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昨夏、限定で導入されたメガーヌエステートGT（以下「GT」）は発売間もなく即完売しました。そのことがルノージャポンにとってメガーヌエステートGT220（以下「GT220」）導入を決意させたのか知る由はありませんが、GT発売から10ヶ月後には同様モデルを復活した意義は大きいと思います。ルノージャポンに対して敬意を表したいと思います^^; 　　（参照： メガーヌエステートGT220導入に思うこと ）

GTはもちろんエステートモデルでありながらMTのみの設定という普通のモデルでは飽き足らない好事家たちの心の琴線に触れる一台でした。60台限定という稀少性も手伝って、即ディーラーからは消えてしまったようです。左ハンドル＆MTだけの設定というのは本当に稀少ですね。並行輸入車扱いだったそうですが、少数輸入だったため、導入には相当苦労したと聞きます。
（参照： メガーヌエステートGTを導入したルノージャポンという会社 ）


　　≪写真はいずれもエステートGT≫
即完売という事実は、エステートモデル＆MTを欲しいと思う潜在的なユーザーが一定数いることを物語っています。それを考えるとルノージャポンがGT220の導入に向けて積極的だったのはそうした背景が後押ししたといえるのではないでしょうか。

ルノージャポンが掲げるGT220の役割というのが、「ルノーブランドの認知向上」だそうです。GT220は一見すると至って普通のルノーのエステートモデルですが、中身は220馬力も発揮するモンスターと解することができます。ルノージャポンとしては、ルノーはこうしたモデルをつくっていて、それらを本国から積極的に導入していることをアピールする狙いがあるのかもしれませんね。


　　≪写真はいずれもエステートGT220≫
先日、ルノーディーラーへ出掛けて、GT220を見てきました。GTとの違いはいくつかありますが、目に飛び込んでくるのがホイールです。GTもGT220もタイヤ＆ホイールサイズは225/40ZR18 で変わりありませんが、5本スポークのブラック塗装に仕上げられたホイールはかなりの迫力です。特に展示車はノワールエトワールMと呼ばれるブラックのボディカラーだったので迫力が倍増でした。　（※写真はありません。）

聞くところによると、GTに比べてシャシーやブレーキにまで手が加えられているようです。GT220はわかる人が見れば、明らかにタダモノではない雰囲気を醸し出している、まさに「羊の皮を被った狼」という言葉がピタリとくるモデルでしょうね。さらにエンジンにも手が加えられて、220馬力まで出力が高められています。GT比でプラス40馬力！　やはりどう見てもタダモノではありませんね(*_*;

昨夏の限定モデルGTのときにもパンフレットはありましたが、GT220にも用意されています。それほど出るモデルとは思えませんが、それにもかかわらず14ページにも及ぶ作り。ルノージャポンの熱の入れ様が窺い知れます^^;


カタログには謳い文句が次のように謳われてあります。

『この1台に空間とパワーは美しく調和する。～中略～ GTであることの誇りを動力性能に求め、ルノー・スポールは、このメガーヌエステートGT220にメガーヌ ルノー・スポール直系となる2.0Lターボエンジンをためらうことなく用意。～中略～ このスペックは毎日のドライブに心地よい刺激と爽快さをもたらすことだろう。』

ここに書かれている言葉にGT220がすべて言い表されていると言っても過言ではないでしょうね。ラゲッジスペースにある程度の荷物を積み込むことができて、走りの楽しさを味わうことのできるクルマは異質であり、世界中を探してみてもまず見当たりません。それでいて、信じられない価格設定です。

GT220は右ハンドルになり、左ハンドルのGTに比べれば日本の国土を走る上ではメリットが高いです。それでいて3ペダルMTは操る楽しさがあってMT好きにとってはたまらない一台です。

いずれMT車に戻りたいと考えているので、GT220は諸条件を満たすまさに打ってつけなモデルです。所有したい一台に違いありませんが、C4ピカソの楽しさや面白さがようやくわかり始めたところで、まだしばらくはこの楽しさを堪能したいと思っています。いつになるかわかりませんが、それまではカタログを眺める日が続きそうです(^_^;)

