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2021年06月22日 イイね!

ランチアブランド復活に大いに期待【2021.6】

ランチアブランド復活に大いに期待【2021.6】イタリアの名門ブランドランチア。好きなブランドの一つです。

かつてWRCを席巻したデルタ インテグラーレはカッコ良かったなあ。ストラトスも。

それ以外にはテーマなんかもありましたなあ。特にフェラーリエンジンを搭載した8.32。意外性が好きでした。

ランチアはすごく詳しいわけではありませんが、フルビア、プリズマ、カッパ、デドラ、テージスなどなど。思いつくモデルはすべて名モデル。(他にもありますよ。)

歴史のあるブランドですが、フィアット傘下で、さらに再編に次ぐ再編によって、FCAグループ セルジオ・マルキオンネCEO(故人)はランチアに対する野心を持たなくなったという経営判断を下していました。

その後FCAはグループPSAと対等合併を図り、STELLANTIS(ステランティス)という巨大企業へと生まれ変わりました。

企業規模が大きくなると、グループ内のブランド数もハンパではありません。
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  ≪画像は拝借しました。≫
採算性や効率性を考えると淘汰されるブランドがあるかもしれません。

そうなると、生前マルキオンネCEOが語っていたランチアブランドはまさに風前の灯。

現在ランチアブランドは残されていますが、その中で販売されているのは、
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2010年に発売したイプシロンのみ。これはとても悲しいことです(涙

この状態がずっと続いているので、ステランティス カルロス・タバレスCEOとしてもランチアブランドは消滅させるかという経営判断を下しても全然おかしくはありません。

なので、いずれはランチアブランドは消滅の憂き目に遭う可能性は高いものと思っていました。

ところが、先日、ランチアファンにとってちょっとうれしいニュースが駆け巡りました。AUTOCAR JAPANより一部引用。

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【ランチア復活への一歩?】
ステランティス デザイン責任者にジャン・ピエール・プルエ指名 ブランド再生に言及 
(2021.6.17)

ステランティスがランチア復活に重い腰を上げたようです。アルファ・ロメオの高級ブランドとなる可能性も。

ステランティスは、ジャン・ピエール・プルエを新たなデザイン部門の責任者に任命し、これまで顧みられることのなかったランチアブランドの再生に力を注ぐ姿勢を示した。

(~中略~)
今回の就任について、プルエは次のように述べている。

「ランチアのルネッサンスは、本当にエキサイティングな挑戦です。ランチアは象徴的なブランドであり、その大きな可能性を生かしながら、欧州における歴史的・中心的地位を取り戻すことになるでしょう」

ランチアのデザインチームは、若手デザイナーを中心に構成され、「無駄がなく、集中している」と評されている。
(~中略~)
ランチアの復活に関する具体的な計画はまだ公表されていないが、アルファ・ロメオが使用しているプラットフォームやパワートレインに大きく依存することになりそうだ。つまり、アルファ・ロメオにとってのランチアは、シトロエンにとってのDSのような存在になると考えられる。

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本国のステランティスのサイトにもプレスリリースとして登場する画像↓
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  ≪画像は拝借しました。≫
左がジャン・ピエール・プルエ(Jean-Pierre Ploue)氏。

写真を見る限りではさりげなくランチアのグッズなどが置かれ、興味を惹きます。

ステランティスとしても、ブランドを再び始動させるために準備をしているようで大いに期待できます。

記事によれば、DSブランドのような高級ブランドになると推測されるとのこと。グループPSAの電動化技術を取り入れ、積極的にBEVを展開していくのではないかと思われます。

500eに相当するイプシロンや、DS9に相当するテージスなど登場するかなあ。期待したいですね(^^;
Posted at 2021/06/22 23:25:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | イタリア車 | 日記
2021年06月19日 イイね!

