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2024年02月25日 イイね!

3008試乗記 〜C5エアクロスオーナーの視点〜

シトロエンC5エアクロスとプジョー3008。両者は同じグループ内のCセグメントSUVモデルながら、5シーターという共通点があっても、似ているようで、案外似ていません。

実はC5エアクロス購入時は残念ながら3008は比較検討はしませんでした。なぜなら、C5エアクロスの乗り味があまりに衝撃的で、これ以外に考えられず、ほとんど一択だったから。

まぁ、とは言いながらも、3008のことを決して忘れたことはありません。実際、以前から前期型も今の後期型もすべてのエンジンタイプを何度も試乗したことはあります。

ということで、C5エアクロス導入以後は3008に試乗したことが一切なく、改めて両者は何が違うのか興味を持ちました。

まずは恒例のディメンションから。(下記はカタログ数値)

▪️プジョー3008  GT BlueHDi
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  《画像は拝借しました。》
 全長;4,450mm    
 全幅;1,840mm    
 全高;1,630mm     
 ホイールベース;2,675mm
 トレッド前;1,580mm     
 トレッド後;1,590mm      
 最低地上高;175mm
 車両重量;1,640kg(パノラミックサンルーフ付)

▪️C5エアクロス  SHINE PACK BlueHDi
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  《画像は拝借しました。》
 全長;4,500mm(+50mm)   ( )内は3008比の数値
 全幅;1,850mm(+10mm)   
 全高;1,710mm(+80mm)     
 ホイールベース;2,730mm(+55mm)
 トレッド前;1,580mm(±0mm)     
 トレッド後;1,610mm(+20mm)      
 最低地上高;190mm(+15mm)
 車両重量;1,670kg(パノラミックサンルーフ付)(+30kg)

プジョーは現行3008は2代目にあたります。もともと先代3008はクロスオーバーで、兄貴分の5008はミニバンでした。それぞれがフルモデルチェンジする際に、SUVへ宗主替えをした経緯があります。

同じブランドで2つのモデルのSUVは差別化を図るため、全長の違いで乗車定員を変えて現在に至ります。

C5エアクロスは3008よりも外寸は大きいことがわかります。全長の違いはほぼほぼホイールベースの違いということです。

ちなみに、全長やホイールベースで比べると、5008>C5エアクロス>3008 という位置関係になります。(主題から逸れるので、詳細は下に載せます。)

ようやく本題です。タイヤサイズは、225/55R18と全く変わりがありません。(3008の銘柄は失念しました。)

走り出した瞬間から、足周りの硬さ加減が違うことに気づきます。3008は硬めという印象。これまでしなやかさがあると感じ思っていたのですが、C5エアクロスの乗り慣れた感覚からすると、やはり硬めですね。

国道バイパスの目地段差で微小な突き上げは両者の違いとしてはっきりわかるというもの。当然好みはあると思いますが、個人的にはいい加減の柔らかさがあるC5エアクロスに分があると感じます。

アドバンストコンフォートシートとPHCとが相まって、C5エアクロスの適度な柔らかさのある乗り味を巧く作り上げていると言えるでしょう。

3008のシートは決して硬いとは思いませんが、やはり適度にフカフカとしたアドバンストコンフォートシートを備えるC5エアクロスは良いと思います。

それ以外の違いは目線が3008の方が明らかに低いこと。目いっぱいシートを下げての比較です。この違いは全高にも表れていて、80mmも3008の方が低いんですね。室内高のデータがないので詳細は不明ですが、やはりカタログデータの数値のとおりの低さだと思います。

3008とC5エアクロス。同じステランティスグループのCセグメントSUVとして棲み分けができていることがわかります。明らかな差別化が図られていることがはっきりとわかりました。

結論としてはどちらが良くてというにはなかなか答えは出せないと思います。価値観や求めるものによって、どちらを選ぶかということに尽きるでしょう。

3008は3代目がすでにフォトで発表されています。クーペSUVとなるのは兄貴分の5008とさらに差別化を図ろうとしているのかもしれませんね。

同じステランティスグループにはDS7もありますし、それぞれが独自性を打ち出さなければ、いくらSUVブームが続いているとはいっても、生き残りをかける必要があるということなのですね。


※5008のディメンション
5008全長は4,640mm。3008比で+190mm。C5エアクロス比で+140mm。
5008ホイールベースは2,840mm。3008比で+165mm。C5エアクロス比で+110mm。
Posted at 2024/02/25 22:53:05 | コメント(4) | トラックバック(0) | PSAプジョー&シトロエン | 日記
2024年02月24日 イイね!

