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2022年10月07日 イイね!

【1007の日特別企画】プジョー1007を振り返る

今からちょうど20年前の2002年のこと。フランスはパリモーターショーの場で、プジョーからあるコンセプトモデルが発表されました。

その名は、

  ≪画像は拝借しました。≫
PEUGEOT SESAME(セサミ)。

このコンセプトモデルを見て直感的にわかるとおり、その後にほぼそのまんまの姿で市販化されましたね。

  ≪画像は拝借しました。≫
言うまでもなく1007。フロントマスクはかなり手直しされアグレッシブに変貌を遂げました。バンパー下に大きなフロントグリルが設けられましたね(^^;

プジョーとしては初めて4ケタの数字を名乗ったのが1007。

たしか当時のプジョーのアナウンスによれば、セダンにもハッチバックにもステーションワゴンのどれにも該当しないカテゴリーのモデルに与えるのが4ケタモデルだったかと。

その後は初代の3008や5008といったクロスオーバーやミニバンに4ケタが順次採用されました。4007という日本未導入のアウトランダーベースのSUVにも与えられましたっけ。

1007の最大の特徴は、電動スライドドアを採用したこと。ヨーロッパは乗用モデルにスライドドアを採用することを嫌っていたはずですが、プジョーとしては新たなチャレンジだったのでしょう。

  ≪画像は拝借しました。≫
デザインはプジョーデザインセンターとピニンファリーナとの共作。調べてみたら、フロントとリアはプジョーで、サイドはピニンファリーナが担当したのだとか。

そのピニンファリーナは1007をMPVと表現したそうです。当然ミニバンではないですし、クロスオーバーでもないですし、他の何でもない。プジョーとしては新しいカテゴリーを目指したのかもしれませんね。

室内は、

  ≪画像は拝借しました。≫
広いスライドドアが開くと、開放的な室内。但し、後席へは前席を倒してスライドさなければ行けないんですね。室内高が高いクーペという解釈なのかもしれません( ;∀;)

さて、1007はパリショーから2年後の2004年にヨーロッパで販売が開始されました。2010年には販売が終了しました。掘り下げて調べてみたら、販売台数が判明したので記しておきます。

 ○2004年   1100台
 ○2005年  53800台
 ○2006年  34100台
 ○2007年  18600台
 ○2008年  11000台
 ○2009年   5200台
 ○2010年    100台

6年間で総計12万3,900台が販売されました。

2008年に右ハンドル車の製造が終了したそうです。日本やイギリス向けですね。日本の販売開始が2006年3月だったので、実質の販売期間は3年ほどあったのかなぁ。

2009年には左ハンドル車の製造も終了したそうです。以上を持って、1007の製造は完全に終了(涙

最も販売台数が多い年は2005年。実はその年は206が67万6,500台も販売しているので、206は12倍以上をも売り上げていました。

206は当時ヨーロッパはもちろん、日本でも大ヒットを飛ばしていましたもんね。それに比べると、1007は決してプジョーとしては量販モデルとは言い難かったんですね。

日本でも1007はある程度販売はされたのでしょうけど、あまりよくは見かけなかったように感じます。(実際の販売台数が不明なので断定はできませんが)

これまでの販売実績から見ても、1007は商業的な面では成功したとは言うことはできなかったようですね。理由はさまざまでしょう。

1007のコンセプトが理解されなかった(されづらかった)というのが一番の理由かもしれません。もしこれが20年後のSUV全盛の現代だったら、受け入れられ方が全然違っていたのかもしれませんね。

最後に珍しいボディカラーの1007。

  ≪画像は拝借しました。≫
日本には未導入カラーのアイボリー系。(シトロエンではクレームパルテノン)


  ≪画像は拝借しました。≫
初期ロットで導入が終了したマオリグリーン。206ccではお馴染みのカラーなんですけどね(^_^;)
Posted at 2022/10/07 00:05:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | プジョー | 日記
2022年10月02日 イイね!

