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2021年12月25日 イイね!

フランス国家憲兵隊に納入されたアルピーヌA110

一週間前の12月17日のこと。フランス国家憲兵隊のとある警察車両の発表を兼ねた納車式が行われました。

  ≪画像は拝借しました。≫
何やら厳かな雰囲気の納車式。

アンベール。

  ≪画像は拝借しました。≫
フランス国家憲兵隊〈GENDARMERIE(ジャンダルムリ)〉が発注したアルピーヌA110の警察車両。素直にカッコイイ!

GENDARMERIE(ジャンダルムリ)専用のボディカラーに塗色されたA110はこれまたひと味違った様相を呈していてシブいですね。

A110ジャンダルムリ車両の主な任務は高速道路の車両追跡や取り締まり等に活躍するようです。

A110ジャンダルムリ車両は2022年から実質的に稼働するとのこと。2025年までの4年間で計26台が配備されるそうで、うち2台は訓練用に使用されるとか。


  ≪画像は拝借しました。≫
リアのデカールは結構派手なカラーリングなのですね。存在を知らしめるための意味のあるデカールなのでしょうね。

ちなみにリアウインドウ内側には、

  ≪画像は拝借しました。≫
後続車両(スピード違反で捕まった車など)に対する警告を知らせるメッセージボードが装備されています。


  ≪画像は拝借しました。≫
任務上必要な装備が積載されたA110ジャンダルムリ車両のインパネ周り。

今回いろいろ調べてみて初めて知ったことがありました。GENDARMERIE(ジャンダルムリ)車両の架装を手掛けているのは、DURISOTTI(ドゥリソッティ)社とのこと。

  ≪画像は拝借しました。≫
1956年に創業した架装に特化したメーカーだそうです。警察車両以外にも、バスや車イス仕様車両の改造やレース車両の改造も手掛けているようです。


  ≪画像は拝借しました。≫
こちらは工場内で架装中のプジョー・エキスパートコンビのジャンダルムリ車両。

多くのジャンダルムリ車両がドゥリソッティ社によって手掛けられたようですが、ルノー関連では過去に次のモデルが採用されていました。


  ≪画像は拝借しました。≫
ルノー・アルピーヌA110。1966年以降配備し、1973年まで使用していたとのこと。


ルノー・アルピーヌA310。1973年以降配備し、1987年まで使用していたとのこと。


  ≪画像は拝借しました。≫
ルノー21(ヴァンテアン)TURBO。1992年以降配備。


  ≪画像は拝借しました。≫
ルノーメガーヌR.S.。2010年以降70台程度が配備。シャシーカップ仕様をベースにしたそうです。

ところで、件のA110ジャンダルムリ車両ですが、搭載エンジンにチューニングしたなど手が加えられたという記載が見られません。また、サスペンションやブレーキ系統などの足廻りにも特別手が加えられたとの記載も見られません。(インチアップはしているよう)

A110はもともとの素性が良いので、おそらく特別なチューニングを施さなくとも純正のままで十分ということでしょうかね。

それにしても思うことは、こんなカッコイイ警察車両を採用するフランス国家憲兵隊は素晴らしいですね。妄想で限りなく不可能ですが、高速道路上をパトロールする姿を見てみたいものです。

※上述の納車式の様子のニュース動画を見つけたのでどうぞご覧ください。
Posted at 2021/12/25 18:04:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | ルノー | 日記
2021年12月20日 イイね!

Heuliez社(ユーリエ)が手掛けたシトロエンAXのコンセプトモデル

Heuliez社(ユーリエ)が手掛けたシトロエンAXのコンセプトモデルコーチビルダーのメーカーとして名だたるHenri Heuliez(ユーリエ)社。

シトロエンなどのステーションワゴンモデル(例えば、BX・CX・XM・Xantiaなど)を委託生産していました。

そのようなバリエーションの中で、Xantia Breakをベースに、「Buffalo 4×4」というカタログモデルにはなかった四輪駆動モデルも手掛けていました。「Buffalo 4×4」は以前ブログでも取り上げました。

さて、上記ブログを取り上げた際、kkoshikさんから次のコメントが寄せられました。以下引用します。

(引用開始)
>Heuliezは定員7人乗りの「AX Evasion」も売っていました。 
>初期型も後期型もありましたね。 
>7人乗せた姿を見たかったです....。

(引用終了)