シトロエンC2というクルマ

シトロエンC2というクルマ
シトロエンディーラーから頂いた2024年版カレンダーの今月分を何気に見ていたら、黄色いC2が載っていました。(冒頭写真)

派手目のカラーリングのイエローが目を惹くもので、実に「画」になっていると感じました。

最新モデルのシトロエンをカレンダーのテーマとして取り上げることが、絶好のアピールの場だと思うのですが、そこはシトロエン。過去の名モデルにもちゃんとスポットを当てているのはさすがですね。

そこで、C2に対して久しぶりに興味を持ってしまったので、取り上げてみようと思います。

デビューしたのは2003年8月のこと。今から20年と半年遡ることになります。

  《画像は拝借しました。》
Saxoの後継モデルとして登場しました。シトロエンのBセグメントを担う重要な役割のモデルです。

デザインを手掛けたのは、当時シトロエン社に在籍していた、Donato Coco(ドナート・ココ)というイタリア人デザイナー。

  《画像は拝借しました。》
初代C3の横で写真に収まるココ氏。つまり、C2の他にも同時期にデビューした初代C3も手掛けていました。

他に手掛けたのは・・・



  《画像はすべて拝借しました。》
クサラやクサラピカソ、C3プルリエルといった一時代を築いた名モデルたち。今振り返ってみても、素晴らしいデザインと捉えます。

C2を含めてこれらモデルに何が共通しているかと考えると、他の何にも似ないデザインと言えるでしょうか。

特にC3は現代にも受け継がれる大変重要なシトロエンBセグメントモデル。

  《画像は拝借しました。》
2CVに対して敬意を払いデザインを手掛けたのは明白な事実。しかし、ただ単に2CVの真似をするのではなく、随所に2CVのエッセンスを取り入れることに最大の意義があると思うのです。

おそらく、ココ氏はそうしたことにかなり気を遣いながら手掛けたのではないかと考えられます。言わば、デザイナーとしての腕の見せどころと言えるでしょう。

余談ですが、ココ氏はシトロエンを退社後、フェラーリやロータスといったスポーツカーブランドの会社に移籍しています。

さて、C2ですが、フランスのエンジンラインナップは以下のとおり。

 ・1.1L TU1 L4 60ps
 ・1.4L TU3 L4 75ps
 ・1.4L ET3 L4 SensoDrive&Start 90ps VTR
 ・1.4L DV4 HDi L4 68ps
 ・1.6L TU5 L4 Senso Drive&Start 110ps VTR
 ・1.6L TU5 L4 125ps VTS
 ・1.6L DV6 HDi L4 110ps

7つのタイプと豊富なラインナップでした。TUとはエンジンの型で、1986年のAXにまで遡ることができると知りました!

上記エンジンタイプのうち、日本仕様として輸入販売されたのは、1.4Lのセンソドライブと1.6Lのセンソドライブが初期モデル。追って、1.6LのVTSというグレードが輸入販売されました。VTSは5MTモデルね(^。^)

ところで、カレンダーに登場する黄色いC2。日本仕様としても正規で輸入販売されています。

  《画像は拝借しました。》
Jaune Ra(ジョーヌ・ラ)。実際のジョーヌ・ラはもっと淡い色味なんですよね。カレンダーの黄色はちょっと濃いかなぁ。

さて、カレンダーの最大の疑問が、なぜ2月にC2?・・・ってこと。デビューしたのは2003年8月ですし、特に節目でも何でもないんですね。2月が空いていたからかなぁ。

日本における5年間の販売台数は1,370台。ずいぶんと控えめな実績だったことがわかります。マイナーチェンジ後モデルは残念ながら販売がされなかったですが、もし販売されていたならば、もう少し販売台数に貢献はしていたかもしれませんね。

C2は2009年10月に生産を終了し、その役目をDS3に引き継ぎました。DSラインはその後、DSブランドへと発展していきます。その変遷をたどっていくと、C2の存在意義が重要だったと言えるのかもしれませんね。
Posted at 2024/02/24 22:46:21 | コメント(3) | トラックバック(0) | シトロエン | 日記
2024年02月23日 イイね!