本日は恒例のFTPの日！　前夜から楽しみでとても心待ちにしていたので、まるで遠足前の子供のような気分です(^^)v

何とか朝早くに起きることができ出発です。のんびりと快調に北陸道を走っていたところ、後方からC5が！　シトロくんさんでした。ちょっとゆとりをもって走っていましたが、ヤバい！　これは間に合わないかも。結局、集合場所が同じシトロくんさんに追従することに（汗

集合場所の徳光PAに集合してみると、まだ誰も来てはいませんでしたが、ほどなくしてyuchan6633さんが来られ、ダブルシェブロンさんもすぐに来られました。

yuchan6633さん、ダブルシェブロンさんとはつい一ヶ月前にもUSOでお会いしたばかり。ダブルシェブロンさんの行動力にはいつも感心させられます。

さて、4台で隊列を組んで走り、一旦会場近くのトリムパークかなづへ集合。ここではyamatomoさん、赤ピカさん、きまぐれムッシュさん、ゆうあんどあいさんと合流。

総勢8台のピカソ集結！　福井へへ友の会のご厚意によりグループ駐車場に混ぜてもらいました。

会場でクルマを眺めていると、さまざまな地域から集まっていることに気付きます。皆さんとても熱心なので感心することしきりです。

ピクニックラリーでは、旧いクルマたちがたくさん出走しています。

　　シトロエン 11BL
まだまだ旧いクルマが現役で走っていることに脱帽です(^_^;)

その後、シトロエンディーラーの展示車やフリマを眺めていたら、本格的にお腹が空いてきたので、福井名物を食しに。

福井と言えば、ヨーロッパ軒のソースかつ丼は外せないマストアイテムでしょう。久しぶりで美味しかったです(^^)

わずかでしたが、皆さんと楽しいひと時を過ごすことができました。再開を約束し、皆さんとわかれ、ヨーロッパ軒を後にし一路、金津ICへ。着いてみると、シトロくんさんのC5が偶然にも前方に。しばらく隊列を組んで走りました。

尼御前SAでお茶しながら軽いプチオフ会をしました。聞けば、これからディーラーに出掛ける用事があるとのこと。私もルノーディーラーへ行く用事があったので、金沢まで再び隊列を組んで走行。ICを降りてからわかれました。

ルノーディーラーには本日の目当てだった、メガーヌエステートGT220が展示してあります。本当に欲しい一台なのですが、当面は買いません（というか、買えません）。駐車場にはお客さんのさまざまなルノー車が並んでいました。聞くところによると、皆さんFTPから直行された方ばかり！！　　私を含めて、皆さん本日の行動が一緒でした（笑） 　ここでは、ルノーオーナーさんとプチオフ会（？）しました。　　※写真はありません。

実はきょう一緒に連れて行った子供にとって、一日行動を共にした方たちが知らない大人ばかりだったので、さぞつまらなかったのかと思っていました。しかし、意外にもかなり楽しかったようで、また来年も行きたいと早くも参加宣言！　　クルマ好き女子に育ってくれたことに感謝^^;　　お相手していただきありがとうございます。

きょう参加された皆さんお疲れさまでした。皆さんとクルマ三昧の本当に楽しい一日を過ごすことができ、とても有意義に過ごすことができました。ありがとうございました。またお会いしましょう(^O^)／

オフ会のレポートは後日改めてUPします^^;

5月の下旬の日曜日にはフランス車乗りにとっては待ちに待ったイベントFTP。過去の保存していた資料からみると、2000年5月21日開催の第1回FTPから参加していました。


当時の資料を見返してみると、今でも人気のピクニックラリーが当時から行なわれていたことがわかります。私は一度も出走したことはありませんが、いつか出てみたいという野望はあります(^_^;)