「AX Evasion」なるモデルは初めて知りました。AXにEvasion(ブレーク)が存在していたとは(驚

ということで、早速調べてみました。
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alt
  ≪画像は拝借しました。≫
小さいボディながらも破綻を来たさないデザインはさすがコーチビルダーの仕事。シトロエンのEvasionモデルを手掛けるHeuliez社にとって、経験と実績が存分に生かされたことでしょう。

ドライバーズシート側のリアドアが省かれているのが特徴。初代ワゴンR初期型はまさにこのスタイルでしたが、「AX Evasion」を参考にしたのかなあ。

kkoshikさんによると、後期型も存在したとか。

  ≪画像は拝借しました。≫
フロントマスクはハッチバックと同様。

「AX Evasion」は7名乗車ということらしいのですが、kkoshikさんのおっしゃるとおり、人間が乗車した画像がどうも見つかりません。。。

ただ、

  ≪画像は拝借しました。≫
この画像から3rdシート用のシートベルトがDピラー部に取り付けられていることがわかります。これは凄い!

AXはハッチバックモデルで全長が3,495mm(日本仕様カタログ数値)。「AX Evasion」は全長が230mm延長され、全長3,700mm。

全長が延びたことでホイールベースまで延長されたかということまでは不明ですが、さすがにそこまでは手を加えないですよね。

延長された「230mm」を考えてみても、3rdシートの足元は相当狭そうですね。見るからにラゲッジスペースなんて最初からないものと見なさなければならないようですね。

ところで、「AX Evasion」が市販化されたということが読み取れませんでした。もし市販化に至っていたとすれば、当時としてはかなりチャレンジングな存在だったのかもしれませんね。
Posted at 2021/12/20 21:44:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | シトロエン | 日記
2021年12月13日 イイね!

もし日本市場でVW e-up!を発売していたならば

もし日本市場でVW e-up!を発売していたならば
今から7年前の2014年10月のこと。

e-up!とe-Golf(第7世代)の記者発表の席で、日本市場に導入するとしていました。

それによると、翌2015年2月1日にe-up!の受注開始。e-Golfは2015年年央発売予定とのこと。

記者発表と同時に、e-up!の販売価格も発表され、366万9,000円とのこと。

ICEのhigh up!が200万円をちょっと切る販売価格だったことを考えると、e-up!の価格設定の位置付けがわかるというもの。

当時コンパクトクラスのBEVにとても興味を持ったのですが、日本市場に発売されると知れば早く情報を知りたいと思ったものです。

そのような折、最寄りのVWディーラーにe-up!の試乗車が配備されたと知り、早速試乗に出向きました。(当時の写真はなし)

7年も前のことなので記憶は鮮明ではありませんが、とても静かでアクセルペダルを踏めば比例してパワーを発揮してくれるというのがe-up!の率直な印象でした。

但し、ICEのup!よりも240kgも車重が増えてしまったことで、どっしりとした重厚感はあったものの、軽快感が薄れてしまったのは残念なところ。

フロア下に230kgのリチウムイオン電池を搭載し、このクラスの車としての重量増はネガティブであることは決して否めません。

e-Golfと合わせて日本市場の輸入車のリーダー的な存在となることを担当してくれたセールスマン氏は発売に期待をしていた車のようでした。

結局はe-Golfと共に一旦白紙となったようでした。e-up!は導入を見送るという判断を下しました。(e-Golfに至っては後に改良型を発売しています。)

当時のニュースから引用します。(ニュースのリンクは下に貼っています。)

(引用開始)
○e-up!導入は見送り eモビリティ戦略の主軸をPHEVシフト
 2016.1.12  response

フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は1月12日、「フォルクスワーゲンの安全に対する考え方の訴求」「パワートレインの新方針」「ライフスタイルに合わせたモデルバリエーションの拡充」の3つを軸にした、今後のプロダクト戦略を発表した。

VGJのe-モビリティ戦略については、これまで、2014年10月に電気自動車(EV)『e-up!』と『e-ゴルフ』の導入を発表したものの、急速充電システムが国内の急速充電器のすべてに対応していないことが判明し、デリバリーを延期。一方、VW初のプラグインハイブリッド(PHEV)である『ゴルフ GTE』をe-モビリティ商品の第一弾として昨秋に販売を開始した。