ついに復活を遂げたイタリアの名門ブランド ランチア

ついに復活を遂げたイタリアの名門ブランド ランチア
かつて、ランチアブランドは消滅の方向へと向かっていた時期がありました。

当時のFCAグループ(フィアットクライスラーオートモビルズ)はフィアット、アルファロメオ、ランチア、アバルト、クライスラー、ダッジ、ジープなど、多くのブランドを擁した一大企業グループに成長していました。

FCA(当時)のCEOだったセルジオ・マルキオンネ氏は、ランチアブランドに対する野心はなくなったと明言していました。

グループ内で販売には貢献しないブランドは例え歴史があって名門でも、容赦なく消滅させるという判断は、経営者としての当然のことだったでしょう。

マルキオンネ前CEOの経営者としての手腕は如何なく発揮されましたが、彼の経営判断は時に反対意見もありました。

そのマルキオンネCEOは後継者を指名した直後の2018年7月に病死しました。享年66歳。
(参照;FCA セルジオ・マルキオン前CEOを悼む

ランチアブランドに対する野心はなくなったと公言する経営者がこの世を去れば、もしや計画が見直されるかと考える向きはきっと多かったに違いありません。

マルキオンネ前CEOの死去から時を経ること3年。2021年6月に突如として、ランチアブランドの復活を予告させるニュースが駆け巡りました。

風前の灯の状態にまで陥った名門ランチア。歴史もあれば、多数の名モデルを輩出させています。そう易々と消滅させてはならないと考える人がステランティスグループ内に一定数いたということなのでしょう。

その後はコンセプトモデルを登場させ、復活に向けて着々と準備をしていました。

このたび、イプシロンを発表! 
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  《画像は拝借しました。》
かなり個性的なフロントマスクが目を惹きますね。

ちなみにこちらは先代イプシロン。
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  《画像は拝借しました。》
ずんぐりとしたデザインだった先代に対し、ニューモデルはロー&ワイド。かなり印象が変わりました。

ステランティスグループのBセグメントということで、プジョー208やオペルコルサと同じプラットフォームを共用。(発売当初モデルはEVなのでeCMP。)

ステランティスグループはランチアを今後電動化ブランドにしていきたいという思惑があるらしいですが、すべてがBEVではないのかも。イプシロンは追ってマイルドハイブリッドも導入していくとか。

イプシロンは過去のモデルに対するオマージュも忘れてはいません。
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  《画像は拝借しました。》
テールライトの形はかつてのあのモデルを想起させますよね。

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  《画像は拝借しました。》
ストラトス。WRCで暴れ回る姿がカッコ良かった。ランチアを代表する名モデルをオマージュするのが何ともランチアらしいですね。

ランチアは今後も継続してニューモデルを市場投入する計画があるということなので、大いに期待したいところです。

イプシロンは「ランチア」だからこそ意味があると思うのです。先代イプシロンは日本市場では「クライスラー」ブランドとして販売された経緯があるので、日本で正規輸入販売する暁は本名を名乗ってほしいところ(^。^)

問題はイタリア本国で600万円台するらしいのですが(驚  さすが高級ブランドたる所以。ネームバリューがあるブランドなだけに日本でも正規輸入販売をぜひ実現してほしいですね。
Posted at 2024/02/23 22:55:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | イタリア車 | 日記
2024年02月16日 イイね!

ホンウェルのルノートゥインゴミニカー

ミニカー集めは以前ほど情熱がなくなってしまいました。それでも一応は何かのついで程度に細々集めています。

先日立ち寄ったリサイクルショップで運命的に出逢ったのが、今回ご紹介するホンウェルの初代トゥインゴのミニカー。

パープルのカラーリングが珍しい!

ホンウェルのCararama(カララマ)というシリーズの1/72スケールのミニカー。よく見かけるサイズでラインナップはさまざまですが、初代トゥインゴは初見でした。

全長3,465mm、全高1,415mmとコンパクトなサイズながらも、凛とした存在感の大きな佇まいは1/72スケールであってもそのまま生かされています。

ところでこのトゥインゴミニカーを眺めていて気づいたのですが、世代としてはフェイズ3ということがわかります。

識別ポイントはスチールホイールカバーのデザイン。初代トゥインゴとしては晩年にあたるシリーズで採用されたホイールカバーですね。

よく眺めると、ルーフ一面を覆うほどの大きなガラスルーフが装備されていますね。初代トゥインゴの事情はあまり知り得てはいないのですが、この時代はキャンバストップではなくなったのかも。

フェイズ3のカタログの持ち合わせがあったのですが、偶然にもこのミニカーと似たボディカラーのカットが載っていました!

