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2014年10月27日 イイね!

実は国内販売終了していたスズキ・スプラッシュ

先日スズキのWebサイトを眺めていたときのこと。スズキは四輪の他に二輪やマリンなどさまざま部門があり、四輪車のラインナップを見てあることに気付きました。

スズキが誇るコンパクトハッチバックと言えば、スイフトやSX4(セダンもあります。)といったクルマが揃いますが、本来あるべきクルマがどうしても見当たりません。

そのクルマは、スプラッシュ。


スプラッシュについてご存知の方も多いと思いますが、ハンガリーのスズキ子会社「マジャールスズキ社」が生産するクルマ。つまり、ハンガリー生産の輸入車です。

2007年9月のドイツ・フランクフルトモーターショーで発表し、翌2008年春にヨーロッパで販売開始しました。日本販売開始が2008年10月ということなので、ヨーロッパから遅れることおよそ半年のタイムラグで導入されたことになりますね。

スズキがGMのグループ企業ということで、グループ企業内のドイツ・オペル社やオーストラリア・ヴォクソール社では「アギーラ」というネーミングで販売されています。つまり、日本にとどまらず世界を相手にした世界戦略車でもあるスプラッシュ。

スプラッシュの特長について、スズキのプレスリリースから一部引用要約。

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■車体と足廻り
・ヨーロッパ各地で走行テストを繰り返し、最適にチューニングしたサスペンション・ステアリング・ブレーキにより、安定感のある走りと軽快な操舵感、しっかりした乗り心地を実現した。
・ハンドリング・乗り心地・燃費・静粛性にこだわり、徹底的なチューニングを施した専用開発のコンチネンタル社製タイヤを装着した。
・ビードレスフロアパネルと制振材によりフロア振動を抑制するとともに、フロントフェンダーカバーやドア二重シールの採用などにより室内に伝わる騒音を低減した。

■充実した安全・安心性能
・プリテンショナー及びフォースリミッター機構付フロントシートベルトと前席にヘッドレストと三点式シートベルトを標準装備した。


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そもそもがヨーロッパ基準のクルマなので、同クラスの純国産コンパクトカーたちとは成り立ちからしてまったく異なります。

さてここで、スプラッシュのチーフエンジニアを務めた、四輪技術本部第四カーラインの日比敏勝氏のインタビューが興味深いので、引用します。

  ≪写真は、日比敏勝チーフエンジニア≫

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Q.スプラッシュは最初からヨーロッパ市場だけでなく、国内投入を考慮しているのか?
A.日本市場に持ち込む予定はなかった。しかし、日本でも燃料価格が高騰し、小型車志向が強くなり、小型車カテゴリーを拡充する必要が出てきたので、投入することになった。

Q.ヨーロッパ仕様と日本仕様の違いは何か?
A.ヨーロッパ車をそのまま持ってくることがコンセプトだからサスペンションもシートもヨーロッパ仕様のまま。日本仕様では、アンテナをルーフ前方から後方に移したのと、カップホルダーや後席パワーウィンドウ、電動格納ドアミラーを追加しただけ。
ヨーロッパでは1リッター・1.2リッター・1.3リッターディーゼルの3種類のエンジンに5MT・4ATのトランスミッションが組み合わされているが、日本では燃費などを考慮して1.2リッター+CVTのみとした。


Q.開発にあたって、オペルはどの程度関与しているか?
A.評価はオペルと合同でやった。オペル本社のブルーピンググラウンドでも評価テストをしている。しかし、設計・解析・試作・開発のためのテストは全部スズキでやっている。

Q.スイフトよりも背が高く、幅が狭いのに、足廻りの印象はヨーロッパ車らしく安定したコーナリングができるのはなぜ?
A.重心が高くなったのに合わせて、ダンパーが高速に動く時の減衰力などをチューンしている。車の組成そのものは男性に受け入れられると考える。足廻りやステアリングのフィーリング・ハンドリングは車が好きな男性がワインディングを飛ばしても面白い車になっていると思う。個人的にはMTを導入したかったくらい。

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チーフエンジニア氏のコメントを見る限り、スプラッシュはオペル社と共同で作り上げていったり、日本専用にCVTを搭載していたり、専用開発したコンチネンタルを履いたりしていることからもかなりこだわったクルマであることがわかります。