西武自販がBXブレークと名乗った理由(結局まだしつこく続く)

1991年モデルからシトロエンBXブレークを「エバーション」と名乗ることになったことは前回、前々回ブログでも取り上げました。

ネーミングの呼称変更について、西武自販はずっと「ブレーク」を名乗り続けていたということで、一応は問題は解決しました。

なので、前回ブログでシリーズは終了とするつもりでした。ところが、いろいろ調べものをしているうちに、根本的に気に掛かることが出てきました。

そもそも、インポート業務は西武自販、マツダ(ユーノス)それぞれが別々に行っていたはず。

それならば、ステーションワゴンのネーミングも西武自販の「ブレーク」、マツダの「エバション」を名乗り続けていれば何の問題もなかったのではないか。

さらに深堀してみることにしました。食傷気味とは思いますが、お付き合いのほど(^_^;)

当時のシトロエン輸入販売に関わるのは西武自販とマツダ(ユーノス)だけなのかと思っていたのですが、調べているうちにこんなことがわかりました。「シトロエンジャポン」をキーワードにwikiから。

(引用開始)
◎1989年-1998年
>1980年代後半にフランス・オートモビル・シトロエンが日本での大幅な拡販を計画し日本の自動車メーカー各社に販売提携をもちかけた。
>結果マツダが手を挙げ、1989年からユーノス販売網でシトロエン車の販売を開始した。
>その際、輸入権を西武自動車販売とマツダの両社が保有する事となり、PDI業務や販売戦略が両社独自で行われたことから、シトロエン・西武自動車販売・マツダの3社での業務調整が必要となった。
>そこで1990年2月、シトロエン・西武自動車販売・マツダの出資で、日本法人「シトロエン・ジャポン株式会社」が設立された。

(引用終了)

以上から、要点は次の二点にまとめられます。

①1980年代後半にフランス・オートモビル・シトロエンが日本での大幅な拡販を計画し日本の自動車メーカー各社に販売提携をもちかけた。結果マツダが手を挙げ、1989年からユーノス販売網でシトロエン車の販売を開始した。

②輸入権を西武自動車販売とマツダの両社が保有する事となり、PDI業務や販売戦略が両社独自で行われたことから、シトロエン・西武自動車販売・マツダの3社での業務調整が必要となった。そこで1990年2月、シトロエン・西武自動車販売・マツダの出資で、日本法人「シトロエン・ジャポン株式会社」が設立された。

①なのですが、当時シトロエン社は日本で拡販を狙って各社に打診していたというのは知りませんでした。マツダは多チャネル化を計画していたこともあり、そのうちのチャネルにラインナップに揃えようと目論んでいたのでしょうね。

さて、②が今回の標題とも関わってくる重要なこと。

マツダ(ユーノス)が開業したのは1989年9月。翌1990年2月には、シトロエン社、西武自販社、マツダ社による出資で「シトロエンジャポン」が設立しているわけです。

個人的には西武自販、マツダ(ユーノス)それぞれが独立採算でインポート業務含めて存在しているものだと思っていたのですが、バックには(表現が不適切かも)シトロエンジャポンという法人組織が存在していたんですね。これは知りませんでした。

さて、当時のシトロエンジャポンの役目は「業務調整」ということらしいのですが、二つのインポート業務を効率良く進める上で情報共有化を進める必要はあったことでしょう。

つまり、ステーションワゴンの呼称を統一化することが、シトロエンジャポンの業務調整の一環ということだったということかもしれませんね。

最後に、西武自販版シトロエンBXブレークカタログをご紹介します。
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1987年10月発行。調べが尽く範囲ではBXブレーク日本発売開始時のものと思われるカタログ。

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「すてきにユースフル、BXブレーク。」

記載説明を一部抜粋してみると、

シトロエンBXシリーズのユースフルなニューフェイス、<シトロエンBX19TRSブレーク>。カーライフの広がりを様々に演出できる本格派のステーションワゴンです。(~中略~)フランスのおしゃれ心に、高度な機能性と実用性がさり気なく調和している・・・・・すてきな、BXブレークです。

BXベルリーヌでも十分積載性は高いのですが、より嵩張るものを積む機会の多い用途がある向きにはBXブレークは選択の意義がありますね。

ところで、西武自販が日本発売時に「ブレーク」とネーミングしたことはそれなりに意義があってのことでしょう。このネーミングに対する誇りを持ち続けていたことと思います。

最後に思うこととして。「エバション」よりも「ブレーク」の方がしっくり来るんですよね。西武自販を愛する者としてもです。
Posted at 2021/06/19 17:22:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | シトロエン | 日記
2021年06月17日 イイね!

