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2015年01月31日 イイね!

かつて西武百貨店が自動車販売を手掛けていた事実

かつて西武百貨店が自動車販売を手掛けていた事実西武百貨店と言えば、かつては日本全国に店舗を有していましたが、20年ほど前に経営危機に陥り、各店舗の閉鎖や保有するブランドを手放すなどして、グループ内でかなり整理するに至りました。

そのあたりの詳細な事情は知り得ていないので説明は割愛しますが、現在はそごうとともにセブン&アイホールディングスの傘下にあるようです。

ところで、西武百貨店はかつて自動車販売を手掛けていたことは案外知られていないのかもしれません。たしかに百貨店が自動車販売というのは意外な気がします。しかし、異業種による経営は別段変わっているわけではありません。

推察するに、同じグループ内の西武自動車販売社の経営ノウハウが活かされていたのかもしれません。当時の西武自動車販売社はご存じのとおり、スウェーデンのサーブやフランスのシトロエンにプジョーをすでに取扱っていました。

ということで、今回は西武百貨店の自動車販売PRカタログをご紹介します。冒頭写真がPRカタログ「SEIBU AUTO LIFE」の表紙。

1ページめくると、

「車を着こなす人の感性に応える  AUTO LIFE CONSULTANT」

お世辞にも広いとは言えないショールームに収められたBX。とてもじゃありませんが、じっくりと眺める環境ではありませんね(^_^.)

表紙を始めよく出てくる「AUTO LIFE(オートライフ)」という文字。当時の西武百貨店には「オートライフ課」というセクションがありました。このオートライフ課で内外の自動車を取扱っていたようです。

このページの写真。一見すると何気ない写真かもしれませんが、クルマ好きにとってはさまざまな情報がたくさん詰まっています。

壁には、

2CVが使われた運転免許取得のポスターが貼られています(^_^.)

カタログコーナーには、

右から2列目と3列目には当時西武自動車販売社の取扱いだったサーブ9000・900、シトロエンCX・BX、プジョー505V6、などのカタログが陳列してあります(^_^.)

それでは、次めくってみると、

スウェーデンのサーブ。今やブランド自体が消滅してしまいました。個人的にはサーブは好きなブランドで、当時の西武自動車販売取扱い時のカタログも保有しています。いずれご紹介したいと思います。

続いて、

フランスのシトロエン&プジョー。サーブは1ブランドで2ページにも亘って紹介しているのに対し、1ブランド1ページと、扱い方に大きな差がありますね。当時はサーブの販売台数がフランス勢を上回っていたのかもしれませんね。

それぞれのブランドをちょっとアップで。
まずはシトロエン。


「軽快なフットワークの走りに街の喝采が聞こえてきます」

続いて、プジョー。


「走りごころを満たしてくれるドライビング・パートナー」

シトロエンはデザインや乗り心地を強調したキャッチコピーなのに対し、プジョーは走りを強調したコピー。キャラクターの違いが表れていて興味深いですね。

次のページをめくると、
イギリスのジャガー(タイプXJ40)。

「熱き血統を優美なフォルムでつつんだラグジュアリー・サルーン」

ジャガーはこの頃のデザインは流れるような美しいものでとても惹かれますね。クーペのXJ-Sもデザインが素敵です(^^)♪

ところで、このPRカタログになぜジャガーが出てくるのか。調べてみても、考えてみてもよくわかりませんでした。

続いてのページは、

Y31セドリックやシーマ。一番上のモデルはオーテックジャパンが手掛けたストレッチバージョンでしょうか。C32ローレルやB12Lローレルスピリットといった懐かしいモデルの写真も(^^)v

続いては、当時の西武百貨店が自動車販売と平行して携わっていた車検や保険、ローンにリースなどの紹介。

説明書きによると、整備や点検はロータスクラブ加盟工場や優良ディーラーが担当とのこと。これを読む限りではアフターケアは問題なかったようですね。


マイカーローンは「年率8.5%の低金利」だったそうです! 