おぉ、ミニカーと一緒じゃない? ビブラートブルーMというらしい。

1992年に発売開始となった初代トゥインゴ。このパッケージングは当時驚かされたものです。初代トゥインゴのパッケージングって今でも秀逸だったと思います。好きだったなぁこのデザイン。

他の何にもないデザインはルノー社内のデザイナーだったパトリック・ル・ケモン氏が手がけたとされています。30年ほど経った今、初代トゥインゴのデザインは却って新鮮に映りますね。この小さなミニカーを眺めながらふと思うのですよね。
Posted at 2024/02/16 23:26:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | ミニカー | 日記
2024年02月12日 イイね!

【備忘録】後期型C3エアクロスの変遷を研究

【備忘録】後期型C3エアクロスの変遷を研究
以前、C5エアクロスの日本導入からの変遷をこのブログでシリーズ3部作にも及ぶ超大作?にまとめたところです。

今回取り上げるのは弟分のC3エアクロス。

まず今回は後期型から取り上げていきます。本来であれば、日本導入時の前期型から順を追ってまとめていけば良いのでしょうけど、そこはご容赦を。

前期型はまた別の機会に取り上げる・・・かもしれません^^;

◯2021年11月25日  マイナーチェンジ(後期型発売)
他の最新のシトロエンモデルのフロントマスクに倣って変更を受けました。
前期型のグレードが整理されて、FEELは廃止され、SHINEとSHINE PACKAGEの2つの構成になりました。

価格は次のとおり。
・SHINE;293万5,000円(前期型比 11万5,000円アップ)
・SHINE PACKAGE;318万円(前期型比 12万6,000円アップ)


◯2022年1月1日  価格改定
・SHINE;303万2,000円(97,000円アップ)
・SHINE PACKAGE;328万6,000円(10万6,000円アップ)


◯2022年5月1日  価格改定
・SHINE;313万2,000円(10万円アップ)
・SHINE PACKAGE;339万4,000円(10万8,000円アップ)


◯2022年7月1日  ディーゼルエンジン追加発売、価格改定(ガソリン車)
1.5L BlueHDiディーゼルエンジンが追加されました。同じステランティスグループでは2008やDS3にも同様にこの時期に追加されています。
ディーゼル追加の陰で、しれっとガソリンエンジンモデルの価格改定が実施されています。どんどん上昇していく(涙

・SHINE;320万7,000円(7万5,000円アップ)
・SHINE PACKAGE;347万5,000円(81,000円アップ)
・SHINE BlueHDi;329万2,000円
・SHINE PACKAGE BlueHDi;355万4,000円
・SHINE PACKAGE BlueHDi デビューエディション;361万5,000円


ちなみに、デビューエディションはメーカー曰く、クリーンディーゼル導入を記念した特別仕様車なのだとか。グレーレザーのシート&ダッシュボードを特別装備。

◯2022年8月1日  価格改定
・SHINE;327万1,000円(6万4,000円アップ)
・SHINE PACKAGE;354万5,000円(70,000円アップ)
・SHINE BlueHDi;343万8,000円(14万6,000円アップ)
・SHINE PACKAGE BlueHDi;371万2,000円(15万8,000円アップ)
・SHINE PACKAGE BlueHDi デビューエディション;377万6,000円(16万1,000円アップ)


ディーゼルエンジンを追加発売したばかりというのに、早速価格改定です(驚

◯2022年10月1日  価格改定
・SHINE;342万1,000円(15万円アップ)
・SHINE PACKAGE;370万8,000円(16万3,000円アップ)
・SHINE BlueHDi;359万6,000円(15万8,000円アップ)
・SHINE PACKAGE BlueHDi;388万3,000円(17万1,000円アップ)


後期型発売以来、上げ幅が結構大きな価格改定です。この時に謳っていたメーカーが挙げる価格上昇の理由は次のとおり。

>原材料の価格上昇並びに、原油価格高騰による輸送費上昇などに伴う事業環境の変化に対応するもの。

半導体不足やコロナ禍によって、特に流通面では大きく状況が様変わりしたと思われます。

最上位のSHINE PACKAGE BlueHDiは、追加発売して間もないというのに、わずか3ヶ月で約33万円も価格上昇! 恐ろしいことになっています。

◯2023年4月1日  価格改定
・SHINE;354万4,000円(12万3,000円アップ)
・SHINE PACKAGE;384万1,000円(13万3,000円アップ)
・SHINE BlueHDi;372万5,000円(12万9,000円アップ)
・SHINE PACKAGE BlueHDi;402万3,000円(14万円アップ)


SHINE PACKAGE BlueHDiがついに400万円オーバーに!