シトロエンBXエバションのネーミングの真相(まだしつこく続く)

前回のブログで1991年モデルのシトロエンBX「ステーションワゴン」のネーミングが「ブレーク」から「エバション」に呼称変更されたことを取り上げました。

個人的記憶の中では、西武自販バージョンはデビューから販売終了までずっと「ブレーク」を名乗っていたものと思い込んでいました。

ところが、「1991年国産車・輸入車オール最新モデル型録」(モーターマガジン社発行)のこの記事をみて驚愕しました( ゚Д゚)
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「BXワゴンの呼称がブレークからエバションに改められた。」 (再引用)

前回ブログでも取り上げたのですが、持ち合わせの西武自販のカタログを調べ直したり、記憶の中で知り得る限りでは、西武自販までもが「エバション」を名乗っていた証拠が見つかりません(>_<)

結局、ブログをご覧の方々に情報を呼び掛けたところ、みん友さんのこまじろうさんから次のコメントを寄せていただきました。(コメントありがとうございます。)

こまじろうさんのコメントを引用します。

(引用開始)
元、BX GTiオーナーとして知る限り(すみません、改めて調べていません)、モーターマガジン誌の単なる正確ではない記述(あくまで憶測です)ではないか、と思います。

マツダ(ユーノス)で売るBXブレークが、本国と同じエバジオンと名乗った時に、日本ですべてそう変わったと思い込んで書いたか、そこまで深い意味はなかったのではないでしょうか。

私の知る限り、西武自販バージョンはずっとブレークだったと思いますが、いかがでしょうか。

(引用終了)

先述のとおり、こまじろうさんも私と同様に西武自販もずっと「ブレーク」を名乗っていたとご意見いただきました。

こうなると、もう少し掘り下げて調べてみなければ気が済まなくなりました(^_^;)

輸入車ガイドブック1991(JAIA監修・日刊自動車新聞社発行)から。
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「BX19TZi Eバージョン」

たぶん「E バージョン」と書いて「エバーション」ということなんでしょうね。

この写真とネーミングの記述が1991年モデルのシトロエンBXのステーションワゴンとして紹介されているので、もう間違いはなさそうです。

私の調べた範囲ではモーターマガジン社以外でも「エバーション」という表記が見つかったため、どうやら西武自販でも名乗っていたようです。これがどうやら結論となるでしょうか。

これにて調査は終了!

・・・かと思って、同じ輸入車ガイドブック1991を眺めていたんです。

なんと、西武自販の広告が表紙裏を陣取っていました! このスペースは価格が高いのでは。さすがバブル期(と言っても末期に近いかな)。おぉ、これは貴重な手掛かり。期待できそうです。

抜粋すると、
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1991年モデルのシトロエンのラインナップとして挙げられている中に、見つけたのが次の記載。

「BX 19TZi BREAK」

一瞬、目を疑いました! やはり西武自販は「BREAK(ブレーク)」だったんだ!

おそらく西武自販は「エバション」を名乗っていなかったことが広告が証明してくれました。自動車誌では共通して「エバーション」なのにです。ん~、これはいったいどういうことだ?

このことについて、前回ブログで仮説を次のとおり立ててみました。

○仮説その1  プリントミス説
○仮説その2  「EVASION(エバション)」名乗りたくなかった説
○仮説その3  そんなのどうでも良い説


今回の発見から、仮説その2が最有力候補急浮上になったと言い切れるような気がしてきました(苦笑

やはり西武自販として誇りを持って「ブレーク」と名乗ってきたのに、「エバション」に変更だなんて・・・と思ったかどうかはわかりません。

しかし、ユーノス(マツダ)に対する対抗意識が働いてネーミングは変えたくはなかったのでしょう、表向きは!

まあ、依然として真相は藪の中に変わりはありません。こうして当時のシトロエンの事情に思いを馳せるのもまた宜しいのではないでしょうか(^_^;)

と言うことで、このシリーズはこれにて終了といたします。情報をお持ちの方は引き続きお待ちしております。
Posted at 2021/06/17 23:30:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | シトロエン | 日記
2021年06月13日 イイね!

