• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Gentaのブログ一覧

2024年03月17日 イイね!

VWも紙カタログ廃止

去る2月に、トヨタが紙カタログを2025年からwebカタログへ完全移行すると発表しました。

紙カタログからwebカタログへ移行するのは、カーボンニュートラルだとかSDGsなど地球環境を理由に挙げています。これも時代の流れなのでしょうね。

当方、もともと自動車カタログコレクターなのですが、膨大にたまったカタログを前にし、行く末を案じてカタログ収集の意欲がかなり低下してしまいました。

なので、最近の紙カタログ事情が疎いのが実情です。どのブランドが紙カタログを廃止したのか、どのブランドが今でも紙カタログを残しているのか。ほとんどわかりましぇ〜ん。

つい1〜2年前のこと。馴染みのVWディーラーを訪ねてゴルフGTIやRなどのカタログもらって中をみてみました。すると、見開き4ページ程度と情報量が圧倒的に少なく、その代わりというか、QRコードが各ページに記載がありました。

車の写真を載せてそのモデルのイメージを読み手に与えて、あとは必要最小限の情報に留めて、QRコードからVWのサイトへ誘導するという手法です。

店頭で配布している紙カタログはせいぜいその程度のページ数ですし、ついにVWも紙カタログ廃止か!? そのように感じるのも当然なのかもしれませんね。

先日、所用で馴染みのVWディーラーを訪ねてみました。カタログコーナーを見てみると、なぜかスカスカの状態。どうも各モデルの紙カタログが見当たらない、、、

その代わり、カタログコーナーに陳列してあったのは・・・
alt

ラインナップカタログ。つまり総合カタログです。

担当のセールスマン氏によると、各モデルのカタログはなくなってしまったと。VWも予想していたとおり、紙カタログが廃止になったもよう。

この総合カタログにもQRコードが掲載されてあって、やはりVWサイトに誘導する仕組みになっています。

小変更やマイナーチェンジのたびにカタログの内容を変更することはメーカーにとってあまりに不経済です。webサイトの内容をチョチョイと変更するだけで、変更内容を周知できるので、コストの面ではかなり助かるわけですね。

ちなみに、VWはゴルフのカタログを初代から現行8代目まで歴代のモデルをマイナチェンジを含めてコレクションしてきました。8世代目のMC版の紙カタログは実現しないのは間違いのないことなので、途切れるのは残念、、、

ニューモデルを紙カタログでじっくり眺めることが醍醐味であり楽しみだったのですが、今後はその機会がますます減っていくことは時代の流れとは言え、やはり残念のひと言ですね。
Posted at 2024/03/17 21:03:26 | コメント(3) | トラックバック(0) | ドイツ車カタログ | 日記
2021年09月03日 イイね!

W201とW124の最終限定車カタログ

往時のメルセデスベンツの企業理念である「最善か無か」最後と言われるモデルがW201とW124、W126など。

日本で販売が終了してから彼これ30年近く経ちますが、それだけの歳月を経ても尚、まったく色褪せないのはさすがと思います。

個人的に今でも好きなメルセデスに数えられます。

W201は190Eと呼ばれ、日本では特に5ナンバーサイズに収まったため、子ベンツと揶揄されましたね。

W124はミディアムクラスとして、Sクラス(W126)と子ベンツ(W201)との間に位置付けられる重要な役割を担いました。

W201は1993年頃に日本で販売が終了しています。一方、W124は1994年頃に販売が終了しています。

どちらもほぼ同じ時代を生き抜いてきたメルセデスで、「最善か無か」の企業理念に共感するファンは今でも根強く存在するわけです。

先述のとおり、販売終了から30年近く経つわけですから、今でも大切に維持し続けているオーナーはいます。名車の域に達しているわけですね。

今回取り上げるのは、W201とW124の最終限定車と思われるカタログ。
alt
  左:190E LIMITED(W201)カタログ  右:E280 LIMITED(W124)カタログ

それぞれご紹介していきます。

■190E LIMITED(W201)カタログ  1992年6月発行
alt
「メルセデスの特別。」

ベースグレードの「190E」2Lをベースに仕立て上げた特別仕様車。それにしてもこの特別仕様車のためにわざわざ山地まで出向いて撮影したカットを採用しているのですね。

次のページ。
alt
カタログによると、全国限定500台とのこと。特別装備品は写真にあるとおり、レザーシート(ブラック)。センターパネルの明るい木目とのコンビネーションが絶妙です。