こちらは裏表紙。

西武自動車販売ではなく、「西武」です(^^)

ところで、今回ご紹介したPRカタログは当時どういったいきさつで入手したか残念ながらまったく覚えておりません。PRカタログには西武百貨店の「営業部オートライフ課」と書かれた担当者の名刺が差し込まれていました。

当時、西武百貨店が自動車販売を手掛けていたことはこのカタログで初めて知ったことですが、経営として成り立っていたのかは不明です。西武百貨店では恐らく何かの売り場を潰してオートライフ課のスペースを設けたのかもしれませんね。

デパートを訪れる顧客が果たして買い物ついでに自動車を購入するものなのかわかりません。しかし、百貨店が自動車販売を手掛けたこの取り組みは当時の百貨店業界に一石を投じたのかもしれませんね(^^)

※ブログカテゴリーは便宜上、「西武自動車販売社関連」に分類しました。
Posted at 2015/01/31 21:08:26 | コメント(9) | トラックバック(0) | 西武自動車販売社関連 | 日記
2015年01月28日 イイね!

今後の日本市場におけるシトロエンブランドの方向性を考える

まず初めに主題からは逸れますが、今後のシトロエンブランドに触れる前に、JAIA(日本自動車輸入組合)が毎月発表している輸入車新規登録台数について触れてみます。

今月1月には昨年12月の新規登録台数を発表したのですが、同時に2014年1月からの一年間の累計登録台数も発表しています。フランス車の乗用車部門は次のような状況です。

 9位  Peugeot5,710台 2.0%
11位  Renault4,632台 1.6%
15位  Citroen2,321台 0.8%

プジョー・ルノー・シトロエンという順列は10年以上前からの傾向でしょうか。右端に掲げている数字は全新規登録台数に占めるシェア。

プジョーは輸入車全体に占める割合がせいぜい2.0%。100台輸入車が登録されればそのうちの2台がプジョーということ。2014年は208がニューパワートレーンによるデビューや2008の発売、3008&5008のフェイスリフト、New308のデビューなど話題に事欠かなかったですね。


ルノーはプジョーよりもさらに1,000台ほど新規登録台数が少なくなります。ここでは示していませんが、新規登録台数は前年比123.6%アップだそうです。2014年はニューモデルよりも特別仕様車や限定車が多かったのも日本のルノーの特長。その戦略が功を奏したのでしょうね。


さて、シトロエン。ルノーのさらにおよそ半分の新規登録台数。2014年はC3&DS3のニューパワートレーンによるデビューとC4ピカソのフルモデルチェンジとDSラインに特別仕様モデルがあったくらい。各モデルのフェイスリフトなども特になく、シトロエンにとっては静かで寂しい一年でしたね。


フランス車全体のシェアは4.4%。輸入車が100台登録されれば、そのうち4台がフランス車という状況。ただ、別の見方をすれば好きな人のためのフランス車と言えるのかもしれません。

さて、ここからが本題です。

新規登録台数データのフランス車3番手のシトロエンは15位でした。16位以下をずっと見ていくと、32位に意外なブランドを見つけました!

32位  DS86台 0.03%

本国フランス始め、ヨーロッパ各国ではPSAグループは、ご存じのとおり今や「プジョー・シトロエン・DS」という3つのブランドにわけられています。

DSブランドが一つのブランドとして独立している事実を見ると、その流れがついに日本にも推し進められようとしているということでしょうか。

ちなみに、この86台という数字は一年間の登録台数にしてはあまりにも少なすぎると思っていたら、2014年12月度一ヶ月間の登録台数。なぜ2014年12月度だけDSブランドがわけられているのか不明で、その真意はデータからは読み取ることはできませんでした。

最近新規オープンやリニューアルオープンしたシトロエンディーラーには「DSゾーン」と呼ばれるDSラインだけを展示するスペースが完備されています。こうした動きもDSブランド独立への布石と言えるでしょうか。

現在のところ、「DS」ラインはたった3モデルしかありません。


日本でも一つのブランドとして歩み始めるとすれば、将来的にはDSストアやDSワールドのようなDSブランド専用のショールームが日本でも設立される可能性があるのかもしれませんね(^^)



日本市場のシトロエンの現状は、同じPSAグループのプジョーの半分も新規登録されていない状況。それを鑑みると、果たして日本で「DS」を一つのブランドとして独立させる意味があるのか。個人的には今のところよく理解できません。
関連情報URL : http://www.jaia-jp.org/
Posted at 2015/01/28 21:33:36 | コメント(4) | トラックバック(0) | シトロエン | 日記
2015年01月22日 イイね!