と、こだわりのあるスプラッシュ。それなのに残念ながらことし8月をもって日本国内での販売が終了したそうです。輸入車でありながら価格が120万円台とバーゲンプライスなのですが、為替レートの関係で継続販売するメリットがなくなったのでしょうか。あくまでも推測に過ぎませんが(^_^;)

スズキにはSX4やキザシなど玄人受けのする面白いクルマが多く、スプラッシュはその一翼を担っていました。個人的にはスプラッシュは好きなクルマで、ラインナップから外れてしまったことはとても残念でなりません。国内販売開始から6年で販売終了とはあまりにも短かいですよね。再販を強く望みたいです。

※2008年10月のスプラッシュ日本販売開始当時のTVCMをどうぞご覧ください。


  ≪Suzuki Splash CM≫
Posted at 2014/10/27 21:40:35 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日本車 | 日記
2014年10月25日 イイね!

フィアットパンダ3に待望の3ペダルMTデビュー

フィアットパンダ3に待望の3ペダルMTデビューフィアットパンダはイタリア国内では下駄代わり的存在の国民に愛されているクルマ。初代から数えて3代目にあたる現行型は2012年にヨーロッパデビューし、日本へは翌2013年に販売開始しました。
(参照: フィアットパンダ…故きを温ねて新しきを知る

3代目の日本仕様はモノグレードのデュアルロジックのみのトランスミッション設定。本来ならば、ベーシックなコンパクトクラスは3ペダルMTこそが楽しいはず。先般限定で販売開始となった「4×4」は例外としても、500には3ペダルMTの仕様があるのに残念なことです。
(参照: 稀少性の高いフィアットパンダ3 「4×4」

つい先日の限定車「4×4」が販売開始されたと思っていたら、こんなニュースが届きました。以下、FCJ(フィアット・クライスラー・ジャパン)のプレスリリースより引用。

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フィアット クライスラー ジャパン(本社:東京都港区、代表:ポンタス ヘグストロム)は、「FIAT Panda(フィアット パンダ)」のマニュアルトランスミッションモデルである「FIAT Panda MT(フィアット パンダ エムティー)」を、11月1日(土)より全国のフィアット正規ディーラーにおいて販売開始します。
「FIAT Panda MT」は、ツインエアエンジン搭載の「Panda Easy(パンダ イージー)」をベースに、5速マニュアルトランスミッションを装備したモデル。最大の特徴は、ドライビングの楽しさを体感いただけるマニュアルトランスミッションならではの魅力はもちろんのこと、ベースモデルより約10万円低く設定した100万円台の価格です。

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「FIAT PANDA MT」というベタなネーミングはさておいても、ベーシックグレードに3ペダルMTの設定という明るいニュースはうれしいですね。

さらに、この「MT」はベーシックグレードっぽく14インチの鉄チンホイールだそうです。これはかなりポイント高いですね。私だったらあえて鉄チンホイールむき出しのまま乗ってみたいです(*^^)v

ただ残念なのは、この「MT」は先般の「4×4」同様にカタログモデルではなく台数限定の設定。それもたった100台のみ。

いくら世の流れが2ペダルとは言っても、これはちょっと少なすぎませんかね。でも恐らくFCJとしてもマーケット調査をした結果の設定台数なのかもしれませんね。

今では貴重となってしまったベーシックグレードの4ドア(5ドア)の3ペダルMT車はフランス車では探しても見当たりません。それを考えると「FIAT PANDA MT」はかなり貴重な存在なのかもしれません。

販売価格は199万8,000円と200万円を切る絶妙な価格設定。限定とは言わず、ぜひともカタログモデル化して欲しいですよね。
Posted at 2014/10/25 23:54:24 | コメント(6) | トラックバック(0) | イタリア車 | 日記
2014年10月22日 イイね!