おそらくベースグレードですから、ファブリック(またはベロア)が標準装備のはずです。ベースグレードにレザーシートが選べるのは、当時かなり魅力だったでしょうね。

次のページ。
alt
このページには他の装備品が載っています。レザーステアリング&シフトノブ。ポップアップ式スライディングルーフ、SRSエアバッグといったもの。

現代のメルセデスにはフロアシフトから完全に消えてしまったシフトノブですが、当時はなくすという考えまではなかったようですね。

カタログによると、ボディカラーはブリリアントシルバー一択。現代メルセデスではホワイトが圧倒的に多いですが、当時はまだまだシルバーが幅を利かせていましたね。

後期型の190Eなので、サッコプレート装着です。あったらあったで良いのですが、ない方がすっきりしていて好みです。

ベースグレードがベースなので、右ハンドルの他に左ハンドルも選べました。


E280 LIMITED(W124)カタログ  1993年12月発行
alt
「マラカイトのボディカラーと、クリームベージュのレザーシート。個性がきわだつ特別なEクラスを、あなたへ。」

ボディカラーは上記のとおりマラカイトと呼ばれるグリーン。当時は結構さまざまなボディカラーの設定があって、シルバーを中心に満遍なく売れていたように思います。

シルバーではなく、あえてグリーンを設定したところに当時の販売元のヤナセの戦略が見て取れるのですが、好みのわかれるカラー設定ですね。

極め付きはレザーシートのカラー。クリームベージュはきれいですね。ボディカラーとのコンビネーションが何とも絶妙ですね。

カタログには次の記載があります。

深く明るいマラカイト(グリーン・メタリック)のボディと、シックな色合いのクリームベージュのレザーシートは、この特別なメルセデスだけの組み合わせ。街で見かける多くのクルマとは違う、特別な存在感を主張することでしょう。
(引用終了)

何度も言います。コンビネーションが何とも絶妙ですね。EクラスではベースグレードE280をベースに、さらにポップアップ式スライディングルーフ、ウォールナット製パネル、フロントシートヒーターを特別装備。

全国限定370台だったそうですが、多すぎず少なすぎずで、当時の販売実績から設定された台数だったのでしょうね。

最後に。旧き良き時代のメルセデスにはやはり味わい深いシブさがあると思います。また、それらが30年近く経った現代であっても十分通用していると思うのです。W201もW124も永久に不滅です。
Posted at 2021/09/03 23:42:14 | コメント(5) | トラックバック(0) | ドイツ車カタログ | 日記
2019年04月13日 イイね!

B3 VWパサートカタログ【1992年1月頃発行】

VWパサートと共にし始めてまだわずか。その記しとして、数多ある歴代パサートの中から、今回は3代目B3パサートを取り上げてみたいと思います。

 ≪画像は拝借しました。≫
3代目B3はグリルレスのフロントマスクが特徴。VWエンブレムがセンターを陣取って主張を感じます。

VWを永らく輸入販売業務を担っていたヤナセでも販売をしていました。また、日産との業務提携関係にあったことから、当時は日産でも取扱っていました。サニー店とプリンス店でも販売をしていましたね。

私が保有するカタログコレクションのうち古いパサートカタログはこの3代目B3なのですが、ヤナセ版・フォルクスワーゲン アウディ日本版・日産版の3社とも所有しています。

その中から今回はフォルクスワーゲン アウディ日本のカタログからご紹介します。1992年1月頃のものと思われるカタログ。
alt
ヤナセがVWの輸入販売業務から撤退したのは1991年頃だったと記憶します。だとすれば、このカタログは移管からほどなくしてのタイミングとなるでしょうか。

1ページめくると・・・
alt
「優れた走行性能と快適空間をかなえた。フォルクスワーゲンの最上級セダン。Passat GL」

一方こちらはバリアント。
alt
「深まるゆとり、美しい走り。新次元のワゴン。Passat Variant GL」

ドイツ車のこと。合理的かつ無駄のないパッケージングは外観からも十分に伝わってきますね。

続けて・・・
alt
alt

リアからもそれぞれの魅力を余すことなく伝えています。セダンが赤をイメージカラーにしているのに対し、バリアントが落ち着いた濃紺なのは意外性を感じますね。

次のページ。
alt
「ドライバーとクルマの一体感を高める。人間工学から生まれたコクピット。」

「質実剛健」という言葉が一番当てはまるインパネ廻り。無駄を一切感じない至って真面目そのもの。

参考までに、こちらは現代のB8パサートのインパネ廻り。
alt
カーオーディオがナビ等のディスプレイに取って代わったのは時代の流れで当然としても、全体的に基本的配置が変わっていないのは興味深いもの。