なぜかエバションに呼称変更されたシトロエンBXのステーションワゴン

先日の 何シテル? で次のことをつぶやいてみました。

ざっくり言うと、シトロエンBXのステーションワゴンで”EVASION”と名乗るのは、西武自販なのか、ユーノスなのかというもの。

西武自販が”BREAK”と名乗るのに対し、ユーノスは”EVASION”と名乗っていたので、正解はユーノスとしました。

ところが、よくよく調べてみると、何と西武自販でも”EVASION”と名乗っていたことが判明しました! 以下に証拠をお示しします。

月刊モーターマガジン1991年12月臨時増刊号(モーターマガジン社刊)より。
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この雑誌は日本で販売する国産車から輸入車まで網羅した内容。念のためにずっと取っておきました。これはシトロエンのページ。

ブレークの項にはこんなことが書かれてあります。
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「BXワゴンの呼称がブレークからエバションに改められた。」

えっ? そのココロは? って言うか、なぜ「エバション」に改名した?

「エバション」と聞いてすぐピーンと来るのがこのモデル。
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  ≪画像は拝借しました。≫
1994年にデビューしたシトロエン エヴァシオン。(な、懐かしいなあ~)

フィアットウリッセ、ランチアゼータ、プジョー806たちと兄弟車でもあったモデル。スクエア基調なのが時代を少々感じさせますね。

立ち位置で言うなら、現代のグランドスペースツアラーにあたるのでしょうか。C4ピカソ改めC4スペースツアラーとはお兄さんの関係になるのでしょうね。

ところで、「BX EVASION(エバション)」。調べてみると、1991年モデルから呼称変更されたようです。

実はユーノスでは1990年の時点ですでに「EVASION(エバション)」と名乗っていたようなので、西武自販としても右に倣えで合わせたのでしょうかね。真意は本当にわかりません。

こちらは西武自販の1991年7月発行のカタログ。↓
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まったくの余談ですが、当時のシトロエンカタログは西武自販よりもユーノスの方がつくりは数段素晴らしいです。

このカタログはたったの6ページという簡素なつくりです。それに対しユーノスは1991年10月発行カタログは25ページもあり、見応えがあり、解説がとても丁寧です。

西武自販版BXカタログは全体的に割とページ数が少ないのですが、固定ファンがついているからいいやと簡素化したのでしょうか。ユーノス版カタログのつくりが良すぎるだけにちょっとガッカリです。

さて件の西武自販版BXカタログ。ラインナップの項には、
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「EVASION(エバション)」の標記が見当たらない!

この時期はすでに西武自販も「EVASION(エバション)」を名乗っているはずなのに、これはいったいどうしたことでしょう!?

おせっかいとは承知ながら、仮説を立ててみました(^_^;)

○仮説その1  プリントミス説
西武自販の担当者が校正チェック時に気付かなった、見抜けなかった、スルーしてしまった。つまり、完全に凡ミス。

○仮説その2  「EVASION(エバション)」名乗りたくなかった説
西武自販としてもユーノスにあわせて「EVASION(エバション)」と名乗ることにはしたけど、従来から「BREAK(ブレーク)」をプライドを持ってずっと名乗ってきたので、何を今さら(怒  つまり、小さな抵抗をした!?

○仮説その3  そんなのどうでも良い説
とてもユルい社風の会社(もちろん良い意味で)なので、誰も彼もが「あ、いいのいいの。BREAK(ブレーク)のままにしておけばいいよ。どうせ2年後にはBXの後継モデル(後のXantia)でるんだし。」という軽い気持ちだった。

BXの販売終了からすでに30年近くも経ち、西武自販は会社のカタチがすでにないので、真意を調べる術は残念ながらありません。

私が知り得る限りでは、西武自販版BXカタログに「EVASION(エバション)」の標記を見つけることはできませんでした。

もし、ご存じの方がおられましたら、ご教示くださいませ。

最後に。本国フランス版カタログから。
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本国では ”EVASION” というネーミングだったんんですね。
Posted at 2021/06/13 12:56:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | シトロエン | 日記
2021年06月06日 イイね!