シトロエンC5Xに試乗して思ったこと【2022.10】

シトロエンC5Xに試乗して思ったこと【2022.10】この所、308やC5X、DS4、DS9などステランティスジャパン(PSA勢の)から目にも止まらぬ早さで魅力的なモデルが多数日本市場に導入されました(驚

先週は発表展示会でショールームで観察し、翌週の今週末は試乗会でした。2週連続ヒマに任せてディーラーに通い詰めC5Xに触れてきました(苦笑

展示車兼試乗車はグリアマゾニトゥ。プジョーでは3008や5008でお馴染みアマゾナイトグレーですね。とてもシブいカラーですね。

先週のショールームでの観察。

ハッチバックのようなステーションワゴンのようなデザインはこれまでに類を見ないもの。難しい挑戦ながら巧く纏めているなというのが率直な印象。

全長が4,800mm超というのは日本では持て余しそうですね。ちょっと大きいなぁ(^_^;)


たぶんフェイスリフトのC3からと思われますが、近年のシトロエンのフロントマスクとして採用されるようになりました。

時間もあまりなかったので、観察はだいたいこんなところ。

さて試乗当日。シートに掛けてみると、

大きめのシート。大柄な身体をも巧く包み込んでくれるシートというのが掛けてみた印象。

シトロエンが近年採用している「アドバンストコンフォートシート」のレザーを装備していますが、ちょっと張りがありながらフカフカしているのは凄い! 感銘を受けました。

どこまで走っても疲れやストレスないシートなのかもしれませんね。

もう1点が足廻りのしなやかさ。柔らかすぎず硬すぎない適度な柔らかさも凄いと感じます。おそらくPHCが巧く作用しているのかなあ。PHC装着車両は過去にC5エアクロスやC4でも体験済みでしたが、あまり気付くことがありませんでした。

タイヤを観察。

205/55 R19 (GY Efficientgrip)  インチは高めですが、細いタイヤというあまり見ないサイズなんですね。シトロエンらしいタイヤかもしれません(^_^;)

市街地や国道のバイパス、コーナリングのある道などを10km程度試乗できました。それらの道程での印象でしかありませんが、極上の乗り味(乗り心地)というのが率直なものです。

おそらく、アドバンストコンフォートシート、PHC、高いインチかつ細めのタイヤが巧く相乗効果を発揮したのではないかなぁと思いました。旧来のC5の顧客層がどれだけ興味を持つのか興味ありますね。

どうでも良いことかもしれませんが、

リアワイパーがないんですね! ルーフと下端部にスポイラーがあって隙間があるのですが、風流で溜まった水を巧く逃してくれるのでしょうか。

当地は積雪地(豪雪地)なので、雪が溜まった際は心配です。激しく雪が降った際は雪が溜まりそうな気がしてなりません。積雪地のオーナーのことは考慮しているのかなぁ。そもそもそんな心配がいらないのか。時期が来たら見てみたい。

試乗車は1.6Lのぺトロールでしたが、遅れてPHEVが導入されるとのこと。その場合は、「アドバンストコンフォートアクティブサスペンション」なる電子制御サスとなるとか。

これはこれで試してみたいですね。カタログスペックではぺトロールより270kgPHEVが重くなるので、乗り心地が変わるものなのか興味あるところです。

ちなみに、ヒマに任せて他のシトロエンにも試乗してみました。試乗したのは、E-C4、C3エアクロス(ディーゼル)、C3(エメラルドインテリア)。

・C4;PHCとアドバンストコンフォートシート装着車両
・C3エアクロス(ディーゼル);アドバンストコンフォートシート装着車両
・C3シャイン(エメラルドインテリア);アドバンストコンフォートシート装着車両

C3が予想以上に乗り心地が良いことがわかりました! C5Xとはセグメントは違いますが、アナログながらどこかC5Xを思い起こさせるのがC3かもしれません。

C5Xを試乗していながら、価格面で現実的でないので、そうなるとC3は良いかもしれないなぁ。客層が全然異なるのでしょうけど。

ということで、久しぶりにシトロエン三昧の濃密な時間を過ごしました。またシトロエンに戻りたいなぁ(^_^;)
Posted at 2022/10/02 19:03:35 | コメント(3) | トラックバック(0) | シトロエン | 日記

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