次のページ。
alt
「ロングツーリングにふさわしい、高いユーティリティと深いやすらぎのインテリア。」

説明箇所にこんな記載を見つけました。以下引用します。

長時間のクルージングにも疲れを感じさせない適度な固さのスポーツシート。リアシートにも調整機能付のバリアブルシートを採用。
(引用終了)

この時代のドイツ車のシートは硬いというイメージを持ちます。一見すると、フカフカそうに見えますが。。。 それにしても、リアシートに調整機能が装備されていたのですね! 

こちらはバリアントカタログから。
alt
「心の開放感も演出する、ゆとりのスペースユーティリティ。」

まとまった休日には家族や親しい友人を伴って長距離移動の足として、有効に活用されるであろうラゲッジスペース。アピールは抜かりありませんね。

さて、パサートはその後もモデルチェンジを繰り返し、2015年には現行B8パサートが発売。たいへん歴史のあるモデルです! 

毎日ステアリングを握り、歴史の重みを噛み締めている次第です。

同じアングルのB3パサート バリアントとB8(同)の画像を見つけました。

■B3パサート バリアント
alt
  ≪画像は拝借しました。≫
全長4,570mm × 全幅1,710mm × 全高1,475mm × ホイールベース2,625mm

■B8パサート バリアント
alt
  ≪画像は拝借しました。≫
全長4,775mm × 全幅1,830mm × 全高1,510mm × ホイールベース2,790mm

こうして二つのモデルを見比べることはナンセンスであることは十分理解しています。両者にはボディラインやプレスラインの作り込みなど、どこか通ずるものを感じるのは決して言い過ぎではないと感じます。
Posted at 2019/04/13 23:52:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | ドイツ車カタログ | 日記
2018年08月11日 イイね!

カタログのつくりも真面目なVWポロ【2018年3月発行】

クルマカタログを集めることが私の趣味です。私の場合、ただ集めるだけではありません。

カタログから読み取れる時代背景を紐解いてみたり、ブランドによってクルマに対する考え方を探ってみたりすることは楽しいもの。

さて、先日VWポロの見学と試乗をした際に、カタログをいただいてきました。

たて21cm×よこ29.7cm  ページ数42ページ  2018年3月発行

イメージカラーでもあるエナジェティックオレンジメタリックが目を惹きますね。ニューモデルゆえ表紙は目立つ演出をしているよう。

同じBセグメントのライバルたち(・・・と言ってもフランス車)の最新カタログを引っ張り出してみました。

それぞれのブランドの考え方に基づいて作り上げられた表紙なんでしょうね。

それぞれのカタログ表紙から。

■プジョー208

たて21cm×よこ21cm  ページ数28ページ  2017年4月発行

■ルノールーテシア

たて20.5cm×よこ27cm  ページ数38ページ  2017年2月発行

■シトロエンC3

たて21cm×よこ21cm  ページ数30ページ  2017年7月発行

表紙にしたがって、中味についてもブランドごとの考えで表現や演出が異なっているのは興味深いこと。

ところで、カタログの中を眺めていて、さすがはVWだなぁと感心させられたことがありました。それは安全性。

208・ルーテシア・C3とも安全性について割いているのは2ページ。ページ数に占める割合で換算すると・・・

  208・・・7.1%   ルーテシア・・・5.2%   C3・・・6.7%

208やC3はカタログの大きさやページ数からして割合は高くはないのですが、ルーテシアはカタログの大きさやページ数からすると、割合は少ないですね。

ちなみに、ルーテシアが5.2%と低いのは、写真を多用したカタログだからと考えられます。写真でルーテシアというクルマをより魅力的に演出しているということなのでしょう。

さてVWポロ。総42ページに占める安全性に関する記載は6ページを割いていました。

  割合は14.3%!

フランス車たちに比べるとかなり高い比率となっています。

だいたい次のようなことが主な掲載内容。


さすがは安全性に関心の高いドイツ車、VWですね。

実際のカタログは文字が大きく、わかりやすく解説してあるので、とても好感を持ちます。真面目なカタログづくりという印象を受けます。クルマのイメージそのものですね。

片やフランス車のカタログはクルマの写真やイメージ写真を多用していることに気付きます。カタログの印象からすると、イメージで売るフランス車と言えるのかもしれません。

Webサイトからは雰囲気が伝わりにくいのですが、カタログはじっくり眺められていろいろなことがわかってきます。今後カタログに対する見方が変わりそうです。
Posted at 2018/08/11 23:11:51 | コメント(4) | トラックバック(0) | ドイツ車カタログ | 日記
2018年07月14日 イイね!