2代目サーブ900の雑誌広告【1994年12月頃】

2代目サーブ900の雑誌広告【1994年12月頃】1993年にモデルチェンジするまでおよそ15年間に亘って生産された初代900に代わって登場したのが、2代目900。

初代の個性かつ鮮烈なデザインは航空機メーカーに端を発するサーブらしく、フロントウィンドウの強い湾曲やコックピットそのもののインパネ廻りはまさに航空機を強くイメージさせるもの。

初代の後を受けて登場した2代目は初代の面影はほとんどなく、カブリオレはそのままに、廃止となったセダンに代わり、ハッチバックの登場。個性が多少薄れたかもしれません。

2代目はGMグループの傘下に入って以降のモデルチェンジのため、プラットフォームの共用の制約の中で、サーブにとってでき得る最大の作品だったのかもしれませんね。

ちなみに、初代サーブの輸入販売は西武自動車販売社でした。サーブを取り扱ったのは1993年まで。したがって、2代目900の導入初期のわずかの期間、西武自販が取り扱っていました。

西武自販が取り止めたことにより、後を引き継いだのは当時のポルシェ総輸入販売元であったミツワ自動車でした。正確に言うならば、ミツワインターナショナル(サーブミツワ)という子会社です。

今回、ミツワインターナショナル(サーブミツワ)が取り扱った、1994年12月頃の2代目サーブ900の雑誌広告を取り上げましょう。(冒頭画像は広告)

本当の豊かさを知る国で生まれました。サーブ。

キャッチコピーが目を惹きます。サーブを知るにはスウェーデンという国を知る必要があります。北欧スウェーデンに対するイメージは多々ありますが、福祉に手厚いことはよく知られたことでしょう。

キャッチコピー以下の記述を引用します。

(引用開始)
サーブはスウェーデン生まれ。北部の15%が北極圏に入るこの国の厳しい風土が、人間中心のクルマ造りを貫くサーブの思想を培ってきました。例えば、前輪駆動を基本に革新と熟成を重ねたハンドリング性能。キャビンは、大柄な北欧の人々をゆったりと包み込む伸びやかさ。大きなラゲッジスペースとともにロングクルージングの愉しさを深めます。さらに、伝統の航空機技術を応用した高機能コックピットが、予防安全につながる性格な操作・視認性を支援。万一の衝撃から乗員を守るための安全機構も、全身にわたり綿密に施しています。
(引用終了)

同じスウェーデンのボルボとはまったく異なるクルマづくりをしていたサーブ。安全面を前面に打ち出しアピールしていたボルボに対し、安全性は高いものの決して前面には出すことはしていません。

サーブに対するイメージって、西武自販の時代から一貫して、スウェーデンという国を誇りに思い、敬意を払い、北欧家具から連想される暖かいイメージを演出しているように思います。

コピーはまとめとして次のとおり締め括っています。引用します。

(引用開始)
新しい魅力に満ちたサーブ900シリーズが完成しました。厳しい風土に育まれたあたたかなヒューマニティが脈打つ、スウェーデンのサーブ。きっとあなたの期待を超える満足をお届けします。
(引用終了)

サーブが満を持して販売を開始した2代目900。日本のコアなファンにとってサーブは、生まれた背景の理解が十二分に知れ渡っているので、読み手に興味を惹かせるコピーだと感じます。
Posted at 2021/06/06 00:19:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | スウェーデン車 | 日記

プロフィール

「@svx-407-c5 さん、チベットスナギツネに似せたのかってくらいに似ていますね(笑 LMに至ってはレクサスで一番儲けていそうです。儲けていそうです。価格設定も正しいのか怪しいですよね(-_-;)」
何シテル?   04/23 22:17
クルマ大好きです。日本車、ドイツ車、イギリス車、イタリア車、フランス車、スウェーデン車などなど。ブログではいろいろなことを記していて、時には違った切り口で記して...
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2024/04/22 20:58:34
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2023/11/21 20:54:57
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