◯2023年7月6日  サーフエディションbyリップカール発売
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  《画像は拝借しました。》
価格上昇の嫌な情報ばかりが続いていましたが、久しぶりの特別仕様車です。前期型でも発売し好評だったリップカールが後期型でも登場。SHINE BlueHDiベースのため、グリップコントロールや17インチブラックアロイホイールが特別装備。

価格は378万5,000円。SHINE BlueHDi比6万円アップとなるわけですが、装備の内容からするとかなりお買い得なモデルなんですね。

◯2023年8月24日  オレンジ発売
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  《画像は拝借しました。》
先に発売されたリップカール同様こちらもSHINE BlueHDiベースの特別仕様車。外観にオレンジの差し色を施した仕上げ。価格は375万円。

◯2024年1月  グレード名称変更、グレード整理
・MAX;384万1,000円 (旧グレード;SHINE PACKAGE)
・MAX BlueHDi;402万3,000円 (旧グレード;SHINE PACKAGE BlueHDi)

 ※価格に変更はなし。

今回いろいろ調べて分かったのですが、グレード名が変更されたのは今年の1月とのこと。本国もMAXを名乗っているので、それに準じて変更されたもよう。その際、下位グレードのSHINE及びSHINE  BlueHDiとも廃止され、モノグレードになったんですね。

ちなみに、本国では下位グレードが「YOU」、中間グレードが「PLUS」。上位グレードが「MAX」ね^ ^

◯2024年1月11日  CUIR(キュイール)発売
人気ボディカラーのカーキグレーが生産終了となることを受けて登場したのがキュイール。前期型でもありました。あちらはキャメルブラウンレザーのシート。

キュイールはMAX、MAX BlueHDiベースにグレートベージュのレザー&テップレザーシートのコンビネーション。これが特別装備。価格はMAXが391万8,000円、MAX  BlueHDiが410万円。


と、現時点で変遷をたどれるのはここまで。今回調べてみてわかったことと考察を以下にまとめてみます。

1.2021年11月の発売当初はガソリンのみのラインナップ。以来、2年3ヶ月に亘って販売期間でSHINE PACKAGE(現;MAX)は66万1,000円の価格上昇。
2.その間、2年3ヶ月で価格が改定されたのは6回。1回につき約10万円の価格の上げ幅。
3.価格上昇とともに公式には発表されない小変更はあると推察されるが、おそらく補い切れない(カバーしきれない)価格上昇も少なからずあるのではないか。
4.つまり、一切アナウンスされることなく、しれっと省略される装備が必ずある。
5.リップカールは装備内容からするとかなりお買い得だったのか(>_<)
6.66万円も上昇した事実を知ってしまうと、結果的にはもっと早いうちに買っておいた方が良かった?


日本発売当初以来のグレードで直接比較できるのは、ガソリンエンジンのSHINE PACKAGE のみなんですが、価格改定(むしろ価格上昇)がこれほどまで上昇してしまうと、Bセグメントの良さがまったく生きてこないですね。

最早これでは、欲しいと思っても手が届かない位置にあるBセグメントSUVの存在意義がなくなってしまいます。これ以上価格改定がないことを切に望みたいですね。
Posted at 2024/02/12 14:15:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | シトロエン | 日記

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「@svx-407-c5 さん、チベットスナギツネに似せたのかってくらいに似ていますね(笑 LMに至ってはレクサスで一番儲けていそうです。儲けていそうです。価格設定も正しいのか怪しいですよね(-_-;)」
何シテル?   04/23 22:17
クルマ大好きです。日本車、ドイツ車、イギリス車、イタリア車、フランス車、スウェーデン車などなど。ブログではいろいろなことを記していて、時には違った切り口で記して...
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