マジョレット最新モデル捜索で判明した意外なカラーバリエーション展開【2015.1】

昨年11月にマジョレット新作モデルが追加販売となりました。今回も数多くあるのですが、ラリーファンやフランス車・イタリア車ファンにとっては集め甲斐のあるモデルが多いのが特長。

おさらいです。
まずはWRCモデル。

ミニ WRC                  フォード・フォーカス WRC


フォード・フィエスタ WRC        シトロエン・DS3 WRC

フレンチモデル。

ルノー・クリオ4 RS            ルノー・アルピーヌA110-50


エイキロン・コンセプト          シトロエンC4

イタリアンモデル。

アルファロメオ・ジュリエッタ

スーパーのお菓子売り場を注視しながらフルコンプに向けて捜索をしているところです。昨年11月に発売され始めて、早2ヶ月ほど経ちました。

現在のところ発掘したのは、

右側4台のC4、アルピーヌA110-50、エイキロン・コンセプト、ジュリエッタがニューモデルで現時点で集まったミニカーたち。

また、左側2台レッドのルノー・トラフィック&シトロエン・ネモは今回の発掘調査で新たに発掘されたミニカー。

ここからは、同一モデルによるカラーバリエーション3モデルをご紹介。

その1はネモ。これで2色揃いました。

これまでに集めていたベージュと今回発掘したレッド。

その2はトラフィック。今回の発掘で3色揃いました。

左2台がこれまでに集まったカラーで、今回レッドが発掘されました。同じトラフィックなのに印象がまるで違うのは面白いですね!(^^)!
(参照: マジョレットNewモデル捜索で見つけた今さらながらのモデル【2014.11】

その3はC4。これで2色揃いました。


左のブルーはカバヤモデルではなく、FBMのフリマで買い求めたもの。どうやらブルーC4はカバヤ化には至っていないようです。

今回の発掘調査でトラフィック&ネモは色違いをたまたま発掘してしまいました(^^)v  こんな新たな出逢いがあるからミニカー発掘はやめられません。

さて、今回発掘したモデルをいくつか写真でご紹介。

アルピーヌ&エイキロン・コンセプト


ジュリエッタ

写真にはありませんが、WRCモデルも一応捕獲しておさえています。ということで、お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、未だ見つからないモデルが2台あります。

WANTED  DS3 WRC !


WANTED  クリオ4 RS !


店頭に並び始めてすでに2ヶ月が経つというのに、これら2台だけがどうしても未だ見つかりません。偶然発掘できたモデルもある一方で、未だ見つからないモデルもあります。ミニカー発掘とは縁だということを知ったので、地道に探しながら運よく出逢えればいいのかなと考えています。
Posted at 2015/01/22 21:35:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミニカー | 日記
2015年01月19日 イイね!

プジョー505×北川景子 コラボCM

先だって、アムロちゃんが新曲「BRIGHTER DAY」のPVでシトロエンCXを起用したことで、シトロエンファンの間では話題騒然となりました。

アムロちゃんのPVでなぜCXなのか。アムロちゃんとCXとの組み合わせは意外でしたが、CXの流麗で流れるような曲線美がPVではよく表現されていて、シトロエンファンにとっては、アムロちゃんよりもむしろCXの方に目がくぎ付けだったことでしょう。
(参照: 「BRIGHTER DAY」のPVを観てCXの良さを見直す

さて、先日TVを眺めていたときのこと。TVCMでシチズンの腕時計クロスシーシリーズ(女性用)がで女優の北川景子さんが出演されていたのですが、TVCM中に見覚えのあるクルマを見つけました。

プジョー505ですね!

ご覧なった方もいらっしゃるかと思いますが念のため動画を貼っておきます。


動画自体は3分30秒ありますが、30秒CMにつき一本目のCMだけに505は登場します。00秒から07秒までのわずかの登場のようです。

これは恐らく505 V6でしょうか! 
※追記 コブラエフさんのご指摘により、CMに出演の車両は 505GTI と判明しました。お詫びと訂正をいたします。

505と言えば、ピニンファリーナが手掛けたデザインは普遍的でシンプルですが、飽きのこない美しいもの。

FR最後のプジョーとしても有名ですね。

この腕時計のTVCMでなぜ505が採用されたのか。このTVCM然り、北川景子さんよりも505にばかり目がくぎ付けとなってしまいました(^^)v

アムロちゃんのPVのときのようにまた疑問が湧きますが、フランス車ファン・プジョーファンにとっては興味が尽きませんね!(^^)!