FBM2014 ~ No French.No Life! ~

FBM2014 ~ No French.No Life! ~改めて、参加された皆さんお疲れさまでした(^^)

楽しかったFBMから3日ほど経ちました。旧いフランス車や新しいフランス車などたくさんのフランス車たちに触れることができ、夢のような時間を過ごしたイベントでした。

さて、会場へ向かう道中にはお店の軒先にトリコロールが掲げられていて、気分まで盛り上げてくれます。

昨年初めて見かけたような気がしますが、うれしい演出ですよね(*^^)v

数年ぶりに晴天に恵まれたことしのFBM。天気が変わりやすい山間部ではめったにないことですが、おかげで駐車場の珍しいフランス車たちをじっくりと眺めていました。

こちらは「わ」ナンバーのレンタカーのルーテシア4。

「レンタカーで来たv(^^)v 」と書かれてあります。

こちらはHトラック風のスズキ・キャリィ。

こんなカスタマイズやってくれるのですね。

こちらはかなり希少なフランス車。

マトラ。昨年も見かけました(^^)

フランスが誇る最高級スポーツカー。

ブガッティ…?? スバルR2のようにも見えますが(^_^;)

イタリア車も参加しています。


フラッグシップカーのランチア・テージスは威厳すら感じられますね。500たちもたくさんの参加(^^)

ある駐車場の風景。

旧いモデルもいれば新しいモデルもいる。この雰囲気とても好きだなぁ^^;

ところで、ことしのFBMは日本発売直前のNew GrandC4ピカソ&C4ピカソが出展されると聞いていました。現行オーナーとしてはいち早く見ておきたいところ。しかし、会場内を探しまわってみても最後まで見当たりませんでした。後で確認したら、スルーしておりました(@_@;)  これは心残りでした。

戦利品を紹介。今回はミニカーをかなりゲットしました。

まずはノレブ1/87スケールから。

メアリ、ファセル・ヴェガ、パナール。旧き良きレアなクルマたち(*^^)v

メイングラウンドのフリーマーケットで購入。

BX、CX、25、エスパス。いい感じで傷がついたちょっと旧いUsedミニカーたち(*^^)v  ちなみにノレブ・マッチボックス、マジョレットなどさまざま^^;

こちらは1/43スケールミニカー。

205ターボ16&New Grand C4ピカソ。会場でNewピカソを見られなかったのでコレでガマン(*_*;

ついでにカタログもお買い上げ。

基本的にカタログはただで入手することをモットーにしておりますが、手に入りにくいものは例外として買うことにしています。

最後になりますが、来年もことし同様に晴天に恵まれることを祈りたいと思います。そしてFBM2015でお逢いしましょう^^;

※10月23日追記
会場で撮影した写真をフォトギャラリーに収めたのでどうぞご覧ください。なお、個人的主観の強い内容となっておりますがご容赦ください(^_^.)

    旧いシトロエンたち
    新しいシトロエンたち
    ジムカーナのシトロエンたち

    旧いルノーたち
    新しいルノーたち
    ジムカーナのルノーたち

    プジョー306たち
    プジョーたち
Posted at 2014/10/23 00:10:53 | コメント(4) | トラックバック(0) | イベント・オフ会 | 日記
2014年10月19日 イイね!

FBM2014 ~ No French.No Life! ~【ダイジェスト版】

FBM2014 ~ No French.No Life! ~【ダイジェスト版】一年に一度の「フランス車乗りのフランス車オーナーによるフランス車オーナーのためのフェスティバル」とも言えるFBM(フレンチブルーミーティング)。

数日前から遠足前の子供のように気分はウキウキでした(^^)♪  ことしはあいにく子供の行事と重なっていたものの、一年に一度ということで妻に無理を言ってワガママさせてもらいました。

ということで、本日はFBM2014にご参加された皆さんお疲れさまでした^^;  朝方は肌寒かったものの、ここ数年稀に見る好天に恵まれた気持ちも晴れ晴れとするイベント日和でしたね。

とりあえず、私が停めた駐車場付近をしばらく散策(*^^)v 

CX売りたし中です。

余裕があれば所有してみたいクルマですね。

ところで、しばらく歩き回っていると、私と同じシャークグレーの208GTi が停まっているのが見えました。近づいて失礼ながら声を掛けさせていただいたところ、やはりお友達のHiro208さんでした。ラッピングやFUJITSUBO製のマフラーなどカスタマイズについてお話を伺いました。