VW&アウディ総合カタログ【1993年11月発行】

VW&アウディ総合カタログ【1993年11月発行】先日取り上げたブログではヤナセ時代の最後期とフォルクスワーゲン・アウディ日本(以下、VAN。)の初期についてカタログから検証してみました。

永年日本のVWの輸入販売を手掛けたヤナセに代わって、VANが(並行して)新たにその役目を担うこととなったのは1991年頃。

今回取り上げるカタログは1993年11月発行のもので、VANが発足してから一年ちょっとというタイミング。

冒頭写真は表紙。VWとアウディが並んでいるのは、インポーター名が示すとおり二つのブランドを取扱うから。

alt
VANに代わってから初めてゴルフのFMCで3代目へと移行しました。GTIはもはやゴルフには欠かせない普遍的な存在ですね。VR6はV型6気筒を搭載したモデル。現代のダウンサイジングとは逆を行く例ですね。

alt
3ボックスセダンのジェッタはヴェントへとネーミング変更。ヴァナゴンはFMCによってミニバンスタイルへと変わりました。VR6がヴェントやコラードにも拡充しているんですね。

alt
アウディは100セダン&アヴァント、100ベースのスポーティモデルS4というラインナップ。100は現代で言えばA6にあたるので、S4というネーミングは合わない!?

alt
コチラは80シリーズ。セダン&アヴァントの他に、クーペやカブリオレもラインナップにあり、顧客の要望にも応えられるフルラインナップと言えますね。

alt
VANの成り立ちに関する記載がありました。一部引用してみます。

1989年10月、ほんとうに価値あるドイツ車を、日本の皆さまへお届けするために、「フォルクスワーゲン アウディ 日本 株式会社」が誕生。
(引用終了)

それまでVW&アウディの輸入販売を手掛けてきたのはヤナセですが、ドイツ本国の本社側にしてみればヤナセの販売戦略は考えるものとは違うと判断したのか、独自で輸入販売網を整備しようと考えたのですね。

それが1989年10月誕生ということなので、1992年末に移管されるまでの時間はわずか。と言うことから考えても、この一連の動きはずい分前から始められていたということなのでしょうね。

当時はファーレン・DUOのショールームにはVWとアウディがともに並んでいたと記憶します。現代では専売ショールームが当たり前の時代であり、考えられなかったことです。

VANによってVW&アウディを共に取扱わっていたのはこの頃に留まりますが、今にして思えば面白い時代だったのかもしれません。

Posted at 2018/07/14 23:00:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | ドイツ車カタログ | 日記

プロフィール

「@svx-407-c5 さん、チベットスナギツネに似せたのかってくらいに似ていますね(笑 LMに至ってはレクサスで一番儲けていそうです。儲けていそうです。価格設定も正しいのか怪しいですよね(-_-;)」
何シテル?   04/23 22:17
クルマ大好きです。日本車、ドイツ車、イギリス車、イタリア車、フランス車、スウェーデン車などなど。ブログではいろいろなことを記していて、時には違った切り口で記して...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/4 >>

 1234 56
789 101112 13
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

Avatar blue 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/04/22 20:58:34
PSAのAH01ディーゼルエンジン年越せず終了か?? 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/11/21 20:54:57
メルセデス・ベンツがエントリーモデルを削減。高級路線にシフト 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/05/30 21:11:11

愛車一覧

シトロエン C5 エアクロスSUV シトロエン C5 エアクロスSUV
正直なところ、SUVは一生縁がないものとずっと信じてきました。ところが、フェイスリフト版 ...
プジョー その他 プジョチャリ (プジョー その他)
2001年秋頃に307がデビューした際に、モニターキャンペーンを実施していて、プジョーの ...
プジョー 406 セダン プジョー 406 セダン
左ハンドルかつMTという稀有な存在。日本仕様は「Sport」とネーミングされたグレード名 ...
ルノー ルーテシア ルノー・スポール ルノー ルーテシア ルノー・スポール
ルノークリオR.S.のコンパクトながらルノースポールが手掛けたエンジンなどのチューニング ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation