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2015年10月27日 イイね!

ユーノス版XMの簡易カタログ【1991年6月発行】

この記事は、ユーノスのカタログについて書いています。

みんカラお友達のやんぢさんが先日ユーノス版XM本カタログについて取り上げてくださいました。私自身はユーノス版本カタログの持ち合わせがなかったことによるものでした。(※やんぢ様、この場をお借りしまして誠にありがとうございます。)

さて、やんぢさんにご紹介いただいたユーノス版本カタログは私自身実際に手に取って見たことがないのですが、写真で見る限りでは、あまりに豪華なもので、まさに写真集のようなつくり。

やんぢさんのブログから引用させていただきます。

>サイズは西武自動車販売のと同じ。
>LPレコードジャケットの一回り小さいくらいを想像していただけばいいと思います。
>中央のエンブレムは、印刷ではなく立体エンボス加工がされています。


西武自販版カタログと同サイズとのことなので大きさは察しがつきました(笑  また、西武自販版がのっぺりとした表紙なのに対し、ユーノス版は表紙が立体のエンボス加工だそうで、表紙からして全然違うつくりであることがわかります。

続いて・・・

>これが、西武版の28ページを大きく上回る全54ページという、日本でのシトロエンカタログとしてはとんでもないページ数。。

ほぉ、何とページ数が倍もあるとは! 同じXMのカタログなのに、販売チャネル(インポーター)が違うだけでページ数まで違うとは。こんなところに、インポーターのやる気の差を感じる・・・と言ったら言い過ぎでしょうかね。

さて、私はユーノス版XMカタログを持っています、一応は。ただし、残念ながら記しているとおり小冊子のような簡素なつくりのカタログ。

左がユーノス版簡易カタログ(総14ページ)で、右が先日ご紹介した西武自販版本カタログ。

これをご覧になっておわかりになるかもしれませんが、当時のユーノスチャネルで取扱いだったロードスターやコスモ、500、プレッソなどの簡易カタログと同サイズの同じつくりのモノ。ユーノスでは統一されていたのかもしれませんね。

やんぢさんがご紹介された豪華版の後にご紹介するのはいささか気が引けますが、記録として残しておきます。


『アクティブセーフティのコンセプトから生まれた 仏の最高級インテリジェント・サルーン。シトロエンXM。』

XMに関する能書きが書かれてあります。下には「selected by EUNOS」という表記が見られますね。



「XM」グレードのインテリア。ベロアシートは座り心地が良さそうです。


やんぢさんのユーノス版本カタログにもあった「月とXM」の一枚(笑

ここからは写真だけで。




これは装備紹介のページ。

簡素カタログだとページ数も限られてしまうので、装備のカットはかなり割愛されているのでしょうね。

グレード紹介のスペース。

「XM」グレードには「アルミホイールはショップオプション」という記載があります。(赤い丸字で囲んでいます)

これについて、西武自動車販売社の歴史をカタログから紐解いてみる・・・その14 で記したところ、西武+自動車さんから次のようなコメントが寄せられました。

>「XM」の西武自販版とユーノス版の違いはアルミホイールが西武自販版は標準で、10万円安いユーノス版はショップオプションとなり、

同じ「XM」グレードでありながらインポーターが違うことによって装備が違うという、不思議というか異常な?事態が起きていました。

装備の諸元表です。

「XM-X」がサンルーフOP.扱いなのもユーノスと西武自販との違い。あとこれを見ていて気付いたのですが、LHDとRHDはパワステのタイプも異なっていたのですね。

やんぢさんのコメントから・・・

>色展開は西武とユーノスではちょっとした違いがあったようです。

ということで、挙げるまでもありませんが、念のため。

こちら↓はユーノス版簡易カタログ(1991年6月発行)


一方、こちら↓は西武版本カタログ(1990年10月発行)


実際に小変更があったかもしれないので一概には同時期とは言えませんが、たしかにカラーラインナップが異なっていたようですね。しかも、ユーノスにはあるのに西武自販にはないカラーまであったとは。

最後にやんぢさんのコメントより・・・

>ユーノスは日本のシトロエン史上で見ると、あだ花というか黒歴史というか、今となっては残念な存在ですが、カタログの豪華さでは西武のかなり上を行っていたと思います。

当時世はまさにバブル景気。マツダは輸入車販売を本気でやっていくのかと思いましたが、シトロエン販売の撤退はあっけなかったでしたね。ユーノスチャネルで購入したシトロエンオーナーにとって信用問題にも発展し、シトロエンに対する印象まで変わったオーナーも多かったことでしょう。

マツダはカタログのつくりではやる気を見せていただけに、何とも残念ですよね。
Posted at 2015/10/27 22:00:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | フランス車カタログ | 日記
2015年10月23日 イイね!

西武自動車販売社の歴史をカタログから紐解いてみる・・・その14

西武自動車販売社の歴史をカタログから紐解いてみる・・・その14前回のシリーズ その13 ではXM初期型を取り上げました。記していたら細かなところまでボリュームが増えてしまったので、一旦とめたわけです。今回はその続きから。

さて、1990年販売開始のハッチバックから3年後の1992年にはブレークが追加販売されました。XMはラージクラスでありながら珍しいハッチバックを採用。

積載性の高さは十分のはずなのですが、これをさらに上回る積載量を誇るブレークを設定するのは前衛的なシトロエンらしさでしょう。

フラッグシップモデルにステーションワゴンというのは当時のライバルルノー25にもなかったので、他に類があまりなかったのではないでしょうか。

ここでご紹介するのは1992年11月発行のカタログ。

このカタログには表紙に書かれてありますが、「ブレーク」と「XM-S」が掲載されています。まずはブレークから。



『独創の脚と豊かな装備品。行動半径が一段と大きくなる。』

説明書きによると・・・

『休暇には遠出をするから。ウィークエンドには家族が揃って乗るから。だからこそセダン以上の高級エステートワゴンが欲しい。この考えから誕生したXMブレークです。(~後略~)

ウィークデイは仕事に使い、ウィークエンドには家族の移動の相棒として使うことを想定して生まれたのがXMブレークなのですね。

カタログから。

リアシートを倒してフルフラットの状態にすると広大なスペースが出現。カタログには細かな寸法の記載はありませんが、大の大人二人がゆったりと寝られそうなスペースでしょうね。

ところで、ハッチバックとブレークの寸法ですが・・・

 ハッチバック: 全長×全幅×全高=4,710×1,795×1,395mm
 ブレーク: 全長×全幅×全高=4,965×1,795×1,465mm

全長はブレークの方が255mm長いですね。ホイールベースは2,850mmで共通なので、延ばされた分はそのままラゲッジスペースに充てられたということでしょう。

さて、先のカタログ。続いては、「XM-S」グレードの紹介。

『ここにも独創の美しさと技術。身近になったシトロエンXM.。』

シリーズその13でも取り上げましたが、日本販売開始時は「XM-X」、「XM」の2グレード体系。しかし、フラッグシップゆえ高額なのがネック(価格については後ほどご紹介)。

当時のXMの販売事情はわかりませんが、西武自販が想定したほどの目標台数には及ばなかったのでしょうか。さらなる第三のグレードが追加設定されました。それがこの「XM-S」というグレード。

「XM-S」は上のキャッチコピーにある「身近になった」というのがキーワードのグレードというわけです。

カタログ写真の拡大。

カットの説明文にはあまり意味のない言葉が書かれてありますが、私がもっと注目したいことはシート生地。

最上級グレード「XM-X」はフルレザー。「XM」はベロア。そして、「XM-S」はファブリック! グレードが下がるごとにシート材質もそれなりになっていきますが、ファブリックが一番座り心地が良さそうです。

もう一つカタログ写真の拡大。

『フルホイールキャップ(日本仕様)』

このシンプルなデザインに萌え♪ XMにはこのフルホイールキャップが一番似合っている気がします。

サイドからみたフルホイールキャップ装着車の画像見つけたので貼っておきます♪ やっぱり似合うなぁ。

ここで総括。XM3グレードの装備の大まかな違いです。

■XM-XとXMの違い(以下装備が「XM」には非装着)
・ボディ同色バンパー
・ボディ同色サイドプロテクター
・ボディ同色ドアミラー
・電動ガラスサンルーフ
・フルレザーシート 
(→ ベロア生地に変更)

・サイドサポート
・電動ハイトアジャスト機構付フロントセンターアームレスト
・ウッドパネル
・フルオートエアコン 
(→ オートエアコンに変更)
・本革巻きステアリングホイール


■XMとXM-Sの違い(以下装備が「XM-S」には非装着)
・フロントフォグランプ
・ベロアシート  (→ファブリック生地に変更)
・電動アジャスト機構付フロントシート
・高さ、角度調整付リアヘッドレスト
・インフォメーションディスプレイ
・ドアアームレスト内蔵ポケット(フロント・リア)
・ボンネット開閉連動エンジンルームランプ
・ステアリングリモコン
・暗証コード式盗難防止装置
・ドライブコンピューター
・ABS
・6J-15インチアルミホイール


こうして見ると、絶妙に装備が落とされているわけですね!

さて、ここに当時のシトロエンの価格表をご紹介します。モーターマガジン誌1993年5月号より。

参考として、ユーノスチャネルの価格も載せていますが、ここでは西武自販をご覧ください。
 XM-X(右/左ハンドル) 4FAT  642万円
 XM(右/左ハンドル)   4FAT  550万円(XM-X比マイナス92万円)
 XM-S(右/左ハンドル) 4FAT  479万円(XM比マイナス71万円)

さすがはシトロエンのフラッグシップモデル。高額なのは言うまでもありませんが、装備の内容からみれば、真ん中グレードのXMが優れているのかもしれません。

テーマから逸れますが、価格表を眺めていると興味深いことがわかります。これはよく言われていたことですが、ユーノスと西武自販とでは同じグレードでも価格に開きがありますね。

XMはユーノスが540万円なのに対し、西武自販が550万円。この10万円という価格差は装備のなのでしょうけれど、いったい何だろう。また、XM-Xはユーノスではサンルーフレス仕様も選べたのですね。

最後は1993年の輸入車ガイドからシトロエン・ジャポンのカラー広告をご紹介して閉めます。


実はこれを見るまで気付きませんでしたが、この当時すでにシトロエン・ジャポン(右下に表記あり)は設立されていたのですね。

調べてみたら、1990年から1998年までの9年間、フランス・シトロエンと西武自販とマツダの3社によって設立された会社として、第一次の「シトロエン・ジャポン」が存在していたのですね。このあたりについては改めて記してみたいと思います。

実はこの後は1994年にフェイスリフトが行われ、インテリアを中心に変更されました。ネーミングはXMからXmへ。細かな違いですが、大きな違いかもしれません(^^)v

フェイスリフト後カタログは保有していますが、初期型カタログがあまりにもインパクトありすぎて見応えはないように思います。なので、特にあえてご紹介はせず、XMはこれにて2部作で終わりです。しかし、西武自販ネタはまだまだ続きますが(^_^.)

  つづく
Posted at 2015/10/23 21:00:53 | コメント(3) | トラックバック(0) | 西武自動車販売社関連 | 日記
2015年10月13日 イイね!

西武自動車販売社の歴史をカタログから紐解いてみる・・・その13

西武自動車販売社の歴史をカタログから紐解いてみる・・・その13不定期更新のこのシリーズは数えること第13弾。西武自販の歴史はシトロエンの歴史でもあり、シトロエンは永きに亘り多くのモデルを取り扱ってきました。今回はXMを取り上げます。

ご存じXMはシトロエンのフラッグシップモデル。1989年まで製造されたCXの後継モデルとして、同年1989年発売されました。

このブログではXMに関する詳細な仕様については、ご覧の皆さんの方がより詳しいでしょうし、テーマから逸れるので触れません。

さて、ここにあるのは日本発売時1990年10月発行のカタログ。

シックな仕上げのシンプルなつくり。総ページ数28ページの分厚いカタログ。立派です。

1ページめくると・・・

『20余年の信頼と実績。シトロエンのニュー・フラッグシップカーXMも私たち西武がお届けします。』

前年の1989年からシトロエンの販売チャネルは西武自販だけでなく、マツダのユーノス店でも販売開始しました。西武自販としては永年取扱ってきた実績をカタログで最大にアピールしているわけですね。



『革新。それはいつもシトロエンから始まる。』

詳細な説明を読んでみると・・・
『モータリゼーションの発展のなかで、シトロエンほど多くの革新とデザインを提唱したメーカーは他にない、といっても決して過言ではないでしょう。(~中略~)つねに革新を求めるシトロエン。シトロエンを超えるのはシトロエンだけ、です。』

シトロエンは常に革新を求められ、自ら課しています。過去の繰り返しや他の真似を決してすることはせず、誰もやらないことをするのがシトロエンでしょう。



『機能的だから価値がある。ベルトーネの「美」。』


巨匠ベルトーネが手掛けた傑作でもあるXM。サイドからの眺めはとても美しいと思います♪



まるで写真集のようなつくりの豪華なカタログ。眺めていても飽きません。インパネ周りは機能美に優れていますし、フルレザーシート内装はフラッグシップにふさわしいもの。



『すべての快適性はこのシートから。ヨーロッパの味。』

説明書きを読んでみると・・・
『一般的にヨーロッパ車のシートは国産車のシートと比べて少し固いといわれています。シトロエンXMのシートも決して例外ではありません。しかしこの固さこそが、幾世期にもわたって「椅子の文化」を育ててきたヨーロッパの味であり、また長時間運転でも疲れさせない秘訣でもあるのです。(~以下略~)

ヨーロッパのメーカーはシートに対して信念をもってつくりには拘っています。もちろんフランス車も然り。フラッグシップであるXMはシートに対してかなりのコストを掛けて開発したことでしょう。

日本販売当初はグレード体系が廉価グレードの「XM」と上級グレードの「XM-X」の2つ。残念ながら、本カタログには廉価グレード「XM」が一切載っていません。なぜなのだろう、量販グレードはやはり「XM-X」なのでしょうか。

ということで、本カタログをあきらめて西武自販の総合カタログから。

当時のシトロエンはXMの他にAXとBXだけというラインナップでした。
XMのページ。



ありました、「XM」グレード。

一見するとグレード間に差はなさそうですが、本カタログを眺めていたら装備には大きな違いがあります。恐るべしXM、奥深いですね。

そのあたりのことなど記してみようと思うのですが、長くなってしまいました。他にまだ書き足りないですし、今回はこの辺で。

  つづく
Posted at 2015/10/13 21:05:57 | コメント(3) | トラックバック(1) | 西武自動車販売社関連 | 日記
2015年10月12日 イイね!

高速道路で遭遇した事故から思ったこと

先日、高速道路を走行中のこと。私がこれまでに経験したことのない接触事故を目の当たりにし、とても恐ろしい思いをしました。

啓発するためにも、皆さんにもぜひ知っていただきたいと思い、記しておきます。ただし、写真はないので、拙い文章からイメージしていただければ幸いです。

私が運転するDS4は走行車線を90~100km/hで走行中。そのはるか前方(目測でおよそ100mから200m先)をトヨタ・タウンエース(orライトエース)ノアのバン(以下、「ノア・バン」)が走行車線をほぼ同じ速度で走行しています。

私が運転をするDS4とノア・バンの間には走行車線と追越車線合わせると6~7台ほどが走行しています。私が走行車線を走っていると、トヨタ・ウィッシュがゆっくり追い越していきました。

ノア・バンまでの区間を特に何の問題もなくずっと追越車線を走行。

ところが、そのウィッシュがノア・バンの後ろに来たあたりから、追越車線から徐々に走行車線へ車線変更しようかとする行動が見えました。その後、よく見てみると、走行車線と追越車線境にある白線を完全に跨いでしばらく走行しています。

そのときは、怪しい走り方をする車がいるなという程度の認識しかありませんでした。白線を跨いで走行する時間があまりにも長いのでおかしいなと思っていたら、事故は起きました。

なんと、前方を走っていたノア・バンがスピンしているではありませんか。その瞬間、ノア・バンの後ろを走っていた6台前後の車はすべて衝突を避けようとブレーキを掛け、ハザードランプを出しています。

私も危ないと感じブレーキを踏み、同時にハザードランプを出して、後続車に対して異常事態を知らせました。

このときに怖いのが、後続車からの追突。幸いスピンしている箇所までは距離はある程度確保されています。問題はDS4の後続。追突されるのではないかとヒヤヒヤしたのは言うまでもありません。

幸いにして後続車のほとんどが異常に気付いてくれたおかげで、追突は回避されました。

その後、前方を見やると、ノア・バンはスピンが収まってようやく止まったのですが、運の悪いことに追越車線のガードレール付近で車線をふさぐ体勢で停止してしまいました。横転はしませんでした。