今後は、e-モビリティのモデルラインアップを見直したうえで、当面は利用環境を選ばないPHEVを主軸に据えた展開を進めていく。今年は、昨年導入したゴルフGTEに続いて、『パサートGTE』を導入。一方、EVについては、e-up!の導入を見送り、e-ゴルフについては、より長い航続距離を実現する新型にて導入を検討する。

(引用終了)

危うくスルーしそうですが、この記事の中にはとても重要なことが書かれてあって、

>急速充電システムが国内の急速充電器のすべてに対応していないことが判明し、

VGJは2015年2月1日の受注開始という期日の設定までしていながら、結局はそれが叶わなかったということなのですね。日本仕様車のためにかなり投資はしていたはずです。何とも残念なことです。

実はVGJは国内発売するためにe-up!のカタログまでつくるという力の入れよう。(2014年10月発行 全22ページ)

本気で発売しようとしたことがわかりますね。正真正銘日本語のカタログです。


航続距離はカタログ値185km。但し、聞くところによると、実際にはエアコンを使用したり加速が多かったりすると100kmも走らなかったとか。


車重の増加分はほぼリチウムイオンバッテリーの重量。230kgは間違いなく影響しますね。


急速充電はCHAdeMO方式で右リアフェンダーに配置され、30分で80%を充電。普通充電200Vはボンネット内に配置。

せっかく日本発売に向けて作成したカタログは残念ながら夢と幻に終わりました(涙

ちなみにe-Golfのカタログも合わせてもらいました。表紙はほぼ同じつくり。e-Golfは発売が一旦白紙となったのですが、カタログも後の市販化の仕様と異なります。

今もし仮に、改良版のe-up!が日本で発売されていたならば、多少価格の上昇はあったとしても、ホンダeと良きライバル関係にあったかもしれません。

そういうことを考えると、e-up!は日本市場のコンパクトクラスのBEVに多大な影響を与えたのかもしれませんね。
Posted at 2021/12/13 23:43:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | ドイツ車 | 日記
2021年12月04日 イイね!

古き良きW123メルセデスに遭遇【2021.12】

先日片側二車線の国道車を走らせていたら、前を行く車の中に偶然にも3台のメルセデスが前後左右に並んでいるのに気付きました!

信号待ちで停まることができたので、ちょっと観察(^^;

1.右車線(追い越し)の前方のメルセデス

  ≪画像は拝借しました。≫
現行7代目Sクラス(W223)。
2019年登場のおそらくメルセデスの技術の粋を集めたフラッグシップモデル。豪華仕様ですよね。

最新のフラッグシップモデルということもあり、存在感は大きいですね。

2.左車線(走行車線)のメルセデス

  ≪画像は拝借しました。≫
3代目Cクラスセダン(W204)。
現行モデルからさかのぼること二世代前のCクラス。2008年にデビュー。

セダンとしてはメルセデスのロアモデルを担う重要な位置付けですね。

3.左車線(走行車線)のW204の後ろにつくメルセデス

  ≪画像は拝借しました。≫
ミディアムクラス(W123)。
1976年発売のかなり古いメルセデス。現代で言えばEクラスのご先祖にあたるモデル。

ということで、これらの3台のメルセデスが並ぶ姿はなかなか壮観であり圧巻であり、案外ない並びかもしれません。

同じメルセデスというブランドでありながら、そのどれもがまったく方向性が異なるのも興味深いことです。

個人的に惹かれたのは、最新のSクラス(W223)ではなく、やはり何と言っても一番最後を行くW123。際立って光って見えました。

40数年前のデザインゆえ古さは否めませんが、そこは変に凝っておらず至ってシンプルなところは却って好感を持ちます。

  ≪画像は拝借しました。≫
何より、「最善か無か」と言われたこの時代のメルセデスは、現代のメルセデスには感じられない芯の強さのようなものが良いんですよね。素直にカッコ良いモデルだと思います。
Posted at 2021/12/04 23:30:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドイツ車 | 日記

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「@svx-407-c5 さん、チベットスナギツネに似せたのかってくらいに似ていますね(笑 LMに至ってはレクサスで一番儲けていそうです。儲けていそうです。価格設定も正しいのか怪しいですよね(-_-;)」
何シテル?   04/23 22:17
クルマ大好きです。日本車、ドイツ車、イギリス車、イタリア車、フランス車、スウェーデン車などなど。ブログではいろいろなことを記していて、時には違った切り口で記して...
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