FUJITSUBOのマフラーは実際に音を聴かせていただくことができ、野太いとてもよいサウンドを奏でていました。私自身の今後のカスタマイズの参考になりHiro208さんには貴重なお話を聞くことができました。ありがとうございました^^;

駐車場を眺めることもFBMの醍醐味の一つ。変わったクルマに出逢えるのも面白いですよね。




駐車場を寄り道しながら、メイングラウンドへ。

その後は、ジムカーナを見たり、



メイングラウンドのクルマたちを見たり、


今回は子供を連れてきておらず、自分のペースでメイングラウンドをかなりの時間を費やして過ごしておりました。

その後はフリーマーケットへショッピング♪  たくさんのミニカーをお買い上げ。かなり散在したのは秘密です(^_^;)

New Grand C4ピカソ&C4ピカソをゲット!  コレほんの一部です(汗

その後は実は秘密基地@FBMにお邪魔するつもりでしたが、急用ができたために顔を出すこともままなりませんでした。「お逢いしましょう!」と言いながら、多くの方にご挨拶もできずたいへん失礼しました。ダブルシェブロンさんには電話連絡までいただきながら本当にスミマセンでした(@_@;)

最後に。イベントを支えるスタッフの方たちのおかげで毎回心から楽しませていただいています。本当に感謝を申し上げます。

ただいま写真の整理をしているところで、今回はダイジェスト版でお許しを(^_^;)

  つづく
Posted at 2014/10/19 22:50:48 | コメント(10) | トラックバック(0) | イベント・オフ会 | 日記
2014年10月16日 イイね!

エアロパーツの真の目的は何か

先日、最新のクルマ事情を偵察に国内外を問わずディーラー巡りをしてきました。興味のあるクルマであればディーラーへ直接出向いて、間近で触れて、さまざまな情報を仕入れることが目的です。

とある国産メーカーのディーラーへ立ち寄ったときのこと。興味ある目的のクルマを観て、ひと通り説明を受けた後、ショールーム内を見渡しました。

すると、ショールーム内にはミニバンが展示してあります。そのクルマは専用のエアロパーツを纏って大径ホイールを履いた、サブネームまで付けられたモデル。

そのクルマを眺めながら、セールス氏からは次のようなセールストークが展開されました。

「どうです。カッコいいでしょう。」 とか 、「エアロパーツが付いて重厚ですよね。」 とか 「迫力がありますよね。」 などなど。客をその気にさせるお馴染みの口説き文句なのだなぁと聴いていました。

そもそもエアロパーツの役割というのは、大きく言えば、空気抵抗に貢献したり、揚力が発生するのを抑えたり、効率良く風を流したりすることが目的だと考えられます。


フロントスポイラー・サイドスポイラー・リア(ルーフ)スポイラー・リアアンダースポイラーにはそれぞれ明確な役割があって、風洞実験等によって総合的に緻密に計算された結果の形状のはず。


それを考えると、件のミニバンのエアロパーツの意味っていったい何なのだろうってつい考えてしまいます。ファッションや見てくれを重視しただけのものだとしたら、まったく意味をなしていないかもしれません。

それが証拠に、カタログのどこを見渡してみても、エアロパーツを付けたことによる空力の効果について触れているページが一切見当たりません。

カタログ巻末には、小さな字で次のような注意書きの記載がありました。

「縁石や段差の大きな場所や不整地路等では路面と干渉する場合があります。」

グレード数から見てみても販売の比率は明らかにこちらのモデルの方が高いよう。

見てくれを重視するあまり、実用性を犠牲にした国産車メーカーの販売戦略はどうなのだろうかと疑問に思いながら、件のミニバンを眺めておりました。

  ※写真と本文は一切関係ありません。
Posted at 2014/10/16 23:01:18 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ | 日記

プロフィール

「@ロボ部長 さん、放置されたサンタナは見るも無惨な姿を晒していますね。後期型でしょうか。サニー店やプリンス店で価格帯も割高だったと記憶します。当時ディーラーとしては売りづらかったでしょうね。」
何シテル?   08/14 21:29
クルマ大好きです。日本車、ドイツ車、イギリス車、イタリア車、フランス車、スウェーデン車などなど。ブログではいろいろなことを記していて、時には違った切り口で記して...
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