守り切ったのか,とうとう出ることはありませんでした(確かエアコンやクーラーも最後までオプションに無かったような記憶が)。サニトラは現在も結構な数が現役で走っています(60年代〜70年代をイメージしたカフェレーサー風の改造車が多いですが)。
 そう言えば,トヨタにも二代目パブリカをベースにしたパブリカトラック(パブリカピック)があり,長寿を誇っていたものの,サニトラほどの長寿モデルかつオーラを放つ存在ではありませんでした。
コメントへの返答
2014年6月19日 18:53
コメントありがとうございます。

おっしゃるとおり、ロングライフの間にさまざまに時代に合わせた改良がなされていたようですね。

それにしてもB210型の23年という生産販売期間は驚かされます! サニートラックを必要としていた人が多かった証拠ですよね(^-^;

サニートラックが生産終了と決まったときには困った方がきっと多かったに違いありません。ニッチモデルなだけに残念ですね。

他に似た形ではパブリカトラックもたしかにありましたが、サニートラックの方が魅力を感じます。

販売終了からちょうど20年が経ちますが、今でも見かける個体が多くあるのは何よりもシンプルであるが所以でしょうね(^^♪
2014年6月19日 21:53
なんか見覚えあります。
違うカタログかもしれませんが、
「商売繁盛」ってコピーがあったと思います。(^^)
コメントへの返答
2014年6月20日 7:43
コメントありがとうございます。

その時々に合わせたキャッチコピーを使っていたのでしょうね。「商売繁盛」っていうコピーは商用車のコピーとしては相応しいですよね(^O^)

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