※ 1/20追記
フォトギャラリーに 505GTI のカタログ を収めてあるのでどうぞご覧ください。
Posted at 2015/01/19 23:06:16 | コメント(2) | トラックバック(0) | プジョー | 日記
2015年01月17日 イイね!

トヨタ高級商用車クラウン・バンのカタログ【1987年9月発行】

トヨタ高級商用車クラウン・バンのカタログ【1987年9月発行】トヨタのラインナップで最高峰モデルとなるのはもちろんセンチュリー。用途が主に官公庁や法人など別格扱いとなるわけですが、それほど多く販売されるクルマではありません。

となると、トヨタの最高級モデルたるクルマはクラウンとなるでしょうか。現在ではマジェスタ系とロイヤル系、コンフォート(セダン)系の主に3つの系統にわかれます。

かつては4ドアハードトップ・4ドアセダン・ワゴン(エステート)・バン・2ドアハードトップクーペなどフルラインナップともいえるくらいにさまざまなボディタイプが用意されていましたね。

当時は現在ほどトヨタ全体のラインナップは多くはなかったので、クラウンという一つのモデルにさまざまなボディタイプを揃えていたのかもしれません。

さて、上述しているようにクラウンにはかつてバンタイプがラインナップに加わっていました。そこで、今回はそのバンのカタログをご紹介します。8代目S13♯モデルタイプ。1987年9月発行ということなので、今から28年前のカタログ。全ページ数12ページのつくり。

冒頭の写真がカタログ表紙。「CROWN VAN 」の文字部分がゴールドの仕上げとなっています。商用車とは言ってもそこはクラウン。こうしたところにも最高峰のこだわりを感じさせる部分かもしれませんね。


『ゆとり溢れるビジネスを物語る、高級商用車クラウン・バン。 』


『力強さ、信頼感。そのすべてにクラウンの誇りがあります。 』

トヨタ最高級の商用車となるクラウン・バン。顧客に対してしっかりと訴求力あるキャッチコピーと言えるでしょうね。


機能美に優れた無駄の一切ないインパネ廻り。ステアリング径が細いですね(^_^.)

エンジンラインナップは、2L直4ガソリン&2.4L直4ディーゼルのシンプルな2機。

こちらは主要装備の紹介ページ。

特に取り立てて凄いと感じる装備ではありませんが、クラウン・バンオーナーにとっては必要にして十分なものでしょう。

こちらはグレード紹介ページ。

ご覧のとおり、全3グレード展開。装備の違いによるもの。ちなみに、パワーステアリングは全グレードともメーカーオプション扱いでした(*_*)

さて、そもそもクラウン・バンとはどのようないきさつでいつ誕生したのか。調べてみたところ、1967年デビューの3代目クラウンにはすでにバンモデルが存在していたようでした。その後のモデルチェンジごとにバンタイプは必ずラインナップに加えられていました。

もう一つ調べていてわかったこととして、今回ご紹介した8代目を最後にクラウンとしてのバンタイプは販売が終了したようです。1999年12月のこと。その後、カルディナ・バンに統合されたとのこと。

旧くはトヨタのラインナップは現在ほど充実しているわけではなく、クラウンにもバンタイプが必要だったのかもしれません。しかし、時代の流れとともにクラウン・バンの立ち位置が微妙となり、販売台数増も見込めないことから役目が終わったのかもしれません。

カルディナ・バンはその後、サクシードへと引き継がれました。

日本の経済を支えるバンとして今やなくてはならない存在。クラウン・バンの意志を引き継ぎながらしっかりと役目を果たしているようですね(^^)
Posted at 2015/01/17 18:13:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日本車カタログ | 日記

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「@svx-407-c5 さん、チベットスナギツネに似せたのかってくらいに似ていますね(笑 LMに至ってはレクサスで一番儲けていそうです。儲けていそうです。価格設定も正しいのか怪しいですよね(-_-;)」
何シテル?   04/23 22:17
クルマ大好きです。日本車、ドイツ車、イギリス車、イタリア車、フランス車、スウェーデン車などなど。ブログではいろいろなことを記していて、時には違った切り口で記して...
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