ノア・バンのドライバーさんがとった行動として、追越車線から走行車線を通り超えて路肩まで自力で移動させて停車させていました。たぶん、このドライバーさんとしては、二次被害を起こさないよう、おそらく必死だったのだと思います。

その後、私がノア・バンの横を通り過ぎたとき、ドライバーさんは意識ははっきりしていた様子でしたが、怪我をしていないのか、その後は大丈夫だったのかなど、今となっても気になって仕方がありません。

今回目撃した事故から感じたことを記しておきたいと思います。いくらハンドルを握るドライバーが事故を起こさないという意識を持っていたとしても、今回のように思いも寄らないところから突っ込まれるケースもあるのだということを改めて知らされました。

もし、ノア・バンのドライバーさんが事故によって意識を消失していたら、追越車線に停まったままでしょうし、横転していたら動きようはありません。車外へ放り出されるということだって考えられます。この状況であれば、運が悪ければノア・バンに後続車が衝突するということも考えられます。

今回の事故の場合は私が見た限りでは、幸か不幸かノア・バンとウィッシュの2台だけの事故で回避できたように見受けられました。

高速道路に限らず、一般道路でもハンドルを握る限りは、いくらドライバー自身が気を付けていても、事故に遭うか、事故を起こすかはわかりません。

最後に。このブログを見ていただいた皆さんには、こうしたケースの事故があることを理解していただければと思います。ハンドルを握る際には周囲に気を配ることで、少しでも未然に事故が減ればという思いからブログに記しました。

ところで、怪しい走行をしていた件のウィッシュ。そのときはアッという間の出来事で考える余裕もなかったのですが、後になって振り返ってみて、もしかしたら居眠り運転ではないかと考えられます。何らかの状態で前方不注意のまま、ノア・バンの右後ろに接触し、スピンしたのではないか。推察にしか過ぎません。

秋の行楽シーズンで紅葉真っ盛り。ハンドルを握る機会は増えます。とにかく気を引き締めたいものです。
Posted at 2015/10/12 00:57:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | 交通 | 日記
2015年10月10日 イイね!

やっぱり発売されたC4ピカソ発売一周年記念モデル

やっぱり発売されたC4ピカソ発売一周年記念モデルC4ピカソは昨年2014年10月25日に国内で販売を開始しました。ただし、実際には大人の事情で販売開始は遅れましたが(^_^;)

ご存じ現行は2代目。初代C4ピカソのコンセプトでもある「VISIOSPACE(ビジオスペース)」コンセプトはそのまま2代目へも引き継がれています。ライバルは数あれど、開放感では他を寄せ付けてはいないでしょう。

この日本において、初代と現行2代目との大きな違いは、2代目には5シーターがラインナップに加わったこと。初代にも5シーターはありましたが、ヨーロッパにはあったものの日本へ正規で導入することはありませんでした。

現行2代目発売一年というタイミングで特別限定モデルが販売となりました。発売は本日10月10日から。まずはインポーターのプレスリリースから。

シトロエン「C4 Picasso 1st Anniversary」を限定発売    2015年9月30日

プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:クリストフ・プレヴォ)は、シトロエンのMPV(マルチ・パーパス・ビークル)、5シーターの「C4 Picasso」ならびに7シーターの「GRAND C4 Picasso」の発売1周年を記念した特別限定車、「C4 Picasso 1st Anniversary(ファースト・アニバーサリー)」を10月10日より全国のシトロエン ディーラーネットワークにて発売いたします。

シトロエン「C4 Picasso 1stAnniversary」には下記の特別仕様がなされています。
1. ハーフレザーシート
2. 助手席電動カーフレスト
3. フロントアクティブランバーサポート
4. 大型ヘッドレスト(フロント/2列目シート)
5. 電動テールゲート
6. 5シーターにも17インチアロイホイールを装着
7. 限定車専用カラー、ブルー キャノスを設定
8. メタリックペイント料金


特別装備の内容を見ていると、カタログモデルとは差別化を図ったよくありがちな装備品が並びます。

2.助手席電動カーフレスト

カタログモデルにはないもので、長距離移動には足を休めるためにはいい装備かもしれませんね。

4.大型ヘッドレスト(フロント/2列目シート)