北陸の地方都市で始まったフランス車のイベントは今や全国から注目されるまでになりました。これも陰で支える運営スタッフの皆さんのご尽力の賜物でしょう。さぞたいへんのことと思います。

さて、3年前の2010年の写真が残っていました。当時、ブログアップしていたのですが、一時的にみんカラを止めていたので、すべて消去してしまった経緯があります。当時の記録から2010年は5月２3日に開催されました。



ご覧のとおりどしゃ降りの雨の最悪の天気でした(*_*;

ここ2年は雨ではなかったと思うので、ことしは晴れて欲しいところです♪

東京ディズニーリゾート内のテーマパークには、ところどころに「隠れミッキー」と言われるミッキーの耳と顔から成る3つの円をあしらったマークが隠れています。それらを探すことが訪れる人の楽しみの一つでもあるようですね^^;

さて、C4ピカソでもインテリアやエクステリアを観察していると、「隠れミッキー」ならぬ「隠れダブルシェブロン」があることに気付きます。まずはインテリア。

ステアリングセンターにはダブルシェブロンが一つハッキリと確認できて隠れてはいませんが、よく目を凝らして見てみると、もう一つのダブルシェブロンが見えてきます。

ステアリングのスポーク部分が2本からなっていて、ダブルシェブロンになっていることに気付きます。ちなみに、ベースとなったC4（先代）はスポーク部分が1本でした。

もう一つ。今度はエクステリアです。フロントヘッドライト。

ウィンカーレンズに隠れています！　　知る人ぞ知る隠れダブルシェブロンですね^^;

シトロエンの意図するところは知る由もありませんが、意外にも遊び心がありますね。演出がとても憎いです(^^)

PSAグループのプジョー・シトロエン車にはFABナンバーと呼ばれる謎めいた暗号のようなものが与えられています。FAB Number、つまり、Fabrication Number とは製造番号を意味しますが、皆さんご存知のとおり、その番号からクルマの生産年月日をたどることができます。

FABナンバーから個体の素性がハッキリとわかることに感動を覚えると同時に、感慨深いものがあります。愛機ピカソの生産年月日はいつなのだろうと思って以前調べてみたことがあります。そうしたところ、2010年5月19日の生産車輌であることが判明しました。まさにきょうが誕生日というわけです^^;

誕生地（生産地ともいう）であるスペインの都市ヴィーゴにあるPSAグループの生産工場に産声を上げてから丸3年が経ちます。2010年5月19日とはいったいどんな日だったのか、さかのぼって調べてみました。すると、水曜日であることがわかりました。週明けでもなく週末でもない週のど真ん中水曜日の生産車輌というわけです。

曜日と車輌個体のクオリティは多少なりとも関係性があるということを聞いたことがあります。こうしたことは恐らく、部品の組み付け精度や従業員の士気など生産性によるところがあると考えられます。しかし、本当のところは定かではありません。ただ、水曜日生産車輌である我が愛機は幸いにも大きなトラブルに見舞われることなく現在に至っています(^^)

さて、我が家にやってきたのは同じ年の2010年10月上旬のこと。生産から納車までおよそ4ヶ月余りタイムラグがあります。契約した9月中旬の時点ではインポーターのPDIで納車前整備がすでに完了したノチオラの完成車輌が数台ありました。それらのうちの一台が、購入したディーラーに割り当てられたというわけです。

ところで、愛機ピカソがスペインから日本へやってきた入船日が残念ながら判然としません。生産時期や出船・入船のタイミング、運搬に要した日数、PDIでの整備等から鑑みても、7月下旬から8月中旬にかけて日本へやってきた車輌ではないかと推察されます。

個体としての愛機ピカソはいったいどんな人たちが関わって作り上げられたのか？　同じ生産日のピカソは日本にどのくらいいるのか？　何でもないことかもしれませんが、クルマをこよなく愛する者にとってはとても興味を覚えます。そうしたことに思いを馳せることによって、さまざまなことをつい妄想してしまいます。興味が尽きないのが面白くもあります(^^)v