実はカタログモデル受注生産扱いのツートーンナッパーレザーシート(約40万円)↓と同じ形状のヘッドレストです。


一方、こちらはカタログモデルのヘッドレスト↓↓

追突(衝突)時に頭を保護するための設計なのかもしれませんね。

5.電動テールゲート
両手に荷物を抱えて・・・というシーンであれば欲しい装備でしょう。将来的にカタログモデルに採用となりそうな装備かもしれませんね。

7.限定車専用カラー「ブルーキャノス」

初代C4ピカソを所有していた者として、限定車専用カラーとしてブルーキャノスが復活したことはちょっとした感動を覚えました。初代にはカタログモデルとして選べたボディカラーです。派手すぎず、落ち着いて、シブいボディカラーだと思います♪

ところで、プレスリリースを読み進めてみると興味深いことが書かれてあります。

「C4 Picasso」は昨年10月に7年振りのフルモデルチェンジを経てデビューしたシトロエンのモノスペースで、発売以来順調に販売を推移し、ブランド全体の約3分の一の登録台数を占める人気モデルとなりました。モデル別では7シーターが約70%と人気で、ファミリー層はもちろんのこと、その個性的なデザインから5シーターとともにライフスタイルにこだわりを持つ幅広い層からも支持を得ています。

「ブランド全体の約3分の一の登録台数を占めるモデル」とは、DSブランドを除いたという理解ならば、健闘しているのでしょうね。

また、「7シーターが約70%」という表記。発売時に言われていた「50:50の販売比率は徐々に7シーターが増えるだろう」という読みは大方の予想どおりと言えるのでしょうね。

ということで、この特別モデルは170台限定なのですが、その内訳は7シーターが120台なのに対し、5シーターは50台。販売比率は7:3で、やはり7シーターは70%でした(^^)


ところで、C4ピカソ1stアニバーサリーはこれが初めてではありません。ご存じの方も多いと思いますが、初代にも同じように発売一周年記念モデルがありました。当時のプレスリリースから。

シトロエン、特別仕様車「C4ピカソ 1st Anniversary Edition」を発売  2008年7月15日

プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:ティエリー・ポワラ)は、シトロエン C4ピカソの発売1周年を記念した特別仕様車を、7月22日(火)より全国のシトロエン正規ディーラーにて販売を開始します。

今回発売する特別仕様車「シトロエン C4 ピカソ 1st Anniversary Edition」は、人気グレードである「C4ピカソ2.0 エクスクルーシブ(6EGS:6速エレクトロニックギアシステム) グラスパッケージ仕様車」をベースに、数々の特別装備品が採用されています。


エクステリアカラーは、専用ボディカラーとして「ショールージュ」を設定、内装は高品質なアルカンタラインテリア(色:グレー)を採用しました。他装備品として、グラスパッケージ(電動サンブラインド付パノラミックガラスルーフ/2列目3列目ティンテッドガラス/ラミネーテッドサイドウインドウ)、フロントパワーシート(運転席メモリー機能付)、フロントシートヒーター、18インチアルミホイールが採用されています。

ベース車両は、2Lエクスクルーシブ 6EGS。車両販売価格は362万円。一方、この記念モデルは410万円と、ベース車両よりも48万円高の設定でした。装備内容をみれば納得ですが、当時としては破格の価格設定でしたね。また、40台限定という台数設定は絶妙だったのかもしれません。

また、「ショールージュ」というボディカラーは派手すぎないとても落ち着いたワインカラーで美しいボディカラーです。後にも先にもC4ピカソはおろか他のシトロエンモデルにも設定はないボディカラーというのも希少性の高さがあります。

ところで、個人的には初代C4ピカソが発売一周年記念モデルを発売した例があったので、現行2代目にももちろん設定されるだろうと思っていました。今回の記念モデルは価格アップを44,000円から59,000円にとどめていますが、それはPCJの企業努力もあったでしょうが賢明な判断だと思います。
Posted at 2015/10/10 22:55:33 | コメント(7) | トラックバック(0) | シトロエン | 日記

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「@svx-407-c5 さん、チベットスナギツネに似せたのかってくらいに似ていますね(笑 LMに至ってはレクサスで一番儲けていそうです。儲けていそうです。価格設定も正しいのか怪しいですよね(-_-;)」
何シテル?   04/23 22:17
クルマ大好きです。日本車、ドイツ車、イギリス車、イタリア車、フランス車、スウェーデン車などなど。ブログではいろいろなことを記していて、時には違った切り口で記して...
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